書店の棚 本の気配 の商品レビュー

佐野衛(著者)

2012/10/31

神保町の老舗新本書店である東京堂書店で働いていた方のエッセイ本。東京堂に時折行く私にとってはとても面白い本だった。

2012/10/21

書店にとって理想的なのは、本が本を呼び、本が棚を呼び、棚が書店を呼ぶという構成を作り上げること。読者にとってはその逆をたどればいい。書店に入って棚から棚を見ながら本をとり、その本がまた本を呼ぶ。

本を読む、読まれるのは楽しい。

2012/10/15

名店　東京堂書店の元店長さんが書いた書店論。
書店論とはいっても堅苦しくなくて、エッセイという風合い。
「こうあるべき！」とガツンと提示されるというよりは、なんとなく「背中で教える」という感じ。
ただ、読み進むにつれて広く知識と深い思索を重ねられてる方なんだなぁと、ただただ感嘆。
書店員ってこういう人の事を言うんだなぁと思った。