沢村貞子の献立日記 の商品レビュー
TVで観てます。 それは料理の話だけだから…。 貞子さんってこんな方だったんですね。 初めてその人柄にふれました。 今だと、こんな旦那さんは嫌だけど。 2人がそれで良いなら、いいのです。 だって、貞子さんはこんなにおいしいレシピを残してくれたから。
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貞子さんの真似をさせていただき、 私も、日々の食事や、料理を、 手帳に書き留めるように、 なりました。 もう3年くらい続いています。 この本に載っているのも、 美味しそうなものばかり、 また 真似しよう。 美味しそうな本との出会いに感謝。
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淡々と書かれて文はそのまま私の心にすんなりと٠٠٠ いきなりの黒柳徹子さんの「母さん」はぐっときました。深い想いでした。 献立をみるにつけ、そうそう私もピース御飯を炊いていたっけなどと、最近のメニューに一工夫の足りなさに思い至ります。 しし唐もよく使っていた、厚揚げの付け合わせ...
淡々と書かれて文はそのまま私の心にすんなりと٠٠٠ いきなりの黒柳徹子さんの「母さん」はぐっときました。深い想いでした。 献立をみるにつけ、そうそう私もピース御飯を炊いていたっけなどと、最近のメニューに一工夫の足りなさに思い至ります。 しし唐もよく使っていた、厚揚げの付け合わせにも工夫を。(笑) 年表も凄いです。ダブル不倫? 長い人生、たまにはふりかえるのもいいかもと¨¨
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人の心の中にひそむさまざまな欲のうち、最後に残るのは食欲とか・・・。 高橋みどり、黒柳徹子、山田太一、笹本恒子、森まゆみ「沢村貞子(1908~1996)の献立日記」、とんぼの本、2012.9発行。沢村貞子さんが57歳から84歳までの27年間、一日も欠かさず記した「献立日記」(36冊)。この本の構成は、沢村貞子の献立と沢村貞子の言葉の2部構成です。
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女優・沢村貞子がつけていた「献立日記」を基にした本。献立日記を追いながら、実際にある日の献立を再現、レシピを紹介している。 また、縁のある人々が沢村さんにまつわるエッセイを寄せている。
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沢村さんが、きちんと丁寧に、 しっかりと暮らしていらっしゃったということがよく分かる本でした。 献立を覗かせてもらうといういうことは、 その人の暮らしが透けて見えることのような気がしました。 そして、また、献立ノートの装丁のおしゃれなこと! 旦那様への愛情も存分に感じられて、暮ら...
沢村さんが、きちんと丁寧に、 しっかりと暮らしていらっしゃったということがよく分かる本でした。 献立を覗かせてもらうといういうことは、 その人の暮らしが透けて見えることのような気がしました。 そして、また、献立ノートの装丁のおしゃれなこと! 旦那様への愛情も存分に感じられて、暮らし方のひとつおお手本のように感じました。 「女優をやめることはあっても、暮らしをやめることはない」 ひとつの考え方の指針になりそう。 まだまだ料理の腕は半人前ですが、私も献立ノートを作りたくなりました。
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「お弁当アンソロジー」の中に出てきた沢村貞子さんのエッセイが非常に印象深く、この本を手に取った。 沢村貞子さんの名前はもちろん聞いたことがある。 が、現役時代の女優の姿は記憶にない。 そうですよね、黒柳徹子さんがお母さんと慕うほどですものね・・・。 その黒柳さんの冒頭のエッセ...
「お弁当アンソロジー」の中に出てきた沢村貞子さんのエッセイが非常に印象深く、この本を手に取った。 沢村貞子さんの名前はもちろん聞いたことがある。 が、現役時代の女優の姿は記憶にない。 そうですよね、黒柳徹子さんがお母さんと慕うほどですものね・・・。 その黒柳さんの冒頭のエッセイを読むだけで、沢村さんの人となりが伝わってくる。 素敵な人だったんだろうな。 これだけの名女優として名をはせながらも仕事は30%、家が70%だという。 うーん、すごい。 そして毎日毎日ほとんど欠かさずにご飯をつくる。 愛する夫の為に。 美味しいとも、まずいとも言わず黙々と食べる夫。 そんな夫にぴたーっと寄り添う妻。 ああ、これが明治の女なんだろうか。 もはや昭和でもない!? 沢村さんの手書きの献立とご本人と友人たちのエッセイ、そこに加えられるフードスタイリスト高橋みどりさんの再現する滋味あふれる料理の数々。 じんわりと五臓六腑に沁みわたるような、いい気分になった。 ごちそうさま。
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1996年に87歳で亡くなった気骨ある名脇役・沢村貞子さん。プライベートでは夫君・大橋恭彦さんとの夫唱婦随ぶりも知られたものだったという。「仕事3割、だんなさまと家のこと7割」と言ったくらい、大橋さんとの日々の暮らしを大事にしていた沢村さんは、毎日の献立の記録を27年間にわたり、...
1996年に87歳で亡くなった気骨ある名脇役・沢村貞子さん。プライベートでは夫君・大橋恭彦さんとの夫唱婦随ぶりも知られたものだったという。「仕事3割、だんなさまと家のこと7割」と言ったくらい、大橋さんとの日々の暮らしを大事にしていた沢村さんは、毎日の献立の記録を27年間にわたり、36冊のノートに記していた。その記録から食卓を再現しつつ、沢村さんのエッセイを織り交ぜたもの。料理屋で食べるようなものではない、でもそこはかとなく粋だし、それでいて気ままに和洋折衷もしてしまう食卓の記録は、書かれた文字を見ているだけでもおいしそうな気がしてくる。 だけど、それが半分強しかないってどういうことだ? 著書の紹介などに贅沢に(ムダに)ページをとっていたりして、雰囲気はいいのにどうも粗製濫造な感じが漂う。27年にわたる献立の記録という宝を100ページにも満たない本にまとめてしまうのはちょっと乱暴すぎやしないだろうか。そうそうたる面々が著者に連なっているけど、エッセイを1編寄せているだけ。しかも本書が初出でないものもある。このあたりも、看板に偽りありな感じがしてしまうなあ。亡くなった人を利用したあげく、汚すような本はやめていただきたい。
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『第三者から見た沢村貞子』を紹介する本。 黒柳徹子さんの沢村貞子さんに寄せる思いに、古い民芸カレンダーに包まれた献立日記がずらり勢ぞろいしている様に、心打たれました。
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メインでこの本を作った高橋みどりさんの書いた部分はとてもニュートラルな感じで(きっとそれを"ナチュラル"と言うのだろうけど)あまりインパクトはない。けど、沢村さんの知己ではないのだから当然といえば当然か。そういう意味では、沢村さんを「母さん」と慕ったという黒柳...
メインでこの本を作った高橋みどりさんの書いた部分はとてもニュートラルな感じで(きっとそれを"ナチュラル"と言うのだろうけど)あまりインパクトはない。けど、沢村さんの知己ではないのだから当然といえば当然か。そういう意味では、沢村さんを「母さん」と慕ったという黒柳徹子さんの冒頭のエッセイがこの本の白眉であると思う。沢村さん・黒柳さん両者の人となりがよくわかる素晴らしい数ページだった。
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