金の仔牛 の商品レビュー
ミノタウルスがつまらなかったので読んでなかったけれど、久しぶりに手に取って、面白いなあと思った本。語り口が少し変わった気がする。
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佐藤亜紀「金の仔牛」読んだ http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=217944X … おーもしろかった!!ミシシッピバブルのことは知らなんだ(世界史受験だったんだけどな汗)。人命すら掛け捨てする海千...
佐藤亜紀「金の仔牛」読んだ http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=217944X … おーもしろかった!!ミシシッピバブルのことは知らなんだ(世界史受験だったんだけどな汗)。人命すら掛け捨てする海千山千の騙し合い合戦を、更に出し抜こうと奮闘する、美しい新妻を応援せずにはいられない(つづく 株取引が徐々に洗練されて行く様子を本当におもしろく読んだ。現システムが18世紀にはほぼ確立され、当時既にねずみ講めいた資金集めや空売買や信用取引やらが行われていて、俄投資家や少額投資家が鴨になってき続けたことを考え、自分は今後も絶対に(直接の)株はやらないぞ、と決意した(つづく 主人公の2人、特にニコルが本当に魅力的。美しく豪胆なニコルの奔走が、数字が飛び交う無味乾燥なページを華やかにする。トランプを駆使した株売買の場面はハイライトの1つ。カトルメールと三つ子の錬金術師とが無条件に味方であり続けるのも無理ないわ。やっぱり女性は美しくいてこそだよ(おわり
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いろいろ理解しきれないまま、文章の勢いに押されて一気に読んでしまった。 大金が飛び交う話は、とりあえず興奮してしまうなあ。 お金はあったらうれしいけど、空虚なもの、踊らされずに、地に足をつけて生きなきゃね。
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オペラみたい←観たことないけど。読中、20年ぶりくらいに貨幣数量説を思い出した、MV=PTとか、マーシャルのKとか。あと、空売りって日本が発祥だとおもってたけど、この時代のヨーロッパにあったのね、ってのに驚いた。
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18世紀初頭のパリを舞台にしたマネーゲーム小説、洒脱な描写とスリリングなストーリーテリングはさすがというしか。 ただ『ミノタウロス』と比べると個人的には『ミノタウロス』の方が好みだったり。
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フランスでのローのシステム導入によって発生した金融バブルを背景に、相場師になった男と恋人、父親、金貸し、貴族が繰り広げる賭けとその顛末。
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佐藤哲也と佐藤亜紀はデフォで買うことになっているので・・ 高野史緒もそうなんだけどカラマゾフはやや期待はずれだったがこれはそんなことにならんように願っとる。 と、書いたのだが、いやあ、面白かった。
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