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ありがとう3組 の商品レビュー

4.2

27件のお客様レビュー

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2019/04/23

小学生にも読めるように分かりやすく書いてあるにもかかわらず、答えのない考えさせられる内容が散りばめられている本でした。 ほんと、教育は答えが無いように思います。

Posted byブクログ

2019/03/03

乙武洋匡さんの小説『だいじょうぶ3組』の続編の『ありがとう3組』。6年生となった児童たちと赤尾先生の絆を描いた心温まる作品。 6年生になり転校してきた発達障害の男の子泰示くんがクラスをかき乱します。 この作品は2012年ぐらいの本ですので、今ほど学校現場にも発達障害の理解がな...

乙武洋匡さんの小説『だいじょうぶ3組』の続編の『ありがとう3組』。6年生となった児童たちと赤尾先生の絆を描いた心温まる作品。 6年生になり転校してきた発達障害の男の子泰示くんがクラスをかき乱します。 この作品は2012年ぐらいの本ですので、今ほど学校現場にも発達障害の理解がなかったかもしれません。もちろん当時も発達障害に関しては色々な情報が出回りだしていたとは思います。 赤尾先生は手足がありません。ハンディキャップのある先生ですから、できないことがたくさんあります。でもそれ以上にしてあげられることもあるんですね。 学校というところはどういった場所なのでしょうか。誰しもが安心して、楽しく通える場であることが第一だと思います。かと言ってそれを乱すような出来事があったとしてもそれは未熟な精神から仕方のない事かもしれません。 本文中にもありましたが、教育とは『教え』、『育む』ものなのです。この『育む』という部分がこれからの教育に求められる部分ではないでしょうか。教育は今まで『教える』ということにばかり重点が置かれて来ました。それが必ずしも悪いことだとは言えません。実際にそのおかげで日本は戦後から復興してきたのですから。でもいつまでもその成功体験に引きずられている現実からは卒業すべきです。 赤尾先生のように特殊な事情を抱えた人たちばかりが教員ではありません。でも一人ひとり違ったアプローチの仕方があるはずです。 教員の働き方問題やブラック部活動、不祥事など様々な問題を抱える教育界ですが、一番に考えられるべきは子どもたちの未来です。赤尾先生のような教育者があふれますように・・・

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2018/10/09

映画化される「だいじょうぶ3組」の続編。6年生になったクラスに転校してきた児童の絡むエピソードで発達障害についても考えさせられる。映画見たいし見せたい。

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2015/12/03

6万部を超えたヒット作「だいじょうぶ3組」の続編です。著者乙武洋匡が教員として3年間を過ごした著者自身の経験をヒントに、感動の1年間を描いた小説。大人にも子供にもおすすめの一冊です。

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2015/08/04

夏休み 子どもの 読書感想文候補で この本を 読んでみました。もちろん、「だいじょうぶ3組」も読みました。 第三章「百三十円のメッセージ」の 赤尾先生の お母さんの言葉に じーーんと きました。

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2015/06/07

赤尾先生と6年3組の一年。本当に感動しました。ずっと積ん読していたのですが、後半一気読み。涙が止まりませんでした。 自分の子供たちと重ねてしまうからか、度重なる事件に共感しましたし、解決の糸口を提示して貰えたようなところもありました。 昨今、子供を巡る様々な問題がとりだたされてい...

赤尾先生と6年3組の一年。本当に感動しました。ずっと積ん読していたのですが、後半一気読み。涙が止まりませんでした。 自分の子供たちと重ねてしまうからか、度重なる事件に共感しましたし、解決の糸口を提示して貰えたようなところもありました。 昨今、子供を巡る様々な問題がとりだたされています。何処に原因があるのか、もっと冷静に見つめなければならないし、親も教育現場も、地域社会も、色々な角度から支援ないし問題解決に当たらなければならないのだなと痛感。 子供は多感だし、日々成長しています。 私たち大人も、彼ら同様、成長していかなければ。そんな、前向きな気持ちにさせてくれる一冊でした。面白かった!

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2014/06/13

前作『だいじょぶ3組』が5年生で、こちら『ありがとう3組』が、6年生の話。 子供が正面から見てるんだから、大人こそ正面から子供に向き合う。 臭いものや面倒な事に蓋をしない。 でも一番大切なのは、心の底から人を愛する気持ち。 終始うるうる。 何とか堪えていたが、最終章“最後...

前作『だいじょぶ3組』が5年生で、こちら『ありがとう3組』が、6年生の話。 子供が正面から見てるんだから、大人こそ正面から子供に向き合う。 臭いものや面倒な事に蓋をしない。 でも一番大切なのは、心の底から人を愛する気持ち。 終始うるうる。 何とか堪えていたが、最終章“最後の授業”で一気に落涙。

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2013/12/31

転校生泰二は発達障害。泰二への考え方や支援、まわりの子どもへの理解を促すことなど、なるほどそんな伝えかたがあるのかと感じた。陽介の万引きや他のトラブルについても、子どもの話をよく聞いてから対応する姿勢、必要だ。

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2013/07/13

映画「だいじょうぶ三組」の原作を借りるつもりで間違って「ありがとう三組」を借りてしまいました。 が、「だいじょうぶ三組」よりこっちの方が面白いんじゃないかと思いました。 発達障害が疑われる児童が転校してきて、クラスは揺れ動きます。この子の障害を理解するということは、周りが我慢する...

映画「だいじょうぶ三組」の原作を借りるつもりで間違って「ありがとう三組」を借りてしまいました。 が、「だいじょうぶ三組」よりこっちの方が面白いんじゃないかと思いました。 発達障害が疑われる児童が転校してきて、クラスは揺れ動きます。この子の障害を理解するということは、周りが我慢するということと表裏一体だから。 担任(作中名は白石先生)の五体不満足は目に見えるけれど、発達障害は見えません。それどころか、我がままや怠けに見えてしまうこともありがちです。 何らかの診断が下っているなら『あの子は障害があるので』と線引きをすることができるという副校長に 「その判断をするのに障害名が必要ですか? その判断は他人任せにせず、現場のわれわれが行うべきなのではありませんか?」 と意見する白石先生。 自分が言われているようで、心に刺さりました。

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2013/07/03

6年生になった3組に転校生の泰示がやってくる。 しかし、泰示は自分に面白くない事があると、感情を爆発させて教室を飛び出していってしまうのだった。 赤尾先生は車椅子で泰示を追いかけるが……。 発達障害の子のための授業の工夫、ほかにも色々知りたかったな。

Posted byブクログ