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ありがとう3組 の商品レビュー

4.2

27件のお客様レビュー

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2012/12/31

今の小中学校がどんなは風か分からないんだけど、私が子供のころは今で言う発達障がいと思われる子は普通にいた。 そんな中でカバーし合い、助け合って行く事を学べると思うのだけど、 むしろこのような作品が必要とされていることは、残念なのかもしれないな。

Posted byブクログ

2012/12/11

乙武さんと同じように両手両足がない障害をもちながら小学校の教師になった赤尾先生が主人公の、さわやかハートフルストーリー。 舞台はどこにでもありそうな、小学校の教室。6年3組です。 ここで描かれていることは、教師として、本当に勉強になることばかり。 もろ手を挙げて推薦します。本当...

乙武さんと同じように両手両足がない障害をもちながら小学校の教師になった赤尾先生が主人公の、さわやかハートフルストーリー。 舞台はどこにでもありそうな、小学校の教室。6年3組です。 ここで描かれていることは、教師として、本当に勉強になることばかり。 もろ手を挙げて推薦します。本当に素晴らしい本です! 現実の教室で起こりうるさまざまな事件や出来事を、 背景となる登場人物の気持ちまでしっかりと掘り下げた上で 鮮やかに描いています。 それぞれの章の最後には最高の読後感。 学校教育に関わる全ての人たちに!

Posted byブクログ

2012/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『だいじょうぶ3組』の続編。 前作のテーマ『普通じゃないことの何がいけないのか』に加えて 『一般的に普通じゃないとみなされる人や物事を尊重すること』と その難しさについて描かれていたように思う。 発達障害児というある意味爆弾(失礼)を放り込まれたことで 子供たちが成長していく様が見事。 春菜さんのお父さんを説得しに行くくだりは微笑ましくも涙が出た。 前作のレビューに 『小学生でこういう先生に出逢えたら、幸せな大人になれる気がする』 と書いたけど こういう生徒に出逢えた赤尾先生も幸せなはずだと今作を読んで思った。 今回は紺野先生の存在が前作よりも大きかったと思う。 赤尾先生を諭す言葉には前作以上に重みがあった。 対照的に、前回歩み寄ったかなと思えた学年主任の青柳先生が 元に戻ってしまったというか頑なになっていたように見えたのが少し残念だった。 親子間でも、友達との間でも、 成長したからこそお互いの愛情を測り兼ねるもどかしさも描かれていたと思う。 それを教えてくれたのは転入生の泰示くん親子だった。 それと同時にこの親子が現在の社会における生き辛さも教えてくれた。 『だいじょうぶ3組』ほどじゃないけど 読み終わったらやっぱり頬がバリバリに固まっていた(爆)。 これもやっぱり人前で読めない(笑)。

Posted byブクログ

2012/11/16

ステキな話でした。 いろんな子がいて、それぞれに悩みや問題をかかえていて―。 スーパーマンでなくても、真剣に親身になって自分のことをみてくれる先生って、ステキです。胸が熱くなりました。 ただ、高学年にも読めないことはないだろうけど(いろいろ配慮はしてあるけど)、どちらかといえば、...

ステキな話でした。 いろんな子がいて、それぞれに悩みや問題をかかえていて―。 スーパーマンでなくても、真剣に親身になって自分のことをみてくれる先生って、ステキです。胸が熱くなりました。 ただ、高学年にも読めないことはないだろうけど(いろいろ配慮はしてあるけど)、どちらかといえば、大人向けかも。 小学生へは「オトタケ先生の3つの授業」の方をおすすめしたいかなぁ。

Posted byブクログ

2012/11/10

「だいじょうぶ3組」の続編であるこの作品は 小説としての完成度はどうでもいいと感じさせる作品だった 「チームバチスタの栄光」で 海堂尊が現代の医療のさまざまな問題について 世の中のあらゆる人々に知らせることに成功したように 「ありがとう3組」は開かれた学校と言いながら まだま...

「だいじょうぶ3組」の続編であるこの作品は 小説としての完成度はどうでもいいと感じさせる作品だった 「チームバチスタの栄光」で 海堂尊が現代の医療のさまざまな問題について 世の中のあらゆる人々に知らせることに成功したように 「ありがとう3組」は開かれた学校と言いながら まだまだ閉じられた学校という空間で 教師も子供ももがき苦しんでいる状況を たとえその一面にしか過ぎないとしても 世の中に一石を投じた作品だと思う と同時に教師は熱心になるあまり 見えていないことが多すぎる ベテランほどよけいに・・・ ベテランの教師こそ読むべき本だと思う

Posted byブクログ

2012/10/30

印象に残ったこと。 ①とりあえずやってみる。やってみなくちゃわからない。 やる前にゴチャゴチャ考えると、なにもしないで終わりがち……。 ②ほんとに言いたいことを言えないことが多い。 なにが言いたいか、自分でもわからないことも多い。 だよな〜。 ③親というものは子どもに期待す...

印象に残ったこと。 ①とりあえずやってみる。やってみなくちゃわからない。 やる前にゴチャゴチャ考えると、なにもしないで終わりがち……。 ②ほんとに言いたいことを言えないことが多い。 なにが言いたいか、自分でもわからないことも多い。 だよな〜。 ③親というものは子どもに期待するし心配する。それは自然な感情だけど、それが子どもへの干渉になってしまうと、「いかに子どもにとって迷惑であるか」。 干渉という霧がかかると、親が子どもに抱いている愛情が見えなくなってしまう。 子どもは「愛されてない」「生まれてきちゃいけなかったんじゃないか」「生きててイイノか」って本気で悩む。 愛してる、大事だよ、って時々でもいいから伝えてくれないといつの間にか「愛ゆえの」大きな溝ができちゃうよ……。

Posted byブクログ

2012/10/11

(今読んでるので後で編集するかも) 乙武さんの文章は難しくないので読むのも早いし、子供にも読みやすいと思う。 もし自分がクラスで浮いてるとか、友達ができにくいと思っている子がいたら読んでみるといいと思う。 今ちょうど関心がある発達障害についてのお話なのでこれからの展開が楽しみ。 ...

(今読んでるので後で編集するかも) 乙武さんの文章は難しくないので読むのも早いし、子供にも読みやすいと思う。 もし自分がクラスで浮いてるとか、友達ができにくいと思っている子がいたら読んでみるといいと思う。 今ちょうど関心がある発達障害についてのお話なのでこれからの展開が楽しみ。 読む時間が欲しい!

Posted byブクログ