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ぼおるぺん古事記(2) の商品レビュー

4.3

37件のお客様レビュー

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2012/10/08

前作同様ひとコマごとに作者の気迫が伝わってくる贅沢な一冊。一方でついつい読み急ごうとする筆者にとっては途中からやや重たく感じられる部分もある。ともかく完結編が楽しみなのは言うまでもない。

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2012/10/07

第2巻はオオクニヌシの物語。 原文を読まずとも絵を追っていくだけで古事記の大筋がわかるので、古代の神話に興味がある方の入門編としては最適です。

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2012/10/04

(No.12-72) こうのさんの古事記第2巻です。 今回も4ページに渡ってぎっしりと手書きで原文! 眺めているだけで到底読めないけれど、美しいなと思う。 この巻は出雲編です。 オオクニヌシが国を作り繁栄させたが、国を譲らなければならなかったお話。 最初のエピソードは誰でも...

(No.12-72) こうのさんの古事記第2巻です。 今回も4ページに渡ってぎっしりと手書きで原文! 眺めているだけで到底読めないけれど、美しいなと思う。 この巻は出雲編です。 オオクニヌシが国を作り繁栄させたが、国を譲らなければならなかったお話。 最初のエピソードは誰でも知っている因幡の白兎の話。 わにに衣を剥ぎ取られて惨めな姿でしおたれている姿がなんともいえず可愛らしくて!オオクニヌシの手当てでふわふわになり、なんとなく得意そうな顔がまた良いの。 それにしてもこの巻を読んで思ったのは、最近大きく問題視されている、イジメや領土問題は神代の昔からあったのねということ。 オオクニヌシの兄弟たちの仕打ちは、最初のうちのは普通のイジメ。後になってからは命に関わるイジメ犯罪そのものでしょう。 しかもその対処法が「逃げる」こと。結局、自分を守るためには相手から逃げるしかないというのは古事記にすでに書いてあったのか。 出雲国を、国らしく発展させたのはオオクニヌシが一生懸命頑張ったから。それを自分のものだという天の言い分には無理がある。 でも、オオクニヌシ側が引かざるをえなかったのは、多分全面戦争をすれば負けてしまう力関係だったからだと思う。 神話のような形を取っているけれど、元になった争いはあったはず。だってとてもリアルだもの。出雲は併呑され、出雲の王族たちは殺されず、隔離されたけれど王族らしいそれなりの生活を保障されたのだろうな。 人の歴史の中では、国を乗っ取って前国主一族皆殺しということは多々あったのだから、これは「平和的解決」の記録でしょう。 そして今に至るも出雲大社は誰でも知っている超立派な神社。国譲りの時の約束を今でも守っていることに、現代に生きる日本人としてちょっと誇らしい気がします。

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2012/10/03

今回もボールペンの緻密さに感動しました。 古事記だけではなく、神話や昔語は、 結構残酷な物語があったりするんですが、 こうのさんの描く古事記は優しいなあ。 原文なのですらすら読み解けはしませんが、 優しいので安心感があります。

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2012/10/01

 出雲と因幡・伯耆の歴史、という感じ。国津神の時代の物語はどういう経緯でこの日本史に収められているのか。  オオクニヌシの歴史は国の開拓と被征服の歴史。さて、高天原はどこにあったのか。古代史はロマンが尽きない。  出雲の地名がもっとわかれば、この本がもっと楽しくなるんだろうが、残...

 出雲と因幡・伯耆の歴史、という感じ。国津神の時代の物語はどういう経緯でこの日本史に収められているのか。  オオクニヌシの歴史は国の開拓と被征服の歴史。さて、高天原はどこにあったのか。古代史はロマンが尽きない。  出雲の地名がもっとわかれば、この本がもっと楽しくなるんだろうが、残念だ。

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2012/10/01

本屋で2巻を見かけて1、2巻購入。 古事記は何冊か読んだことがあるのですが個々のエピソードは覚えていても通しでは覚えていないものですね。ヤマトタケルとか衣通姫とか佐保姫とかも古事記だった…ような記憶が…。そこまでやるのかな~ 漫画と言うアプローチはわかりやすいですね。色々な学説...

本屋で2巻を見かけて1、2巻購入。 古事記は何冊か読んだことがあるのですが個々のエピソードは覚えていても通しでは覚えていないものですね。ヤマトタケルとか衣通姫とか佐保姫とかも古事記だった…ような記憶が…。そこまでやるのかな~ 漫画と言うアプローチはわかりやすいですね。色々な学説が出ている古事記ですが原文も表記されているのでなるほどこの方のイメージとしてはこういう形なんだ~と面白く読みました。国産みの辺り、絵で表してくれると本当にわかりやすいですね。やっぱり九州・畿内から大和民族の支配は始まって行ったんだなあ…と言うことが良くわかります。まあ今じゃもう大分血も混じっているでしょうから東だ西だと一概には言えないでしょうが。 それにしてもボールペンか…。油性ボールペンで液だれも起こさず凄いなあ…と感心致します。個人的には黄泉の国のスクープテレビがツボに入りました。続きも楽しみです。

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2012/09/26

[漫画] ぼおるぺん古事記 二 地の巻:所有欲を刺激する一冊 http://orecen.com/manga/ballpen-kojiki02/

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