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ライアの祈り の商品レビュー

3.9

30件のお客様レビュー

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2016/07/13

青森三部作の完結編。 青森という土地は何かしら神秘的なようなイメージがわたしのなかである。おそらくイタコのイメージが強い。 そのせいなのか世代を越えたり時代を超えてつながる物語り。森沢作品は読んでいて安心。安定の読後感。 ○世の中には物理的な事象だけがあって感情はすべて後付けな...

青森三部作の完結編。 青森という土地は何かしら神秘的なようなイメージがわたしのなかである。おそらくイタコのイメージが強い。 そのせいなのか世代を越えたり時代を超えてつながる物語り。森沢作品は読んでいて安心。安定の読後感。 ○世の中には物理的な事象だけがあって感情はすべて後付けなのだ

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2015/03/07

津軽百年食堂シリーズ最終話。ファンタジーの要素を盛り込んだ作品になっているので、これまでの話とは毛色が変わっている。私はファンタジーも読むし、この作品では比喩としてこういう手法を選んだのかなと思い、特に抵抗はなかったけど、別の話が交互に入っているので、頭が切り替えにくいときはあっ...

津軽百年食堂シリーズ最終話。ファンタジーの要素を盛り込んだ作品になっているので、これまでの話とは毛色が変わっている。私はファンタジーも読むし、この作品では比喩としてこういう手法を選んだのかなと思い、特に抵抗はなかったけど、別の話が交互に入っているので、頭が切り替えにくいときはあった。(短い時間を使って切れ切れに読んでいるので・・・) それでも、ラストに向かって、個々のエピソードが繋がりを持ち、この作品の深いところにあるテーマが見えてくるので、最後は一気に読めた。 シリーズを締めくくるのに、これ以上幸せなラストがあるかというくらいの終わり方。桃子さん、七尾さん、お幸せに。

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2015/01/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

【ライア】の最初が今までと全然違う違和感で、しばらく読めなかった本です。 でも、読み始めたら「ギン」という真っ白な犬の登場で、一気に嵌りました。 もう、犬が出てきたらほとんどイチコロ。 「ギン」がイノシシの牙で突き上げられて、飛ばされた後、全然記述が無いので、死んでしまったのでは?って主人公より心配で、ずっとハラハラしてました。 後ろ足は引きずってたけど、元気で本当に良かった。 犬好きなので、目線が違っててすみません。 「ギン」の次は「クマゴロウ」さんに胸キュン! こんな朴訥な人の好い人大好き!! こんな人どこかにいないかな?と思ってみたり、桃子さんが羨ましくて…思いっきり感情移入して読んでました。 でも、子供が出来ないと悩む桃子さんの悩みも痛い位よくわかります。 相手が良い人であればあるほど、結婚に踏み切れないし、理由を打ち明けられないと思います。 でも、それさえもあっさり乗り越えてしまう「クマゴロウ」さん、本当に良い人に出会えて、桃子さん良かった。 3部作で津軽百年食堂の皆さん全員が心温まる、ハッピーエンドで☆5。 縄文時代とリンクしての作風も、良かったです。 これって完全にファンタジーだと思いながら読んでました。 3部とも同じ作風なのに、内容や感じが全く違って、でもみんな心暖まる青森の素敵な人達のストーリー。 こんな素敵な三部作を読めて幸せでした。

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2014/10/12

太古の登場人物とその生まれ変わりである現在の登場人物が織りなす物語。二つの時代を交互に描き読者は読み進めるだけ各々の時代がどんどんリンクしていく。時代の中でさらにそれぞれの登場人物の視点で描かれた物語。

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2014/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

森沢明夫氏の青森三部作の最後。 八戸の世界と縄文時代のシンクロが面白い。 あまりに年数がかけ離れているので、なかなかピンとこないけど、 まあ、夢は広がるなぁ。 カクテル言葉や、紙飛行機ブログの少年、 他の小説との結びつきあり、 森沢明夫氏の小説世界の楽しみかな。

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2014/05/29

安定の感動作 この人の本はいつも感動する 子供ってのはね、親孝行なんてしなくていいんだよ。生まれてきてくれただけで、もう充分に親孝行は果たしてるんだから。

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2014/04/18

縄文時代すごいなと、ふむふむ、なるほどがいっぱいだった。縄文時代と現代を行ったり来たりだけれども、こんがらがることなく読めた。 母娘のシーンは胸が詰まりそうだった。優しく心温まる物語。くまごろう、いい男だ。魚介、美味しそう。 シリーズなのを知らず、これを一番初めに読んでしまったけ...

縄文時代すごいなと、ふむふむ、なるほどがいっぱいだった。縄文時代と現代を行ったり来たりだけれども、こんがらがることなく読めた。 母娘のシーンは胸が詰まりそうだった。優しく心温まる物語。くまごろう、いい男だ。魚介、美味しそう。 シリーズなのを知らず、これを一番初めに読んでしまったけど良かった。前の作品に出てくる登場人物がちらほらいて、読んでたらもっと良かっただろうに残念。他の2作も読んでみたい。

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2013/10/12

青森三部作最終章の位置付けではあるが 単独で読んで問題なし。 とはいえ読み終えたら前作読み返したくなった。 前二作にも登場した 百年食堂の長女が本作の主役。 太古とリンクしていく展開に好き嫌い別れそうだが 私は好き。 5つ星と迷ったくらい。 【図書館・初読・10/11読了】

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2013/09/24

『津軽百年食堂』では脇役だったけど、いいなぁこういう姉さん という桃子さんの、心に秘めた思いや人を思う考え方が男前で魅力的 こちらもやっぱり、心に残る言葉であふれた小説でした 縄文時代のこと、パプアニューギニアの原住民のことも 興味深く、面白く読める小説でした

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2013/07/17

青森三部作のラスト。バツイチ35才女性。合コンで知り合った考古学者40才とのゆっくりの恋愛。そういえば一作目を読んでないな~ ...

青森三部作のラスト。バツイチ35才女性。合コンで知り合った考古学者40才とのゆっくりの恋愛。そういえば一作目を読んでないな~ 2013.7.17

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