のんびり走れば脳がめざめる! の商品レビュー
のんびりとリラックスして走ることで、疲労回復やダイエットのみならず、脳の活性化や免疫力向上、自信回復などにも繋がるとあう理論と方法をまとめた一冊。 著者が勧めるRONIジョギングとは、「R」リラックスした状態で一定のリズムで、「O」酸素を多く取り込む呼吸法をして、「N」脳活...
のんびりとリラックスして走ることで、疲労回復やダイエットのみならず、脳の活性化や免疫力向上、自信回復などにも繋がるとあう理論と方法をまとめた一冊。 著者が勧めるRONIジョギングとは、「R」リラックスした状態で一定のリズムで、「O」酸素を多く取り込む呼吸法をして、「N」脳活性のために最適な栄養を摂取し、「I」理想的なイメージを持って走るというもの。 リラックスするためには、力を抜いて良い姿勢で走り、足をつくときはできるだけ体幹の真下について、前ももを使わず、勝手に次の足が出るような走り方をする。 呼吸法は、鼻呼吸。鼻呼吸は、大気の中の余計なものを取り除き、鼻腔で空気を暖め、適度な湿気を伴うので、喉や肺への負担が少ないうえ、脳幹の近くを通るので、呼吸法によっては脳を刺激しやすい。 栄養補給は、走る前にチョコレートや角砂糖を少し食べてから走ると、脳へのエネルギーとしてすぐ使われるため、脳を活性化しやすい。 温泉につかって気持ちいい状態や、森林の中でのジョギング等、とにかく自分にとって気持ちの良いものをイメージしながら走ると、スッキリしたイメージになり疲労回復の効果が大きい。 ゆっくり走る理由は、運動強度を低くすることで、思考を途絶えさせないということ、エネルギーとして糖質より脂質が使われやすいこと(糖質は脳で使う)、疲れないし、逆に疲労回復するという3つ。 本文の後半は、呼吸法や瞑想、引き寄せの法則やイメージングにまでおよび、走ることに限らず、脳の活性化やセルフトレーニング的な内容になっていた。 いつもネガティブな発言やネガティブな情報にさらされていると、脳はネガティブなものには反応しやすくなり、神経を繋げやすくなる。逆に、ポジティブなものや、チャンスや喜び、幸せに気づきにくい脳になってしまう。 自分のように、ただ走るだけという単調な作業が苦手で、すぐ飽きてしまうという人にとっては、脳の活性化、脳トレと思って走ることができるので、走る理由づけになると思う。
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