なぜビジネスホテルは、一泊四千円でやっていけるのか の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ホテル事業者→旅行代理店(手数料15%) ホテル事業者→予約サイト(手数料6%) サラリーマンの心つかむキャッシュバック 経費の大きな部分は人件費、次が清掃費 シティホテル人件費40%(売上に対する) (売上に対して) ビジネスホテル人件費15〜20% ビジネスホテル清掃費10% ビジネスホテル水道光熱費7〜10% 残った収益GOP=50〜60% 売上=客室平均単価ADR × 稼働率 賃貸の場合 賃料負担力はGOPの60〜80%程度
Posted by
予算が許す範囲で如何に自分好みのホテルを見つけるか。ここ数年の私的課題である。減らしてよい経費、いけない経費にとても納得。アメニティの満足感は侮れない。基本から裏側までわかりやすかったが、読んで強く思ったのはホテルに喜ばれる客でありたいということ。スタッフに「お客様は神様」の精神...
予算が許す範囲で如何に自分好みのホテルを見つけるか。ここ数年の私的課題である。減らしてよい経費、いけない経費にとても納得。アメニティの満足感は侮れない。基本から裏側までわかりやすかったが、読んで強く思ったのはホテルに喜ばれる客でありたいということ。スタッフに「お客様は神様」の精神で親切にしてもらえるのはありがたい。でも、客側の行儀が著しく悪いなら、それはもう疫病神ではなかろうかと感じてしまった。
Posted by
経済学的な視点だけでなく、実際にホテルで働いている中で出会った珍客やコスト削減法、ホテル業界の歴史やシステムなどについて書かれています。経済での視点でのみ書かれていると思っていたので、楽しく読み進められました。
Posted by
固定費ビジネスのホテル業。昔から営業しているホテルだと、かなり無駄が多いこともあるよう。コンサルタントである著者がどうやって35%のコスト削減に成功したか、現場目線で書かれていて面白い。タイトルにある一泊4000円については、始めの建物賃料設定次第では利益を出せるようだ。一番へー...
固定費ビジネスのホテル業。昔から営業しているホテルだと、かなり無駄が多いこともあるよう。コンサルタントである著者がどうやって35%のコスト削減に成功したか、現場目線で書かれていて面白い。タイトルにある一泊4000円については、始めの建物賃料設定次第では利益を出せるようだ。一番へー、と思ったのは、「大手ホテルでは3,4年に一回は自殺が出る。汚れがひどくなければ翌日から稼働。」
Posted by
ホテルの将来像とかそういった点を見たかったが、過去と現状の話に終始していた。例えば日本には超高級スイート(1泊数百万円)も、1泊数千円のドミトリーもどちらも乏しい。観光立国する上で、どちらも必要だと思うのだが…実務者からそういう話を聞きたかった
Posted by
旅館とホテルの違いは、トイレの数は「一定数を有する」ことでよく、男女別にする必要がない、入浴施設も近隣に公衆浴場があれば良いなどホテルの比べれば緩い。シティホテルとビジネスホテルの違いの規定はない。東横インは、「1045」全国に店舗出店の意味。2012年3月時点の国内ビジネスホテ...
旅館とホテルの違いは、トイレの数は「一定数を有する」ことでよく、男女別にする必要がない、入浴施設も近隣に公衆浴場があれば良いなどホテルの比べれば緩い。シティホテルとビジネスホテルの違いの規定はない。東横インは、「1045」全国に店舗出店の意味。2012年3月時点の国内ビジネスホテルチェーンは、 1位東横イン235軒、2位ルートインホテルズ207軒、3位アパホテル87軒、4位スーパーホテル102軒、5位ワシントンホテルプラザチェーン45軒 ホテル御三家、帝国ホテル、ホテルオークラ、ホテルニューオータニ 新御三家、フォーシーズンズホテル椿山荘東京、パークハイアット東京、ウェスティンホテル東京 新々御三家、マンダリンオリエンタル東京、ザ・リッツ・カールトン東京、ザ・ペニンシュラ東京
Posted by
設備管理費30%削減を達成して、役員からできるとは思わなかったと驚かれた件が、一番記憶に残った。既成概念を外せば、やれることは多いと参考になった。
Posted by
この45年間で客室数が33倍に急拡大したホテル業界。 成長を支えた日本独自のビジネスホテルという業態。 はじめに、なぜ人はホテルが好きなのか、から始まり、おわりにホテルの楽しさは永遠にに締めくくられているのだが、本編は、論理的に章立てられユーモアを交え読者を説得する手法は著者の頭...
この45年間で客室数が33倍に急拡大したホテル業界。 成長を支えた日本独自のビジネスホテルという業態。 はじめに、なぜ人はホテルが好きなのか、から始まり、おわりにホテルの楽しさは永遠にに締めくくられているのだが、本編は、論理的に章立てられユーモアを交え読者を説得する手法は著者の頭脳明晰さが如何なく発揮されている。 第1章 現代日本の宿泊事情 第2章 ホテルは人間動物図鑑 第3章 コモディティー化するホテルの宿泊料金 第4章 ホテル経営消滅物語 第5章 ホテルをプロデュースする となっている。 著者は、不動産業界からホテル経営に職場を変え、現在はホテルオーナーに対するアドバイザーの他、ホテル・不動産市場に関する論説、講演活動を展開されている。 今後ますます、日本における旅事情が快適になっていくことを期待して、レビューといたします(笑)。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
感想:最後の50ページは参考になった ビジネスホテルのテーマで本を探し行き着く。著者の牧野氏はBCG→三井不→独立、ホテルオーナーへのアドバイザリー等でご活躍のようです。 感想。いろいろ書いてありますが、個人的に参考になったのは特に最後50ページ。備忘録に残しとく。 備忘録。 ・シティホテルもビジネスホテルも、建物の基本的構造は一緒。 ・違いは人件費、管理・サービス・清掃・飲食。 ・ビジネスホテルは、対売上比率で、人件費が15~20%、清掃・ベッドメイク・メンテナンス費が10%、水道光熱費が7~10%。 ・売上から上記費用を引いたのがGOP。 ・GOPの60~80%が賃料負担能力。 ・FFE:ベッド、家具などの什器備品。
Posted by
タイトルと内容がちょっとずれているような。 ホテルの収益構造の説明や、 業界の流れが分かりやすく書かれていると思う。 結局、「価格競争、効率化、そして稼働率を上げることに注力した結果、、安価を実現しています」、 ということなのだろうか。 安価になった原因は分かるのだが、 何故...
タイトルと内容がちょっとずれているような。 ホテルの収益構造の説明や、 業界の流れが分かりやすく書かれていると思う。 結局、「価格競争、効率化、そして稼働率を上げることに注力した結果、、安価を実現しています」、 ということなのだろうか。 安価になった原因は分かるのだが、 何故4000円という価格でやっていけているというのかが イマイチ良く分からなかった。 あと、ホテルのよもやま話が結構面白い。 泊るホテルをちょっと違った視点で見ることができそう。
Posted by
- 1
- 2