世界でたったひとりの子 の商品レビュー
老化防止薬が開発され、人々は若い肉体を保ったまま100年、200年と生きられるようになった。 その代わり、ほとんどの人から生殖機能がなくなり、子どもは貴重な存在に。 主人公タリンは、保護者?ディートに連れられ、子どもとのひとときを提供して歩く。 子どもの外見を一生維持できる、PP...
老化防止薬が開発され、人々は若い肉体を保ったまま100年、200年と生きられるようになった。 その代わり、ほとんどの人から生殖機能がなくなり、子どもは貴重な存在に。 主人公タリンは、保護者?ディートに連れられ、子どもとのひとときを提供して歩く。 子どもの外見を一生維持できる、PPという手術を受けるようしきりに求められるタリン。 タリン自身が求めることとは。 長く生きたらそれだけ幸せなのか、 老いないことは幸せなのか、 考えさせられる作品。 10代〜20代の人に特におすすめしたい。 何が幸せかって、分からないまま何となく日々を過ごさないために。
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設定が面白そうと思い読んでみたけど、少し児童文学に近いのかな、、あまりハマらなかった。 学生時代に読みたかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
老化防止薬が開発され、外見は老いることなく、人々は長い時を生きることが出来るようになった世界。 自然の摂理か、神が与えし罰か、それに伴い子供が生まれなくなり、貴重な存在となっていく。 大人の都合に振り回され、自分の意思を認めてもらえず、人としてではなく、物としての価値でみられる人生に、もがき苦しむタリン。 読んでいて辛かったがラストに救われた。 大人になることも、老いることも、受け止め、愛しめる人生を歩めれば。。。と感じさせてくれた作品だった。
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あいかわらず、いろいろなことを考えさせてもらえる 「老いるということ」 「老いることを無くすということ」 「希望を持つということ」 「絶望に陥ってしまうということ」 「生きるとはどういうことなのか」 「生きる証とはどういうことなのか」 「切なさ という感情」 「哀しみ という感情...
あいかわらず、いろいろなことを考えさせてもらえる 「老いるということ」 「老いることを無くすということ」 「希望を持つということ」 「絶望に陥ってしまうということ」 「生きるとはどういうことなのか」 「生きる証とはどういうことなのか」 「切なさ という感情」 「哀しみ という感情」 人は物語を欲する動物である シアラーさんの作品を読むたびに思うことです
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タリンがかわいかった。タリンが恐怖におののく時は私も不安になった。 すごくかわいそうだったけど、ネタバレ 最後には、お父さんが見つかって家族と再会出来て、自然と笑うことができてよかった。
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作者は外国の方なのですが、訳者さん(金原瑞人さん)が翻訳がうまいため、外国小説特有の読みづらさはなく、久しぶりに落ち着いて楽に読める児童書に出会えました。レーベルは児童書じゃない気もしますが、この読みやすさ、小学校高学年~向きだと思いました。
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作者は外国の方なのですが、訳者さん(金原瑞人さん)が翻訳がうまいため、外国小説特有の読みづらさはなく、久しぶりに落ち着いて楽に読める児童書に出会えました。レーベルは児童書じゃない気もしますが、この読みやすさ、小学校高学年〜向きだと思いました。
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中学の頃読んだ。こどもであることの価値とか、本当の家族を探したりだとか、見かけだけのこども達だとか、寂しくて切ない。だけど読後は陽だまりのような温かさを感じました。
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設定がよい。 少年の気持ちが、すなおで、よわくて、でも走って、がんばっていて、いいなぁと思った。 キネーンが役不足というか、描写になんとなく不満。 猫が例えや何かにちょいちょい出てくるのが興味深い。 それにしてもシアラー、懐かしい。
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