わたしが山おくにすんでいたころ の商品レビュー
広い世界を知ることだけが人を満足させるものではないということを思いました。 満ち足りた生活は人それぞれ。 この本からは、決して便利でも豊かではない山奥に住んでいた少女の心の充足を感じられます。
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両親が離婚し、母が看護師の資格を取るため、アパラチア山脈の小さな炭鉱町で祖父母に育てられた著者の幼年時代を回想した絵本。ライラントの他の作品を読んでも、いつも優しさと温かさを感じるけれど、なるほど、こういう育ち方をしたのか・・・、と感慨深かった。 父母がいなくても、本当に愛してく...
両親が離婚し、母が看護師の資格を取るため、アパラチア山脈の小さな炭鉱町で祖父母に育てられた著者の幼年時代を回想した絵本。ライラントの他の作品を読んでも、いつも優しさと温かさを感じるけれど、なるほど、こういう育ち方をしたのか・・・、と感慨深かった。 父母がいなくても、本当に愛してくれる人と、豊かな自然と、友達(きょうだいやいとこでもいい)がいれば、子どもはこんなに幸せに過ごせるということがわかる。父母がいても不幸ってこともままあるしね。 こんな子ども時代が過ごせた著者がちょっと羨ましい。
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わたしがアパラチアの山おくにすんでいたころ、池におよぎにいったり、夜、おばあちゃんと外のトイレにいったり、大きなヘビをみつけたり…。山おくでの、楽しい毎日を描いた絵本。日本から遠い国のちょっと昔の生活は、喜びと驚きに満ちていて、なにより幸せそうにみえるのです。
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