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不機嫌な夫婦 の商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2017/06/16

さすが三砂先生、非常に面白かった。自分が2012年に第一子を産んでから世の風潮が子供ではなく「母」主体となりがちで気になっていた。端的に言うと、母になったら制限される事が多いのは当たり前で、子と共に母は変わるのは当然である、ということ。自分もフルタイムで働いており、間違った認識の...

さすが三砂先生、非常に面白かった。自分が2012年に第一子を産んでから世の風潮が子供ではなく「母」主体となりがちで気になっていた。端的に言うと、母になったら制限される事が多いのは当たり前で、子と共に母は変わるのは当然である、ということ。自分もフルタイムで働いており、間違った認識のまま進むところだったので、ヒヤッとした。会社での評価や出世よりも大事な事は沢山ある。週末は家族で畑に行こう、と思えた。「オニババ化〜」の際もハッとさせられた。また三砂先生の著作を読み返したい。 一方、読み易さ重視のためか冗長になり、「うーん」と思う箇所もある。内容も重複箇所が多いし、最後はほぼAppendix 的なメモ書き。それでも総括的にはこの時代だからこそ、大切な事が散りばめられているし、私には為になった。 重曹、ふのり、冷水摩擦。

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2015/10/15

身体の声を聞く、という話は面白くて好きだ。 男性・女性両方に読んでほしい本。 パートナーがいることで満たされて収まっていく問題。 赤ん坊が出すサインをちゃんと汲んで気付くこと。 自分の身体の持つ力を引き出すこと。 一昔前であれば自前に出来ていたであろう能力が無くなっていること。 ...

身体の声を聞く、という話は面白くて好きだ。 男性・女性両方に読んでほしい本。 パートナーがいることで満たされて収まっていく問題。 赤ん坊が出すサインをちゃんと汲んで気付くこと。 自分の身体の持つ力を引き出すこと。 一昔前であれば自前に出来ていたであろう能力が無くなっていること。 「昔の状況が今より良いとは言わないが」、 「人によって環境や能力は様々で一概に言えることではないが」、 「自責の念も込めて書くが」、 と、本の中で何度も繰り返して言わねばならないほど、 頭でっかちな理論武装勢力に対抗していくのは難しい。 (偏った過去の認識からくる攻撃性と、 身体的なものに基づく体験値を貶めて 社会学的な見地から反論していく余裕のなさなど) もっとお互い優しくしあって、身体でふれあっていれば 頭で作ったストレスで、身体をおかしくすることもないのに。 生活の知恵って、存外意味があるんだけど。 至ってまっとうで安上がりなことなんだけど、 でもそれじゃ経済は回っていかないんだよ、って そんなに身体を狂わせてまでお金で社会を回すことが大事なのかね?

Posted byブクログ

2014/11/15

これ、ちぺがなぜか大好きσ^_^;なにかっていうとすぐてにしている。そんなに私たち不機嫌か…反省σ^_^;(笑) 内容は、今までの、「オニババ」とか「オムツなし」とかぶってるところもある。

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2014/04/07

不機嫌な夫婦  / 三砂ちづる / 2013.12 .18(43/174) ・夫は妻をしっかり愛してかわいがってやること。積極的にセックスすること。 現代は消費社会が優先されがち。性欲を侮ると、いびつな形で物欲に走ったり、過料な酒やドラック、そこまでいかなくてもお菓子、子供にうる...

不機嫌な夫婦  / 三砂ちづる / 2013.12 .18(43/174) ・夫は妻をしっかり愛してかわいがってやること。積極的にセックスすること。 現代は消費社会が優先されがち。性欲を侮ると、いびつな形で物欲に走ったり、過料な酒やドラック、そこまでいかなくてもお菓子、子供にうるさいことばかり言ったりとなる。

Posted byブクログ

2013/12/09

内容自体は、多分☆3くらいなもんでしょう。 ただ、我が家にはきついわ。 嫁はんの枕元に、サンタさんが置いてくれていったら良いね。 20年前に。

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2013/08/11

うーーーーーん。 著者の『オニババ化』はとても共感できたし、だから抱えている性差についての考えは、僕と著者で大きく変わらないんだと思う。 で、本書は『オニババ化』の論旨をやや広げたような内容なのだが・・・・・・ 冒頭の「うーん」が正直な感想。 もちろん著者はステレオタイプな...

うーーーーーん。 著者の『オニババ化』はとても共感できたし、だから抱えている性差についての考えは、僕と著者で大きく変わらないんだと思う。 で、本書は『オニババ化』の論旨をやや広げたような内容なのだが・・・・・・ 冒頭の「うーん」が正直な感想。 もちろん著者はステレオタイプな性差別を否定しているのだけど、そういった文脈を見ずに、性差別保守オヤジあたりが都合のいいフレーズだけをピックアップして自説の補強に使えそうな内容でもあるんだよね。なんか危ういなあ、という感じ。

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2013/05/05

良書。色々考えさせられた。 夫婦はいっしょに寝るだけで関係が良くなる。 子供には、言うか言わないか迷う時は言わないほうが良い。 風呂に入らなくても、冷水摩擦ですっきり。 駆り立てられずに生きる。

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2013/03/24

「オニババ化する女たち」の三砂先生の過激な自論にいつも突っ込みたくなるが、気になってチェックしてしまう。また、要所要所納得するところもあるのだが、如何せん、題名と内容が合ってない気がする。

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2012/10/31

夫婦仲良く機嫌よくしましょうね。 「自然」「本来」を取り違えてないか、よーく考えましょうね。 目的と手段が入れ替わっていないか、見直しましょうね。 不思議なことに、主張内容にもほぼ同意するし語り口も柔らかく腰が低いのに、全体として「よかった、勧めたい」と感じられなかった。 勉強し...

夫婦仲良く機嫌よくしましょうね。 「自然」「本来」を取り違えてないか、よーく考えましょうね。 目的と手段が入れ替わっていないか、見直しましょうね。 不思議なことに、主張内容にもほぼ同意するし語り口も柔らかく腰が低いのに、全体として「よかった、勧めたい」と感じられなかった。 勉強しなきゃいけないと知りつつ遊んでいる時に母ちゃんに「勉強しなかんよ」と言われた感じに似ているのかも。 本書を知ったきっかけの内田樹で読めばスッと入る主張が入ってこない。これはこれで何かの問題の象徴だと思うが、うーん。

Posted byブクログ