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小説 東のエデン の商品レビュー

3.3

13件のお客様レビュー

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2023/05/04

10年以上前だからなぁ。もまいらと言い出した辺りから、うーん。ストーリー面白いんだから、、、と思うけど、当時はそういう「空気」だったのかもしれない。

Posted byブクログ

2016/05/08

29.05.08 古本屋で購入。2日で読了。 アニメ後作成?並行?アニメと中身が一緒で残念だった。最後のあたりはアニメであやふやなっていた部分がハッキリと書かれていたので良かったけど。 アニメが大好きだったので、脳内再生しながら読み進めてます。劇場版もこれから読みます。

Posted byブクログ

2016/03/26

キャッチコピーは「この国の”空気”に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語」。 セレソンと呼ばれる選ばれし12名には、100億円を使って日本を良くするという使命が与えられた。持てる者の義務、ノブレス・オブリージュとして。 達成できず、残金が0にな...

キャッチコピーは「この国の”空気”に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語」。 セレソンと呼ばれる選ばれし12名には、100億円を使って日本を良くするという使命が与えられた。持てる者の義務、ノブレス・オブリージュとして。 達成できず、残金が0になれば死。 読み終わった今でも謎ばかりですが、もともとは11話からなるテレビアニメと劇場版2作をもって完結する物語のようで、本書はあくまでテレビ版のノベライズ。 きっと映像で見たらもっと鮮烈なんだろうにと思う場面もあったし、謎に包まれた部分も多くて「???」とついていけない部分もありましたが、発想がおもしろくて、社会に問題提起する深みもある1冊でした。 日本を包むこの閉塞感のある空気、バブルを体験したこともなく、先行きも明るくない(なにせ若い世代でこれから増えゆく高齢者を支えなければ成り立たない社会が待っているのです)中、若者たちはすこし、辟易していたりする。 この物語は、既得権益を守る大人と既存の枠に囚われたくない若者の世代間闘争の縮図でもある気がします。 キレイゴトばかりでなく、何かを成し遂げるのにはお金が必須だよね、ということを打ち出しているのも潔い。 一方で、どれほどお金があろうと成し遂げられないことがあるという皮肉もまたありつつ。 世界を変えるのは、ぶっ飛んだアイデア、それこそジョブズがiphoneで世界を変えたように、新しい価値でもって普及したインフラは、確実に世界を変える力を持っているだろうし、それは若者の手からしか生み出されないのかも。それは、すごく可能性と期待を秘めていてわくわくすること。 より良い社会を、躍進している人が実際のところ日本にもたくさんいて、政治家の音喜多俊さんなども私が応援している人の1人ですが、実際のところ、壁はなかなか高そうです。既得権益を守ろうとする力って、自分に置き換えてもそうですが、「失う」という発想を自分自身でなくせない限り、それを奪おうとする人は敵にしかなりえない。 失う、のではなく、見直すべき局面にきているのだ、と、誰もがそろそろ現実を直視する必要があるのかも。 結果として、ゲームを上がれなかったかもしれないけど、手の届く範囲だけでもいい社会を作ろうともがいた人たちが作中に登場したことについて、私は素晴らしいことだと思います。 日本に生まれた時点できっと私たちの多くは、持てる者なのだと思う。まだまだ思考は整理できないままですが、これは映像で見た方が楽しめる気がするので、今度は劇場版を見てみようかな。

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2014/06/28

アニメ「東のエデン」のノベライズ。表現がやや粗いところがあるので、実際にアニメ・映画を見た方が良いと思います。アニメのファンとして、この本を持つのはおすすめ。羽海野チカさんの表紙・解説もかわいい。

Posted byブクログ

2013/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本の作者は「攻殻機動隊」を書いた人作品らしい。ネットで調べたらでてきた。これを知ったのが読み終えた後だったので、知った後「へ~、あの人の作品だったのか」と思った。 内容は僕好みで、この物語の主人公が始まりが記憶を無くした状態からスタート。更になぜか裸の姿で片手には拳銃を、もう片方には見たこと無いような携帯を持っていた。この時点でハチャメチャでストーリーに引き込まれているのに、主人公の性格も好きになってしまいとても面白い作品でした。

Posted byブクログ

2013/08/04

王子様を拾ったよ 「100億円で、日本を救え。」 あらゆる願いを叶えてくれる携帯電話、それを渡され強制的に100億円を渡されて日本を救うよう選ばれた12人のセレソン、その12人のうちのひとり、滝沢を「拾った」咲と、咲と同じ大学サークル「東のエデン」に属するメンバーたち。 どうす...

王子様を拾ったよ 「100億円で、日本を救え。」 あらゆる願いを叶えてくれる携帯電話、それを渡され強制的に100億円を渡されて日本を救うよう選ばれた12人のセレソン、その12人のうちのひとり、滝沢を「拾った」咲と、咲と同じ大学サークル「東のエデン」に属するメンバーたち。 どうすれば100億円で日本を救えるのか、そもそもこのゲームに上がりはあるのか。 傍観者だった人たちがある日突然、当事者となり、世界の色が変わる。 アニメ坂に沿った小説なので、アニメ版を見てないと楽しめないかもしれないし、不可解なぶぶんも多いかも。 アニメ版を見てる側としては、サイドストーリーとアニメより少し詳しく描かれた描写や出来事がおもしろかった。

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2013/05/17

                "100億で、日本を救え。" 東のエデンはアニメ版を観て好きになり、今回文庫版を読んでみましたが、まさにノベライズ。良くも悪くもアニメの内容をそのまま活字に起こしたという感じでしょうか。(アニメ版好きなんで良いんですけどね。...

                "100億で、日本を救え。" 東のエデンはアニメ版を観て好きになり、今回文庫版を読んでみましたが、まさにノベライズ。良くも悪くもアニメの内容をそのまま活字に起こしたという感じでしょうか。(アニメ版好きなんで良いんですけどね。) 小説版の良い点としてはアニメと違い読み手が自分のペースで物語を追っていけるので、しっかりと物語を自分の中で整理し、理解することができます。 悪い点と言うか、イマイチな点はアニメベースで作っているので、ビジュアル在り来なのか、人物描写が甘いように感じました。自分はアニメを観てビジュアルイメージがあるのでそれほど気にはならなかったのですが、もう少しセレソン達やエデンメンバーを掘り下げてもいい気がします。 感想ですが、物語の内容にはあまり触れないように少しだけ。 有りそうで無さそうな、でもリアリティを感じるあの世界観。そこにノブレス携帯というぶっ飛んだファンタジー要素。滝沢朗という主人公の魅力。どれもたまらなく好きです。 自分がアニメ版のファンということで、多少ひいき目で見ているかもしれませんが、非常に話のテンポが良くスラスラと気持ちよく、楽しく読める本でした。 もし貴方は"100億で、日本を救え。"と言われたらどうしますか?

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2013/04/13

正直アニメの方が面白いかなあ。 セリフ以外の部分にやや違和感が…(^^;) ただアニメのファンとしてなら読んでみる価値があると思います(*・ω・)ノ

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2013/01/12

アニメを先に見ていたけど、ノベライズということでアニメに忠実。内容も先の気になるものだったけど、エデンシステムなんかはやっぱりアニメで見た方が迫力あって面白いかも。 巻末の短編は繰り返しが多いけど、本編の補完として読む価値あり。

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2013/06/18

アニメ・映画はまだ見てないけど、先に原作(?)となる小説版を読了。 他の方も言っているようにアニメ、映画を描くための原形とされた本なので誤字脱字が目立ち、細部にわたるストーリーの設定や人物描写が甘い。この小説版だけではこの作品の世界観を十二分に味わうのは難しい。 《以下感想》...

アニメ・映画はまだ見てないけど、先に原作(?)となる小説版を読了。 他の方も言っているようにアニメ、映画を描くための原形とされた本なので誤字脱字が目立ち、細部にわたるストーリーの設定や人物描写が甘い。この小説版だけではこの作品の世界観を十二分に味わうのは難しい。 《以下感想》 ミサイル攻撃される日本を100億円で救うというストーリー。 ちょっとぶっ飛んでるなとは思ったけど、テンポ良く話が進んでいくのでストレスなく一気に読めた。 バブル期&就職氷河期の話題、ニート二万人失踪事件、ネット社会に生きる現代人等、この時代特有のトピックを扱って堕落した日本社会を描いている。黒幕の思考は「日本を破壊して戦後社会の状態に戻し、既得権益を再分配して日本を再建する。我々が救世主となる」というお決まりの設定ではあったが、主人公の滝沢朗が天才的な行動力で人を動かしていく姿は魅力的だった。彼は一度救った人間達と協力者達の両方に裏切られ(誤解と言った方が正しいかも)テロリストのレッテルを貼られたために、自分で自分の記憶を消して表舞台から立ち去ったが、ヒロインの森美咲と出会ってから「自分は何者なのか?」と自分自身を知るための冒険に旅立ち、再び日本を救うための闘いに身を投じていく。…漢だね。 著者は滝沢朗という英雄を描いて、これからの日本社会のヒーロー像を示したかったのかな?

Posted byブクログ