モラトリアム・シアターproduced by腕貫探偵 の商品レビュー
うーん、面白い展開になるまでが長い。解説の解説者の言うとおり、最後の最後まで裏切られっぱなしでした。
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☆あらすじ 気弱でマザコンでシスコンのおぼっちゃんミツヲは、お嬢様女子校の英語講師として半ば無理矢理就職することになった。 その学校で旧知の女性と偶然再会し、そういえば昔彼女と何かあったようなと思いだしかけるのだが……しかし、大きなトラウマを負っているらしく、具体的には思い出せな...
☆あらすじ 気弱でマザコンでシスコンのおぼっちゃんミツヲは、お嬢様女子校の英語講師として半ば無理矢理就職することになった。 その学校で旧知の女性と偶然再会し、そういえば昔彼女と何かあったようなと思いだしかけるのだが……しかし、大きなトラウマを負っているらしく、具体的には思い出せない。 自分の記憶に自信が持てなくなってきたミツヲは、教員の妻たちの連続殺人事件に巻き込まれていく。 ☆感想 深く考えないで、設定と叙述トリックの妙を楽しむのだ!(笑) 面白かったけど、腕貫探偵がちびっとしか出てこないのが寂しい。
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腕貫探偵きたー! 時間軸が交差していておもしろい。 探偵自体がほとんど出てこない、というのもらしいな。
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腕貫探偵シリーズ。 信用出来ない語り部、タイトルの意味、最後まで読んでなるほどと思わされる。 主人公の住吉ミツヲは前作で登場したユリエの兄ということであったが、住吉家はキャラが濃いなぁ。 母のコネで就職した学園での連続死、その最有力候補がミツヲ。鍵を握るのは、魔性の女と噂される事務員:標葉。 自称女子高生探偵:遅野井愛友やその叔母であり大富豪探偵でもある月夜見ひろゑなどの登場と共に物語は入り乱れていく。 結末からすると、とても茶番なわけだけど。 可愛い女子高生と親公認の仲になれるとか、その点についてはミツヲが羨ましいな。
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今回の主人公はユリエさんの兄。物語上仕方ないんだろうけど、記憶があやふやすぎるし、キャラはイマイチな感じ。二巻のテイストで腕貫さんが活躍する話がみたいな。
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女子高で連続殺人が起こり、住吉ミツヲは血まみれの包丁を握って被害者のそばで倒れていた。自分が犯人なのか分からないまま逃げていると、犯人が捕まったというニュースが。それは意外な人物だった。 この作者は学園ものの方が面白い。理由は良く分からないが人が良く動いている気がする。そして記憶...
女子高で連続殺人が起こり、住吉ミツヲは血まみれの包丁を握って被害者のそばで倒れていた。自分が犯人なのか分からないまま逃げていると、犯人が捕まったというニュースが。それは意外な人物だった。 この作者は学園ものの方が面白い。理由は良く分からないが人が良く動いている気がする。そして記憶にまつわる話も。 ストーリーは良くも悪くもアクロバチィック。嫌いではないし、非常に面白く読む事が出来た。
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冒頭で出ていたことがすっかり頭から抜け落ちていました。 なんであんな大事なことを… してやられた
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腕抜探偵氏、出番少ないよなぁ、 と思っていたら、見事にしてやられた(笑) タイトルがああだから、活躍しないわけが ないと思っていたのだ。 最後の最後、タイトルの意味が見事に活きて、 にんまり。 終盤、殺人の容疑をかけられたミツオが 匿われたのは、インチキっぽいと思った。 だって、TVが1チャンネル、それも地元の局しか 見られない上に、外部との接触をさせなさすぎだもの。 でも、その目的は、私が思ったのとはまるで違ってた。 はめるためじゃなかったのね。
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シリーズキャラ夢の共演。いつもの西澤節(いろんな意味で)が堪能できるので、文庫書き下ろしということもあってお得に楽しめた。
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腕貫探偵は ほんのちょっとだけしか出てこないけれど、 相当なスパイスであった。 改めて思い返せば 裏でずーっと見てる感じで、 まさしく「produced by腕貫探偵」。 登場人物はみんな濃い人達で 殺されちゃう被害者も濃い人で 主人公のミツヲが一番ゆるゆる。 しかも、肝心のことを記憶してない記憶障害だなんて。 うむ、ある意味私みたい~ どうでもいいことは覚えてんだけどなぁ。
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