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逸脱 の商品レビュー

3.2

35件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2026/03/07

なかなかサスペンス満載だし、警察のギスギス感や犯人像も含めて良かった あと、主人公の傷やカウンセラーのキャラもいい感じ 3157冊 今年56冊目

Posted byブクログ

2025/04/18

警察の捜査員が活躍するという感じの小説だ。その種の小説を多々送り出している作者の作品で、偶々眼に留まって入手した。紐解いてみると少し夢中になった。頁を繰る手が停め悪くなり、素早く読了に至った。 本作は明確に「〇〇県警」というような設定はなされていない。架空の県というような感じで、...

警察の捜査員が活躍するという感じの小説だ。その種の小説を多々送り出している作者の作品で、偶々眼に留まって入手した。紐解いてみると少し夢中になった。頁を繰る手が停め悪くなり、素早く読了に至った。 本作は明確に「〇〇県警」というような設定はなされていない。架空の県というような感じで、街の名も架空という感じだ。他方で、福岡、大阪、京都、東京、成田空港というような実在の地名が作中に出て来る場合が見受けられる。そうした様子で、また港や工業地帯が描写されているので、何か神奈川県や茨城県というような雰囲気だと思った。そういう些か本筋を外れているかもしれないような辺りが気になってはしまったが、それはそれとして作中世界に強く引き込まれてしまった。 物語は刑事の澤村慶司の視点で綴られている。それが殆どなのだが、一部に別な視点人物が登場する短めな部分が挿入される。別な視点人物とは、澤村達が手掛ける事件の犯行を重ね、そして警察の活動を見詰めているという人物だ。この人物の正体を解き明かし、この人物を追って逮捕を目指すという顛末が綴られた物語ということになる。 冒頭、この「別な視点人物」の部分で始まる。禍々しい犯行の様子が描写される。そしてその犯行の結果である事件現場に臨んで捜査活動に着手する警察の捜査員達の様子になって、本格的に物語に入っている。 澤村は県警の捜査一課に所属する刑事である。澤村が在る班の出番となって事件現場に臨んだ。他殺と見受けられる遺体が発見されたのだ。細い線で絞めたと見受けられる状態であったが、首筋に小さなナイフが突き立てられていた。澤村はこういう様子の遺体が出て来る事件が2件在ったところで、眼前の遺体は3件目ということに思い至る。 やがて捜査本部が設けられ、澤村は所轄署の少し若い女性刑事である永沢初美と組んで活動することになった。永沢初美は生活安全課の刑事である。所轄署も投入可能な人員を全て投入する体制で捜査に臨んでいるのだ。 澤村は色々と過去の経過も在って、捜査一課の谷口課長とは長く深い縁が在る。そういう他方、西浦管理官とは折り合いが悪く、熱くなって衝突するというような場面さえ在る。そういうような中で、殺害されてしまった人物について掘り下げる。そして澤村が当初手掛けた事件の被害者だけではなく、他の2件に関しても調べるようになる。 難航しながら捜査が進められる中、澤村は研修留学経験者でプロファイリングをしているという橋詰と出会うことになる。澤村の目線で、橋詰は余り相性が好くない人物だった。マイペースに過ぎて苛立つような面が在る人物なのだ。 夏の暑い盛りという中で澤村達が奔走する。澤村達が見出す事件の真相は如何に?そして被疑者を無事に確保出来るのか?ということになって行く。 過去の出来事が契機で、何か熱い想いで仕事に取組む澤村は、何処か「一匹狼」的な、突っ走ってしまうような男である。動き易い服装が好いとジーンズを常々着用して動き回っている。個人的にはカメラ好きという一面も在るのだが、デジカメを常時持ち歩いて、事件現場や人の顔と名前を覚えると称して出逢う人の顔を写真に撮るというようなこともする。こういう少し際立った男が向き合う本作の事件は「連続殺人」ということになった。しかも、過去に類似事件が発生していて未解決で、その時に一般に報道するようなことをしていない「特徴」の「模倣」というのまで在る。何か、米国辺りの刑事ドラマのような雰囲気も色濃いかもしれない。 際立った感じの澤村に対し、真面目な若手という感じの永沢初美や、マイペースな橋詰という手近で動くような人達とのコンビネーションも好い感じだ。捜査が進み、事の真相に近付く中、次なる犯行を阻止しようと澤村が奔走するような場面の緊迫した様子、被疑者との対決等、本当に夢中になった。 2010年頃に登場した作品だという。少し以前だが、そういう古さは全く感じられない。実に面白かった。広く御薦めしたい。

Posted byブクログ

2023/10/19

なぜか読むのに時間がかかったけど、後半になるにつれ、面白くなっていった。 アウトローな主人公だけど、好感が持てる。

Posted byブクログ

2022/12/30

完全にはずれ。つっこみどころ満載。まるで単独行動がかっこいいみたいに思ってるようだけどひどい。周囲が間抜けすぎ。ペアの女の子、初対面なのに言いたいこと言いすぎ。プロファイリングの人だけちょっと面白かった。けど、”最高の刑事”って何よ。何その幼稚な目標。

Posted byブクログ

2022/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天才的感覚派というのか 作中では人より目がいいと表現されているが、過去にトラウマを持つ主人公の澤村 ストーリーの起点の事件である連続殺人事件が10年前の事件と繋がっているのではないか、 10年前の事件の詳細を知っているのは、犯人と警察… ここから犯人が絞り込まれ一気に浮上した鬼塚 澤村と鬼塚 非常に似た思考を持つ2人だが、自己評価は異なった それぞれが一度の失敗をきっかけに こんなにも道を違えてしまうのか その失敗に対し、彼らを取り巻く環境は大きく異なり 澤村は自分を責め続け、 鬼塚は周りを卑下した 正義から生まれた『悪』だろう 鬼塚の話を真剣に聞く相手がいたら、 共に闘ってくれる仲間がいたら、 正義のまま、悪の根源を断つことが出来ただろう 登場人物それぞれがすごく人間らしい 手を差し伸べるか、遠ざけるか 行動できるか、出来ないか 人間の強さ・弱さを濃く描かれた作品だった 作品の構成 本筋の澤村目線と犯人の心情が書かれており 犯人が明白となるまでの進度が表現されており その臨場感も面白い 登場人物たちの最後がどうなったのか分からず、少しもやっとした

Posted byブクログ

2022/08/10

10年前の未解決事件を模倣した連続殺人。立て続けに3人の惨殺体が見つかった。県警捜査一課・澤村は、コンビを組む初美とプロファイリング担当の橋詰と犯人を追うが、上司と激しく衝突し孤立を深める。澤村は過去に自分が犯した失態により心に大きな傷を抱えていた。トラウマを払拭すべく澤村が捜査...

10年前の未解決事件を模倣した連続殺人。立て続けに3人の惨殺体が見つかった。県警捜査一課・澤村は、コンビを組む初美とプロファイリング担当の橋詰と犯人を追うが、上司と激しく衝突し孤立を深める。澤村は過去に自分が犯した失態により心に大きな傷を抱えていた。トラウマを払拭すべく澤村が捜査に邁進する中、さらに4人目の犠牲が出てしまう。被害者の共通点を洗うと、浮かび上がってきたのは意外な人物だった-。

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2022/02/09

はじめての堂上瞬一さんの作品。 警察モノは好きだから楽しく読めた。しがらみが多いんだろうなとフィクションでしか知らないけれど、それに巻き込まれながらも懸命に足掻く人の話。

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2021/02/14

久しぶりの堂場作品。やっぱり面白い。 脇役の存在感が凄く強くてよいスパイスになってる。 全体的にモヤモヤが残る結末なんだけどそれも程よく考えさせられる内容で自分で噛み締めてみるのもいいのかも。

Posted byブクログ

2019/12/23

評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 10年前の未解決事件を模倣した連続殺人。立て続けに3人の惨殺体が見つかった。県警捜査一課・澤村は、コンビを組む初美とプロファイリング担当の橋詰と犯人を追うが、上司と激しく衝突し孤立を深める。澤村は過去に自分が犯した失態により心に大きな...

評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 10年前の未解決事件を模倣した連続殺人。立て続けに3人の惨殺体が見つかった。県警捜査一課・澤村は、コンビを組む初美とプロファイリング担当の橋詰と犯人を追うが、上司と激しく衝突し孤立を深める。澤村は過去に自分が犯した失態により心に大きな傷を抱えていた。トラウマを払拭すべく澤村が捜査に邁進する中、さらに4人目の犠牲が出てしまう。被害者の共通点を洗うと、浮かび上がってきたのは意外な人物だった―。

Posted byブクログ

2019/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

10年前に目の前で人質の幼女が殺されて最高の刑事になることを誓った主人公澤村、通常捜査を逸脱することもしばしば。連続殺人事件が起こり捜査するも、被害者同士の関連がわからない。上司とも衝突し捜査からはずされてしまうが、ついに自分と同じ一匹オオカミの元刑事の存在にたどり着く。 ひとつずつ捜査によって犯人に近づいていくリアルさと、主人公の心情がわかりやすくてよい。犯人には中盤過ぎにはたどり着き、そこからの戦いも犯人の思考が書かれているのでワクワク感がある。 いかにもドラマになりそうと思って調べたら、やっぱりドラマ化していた。

Posted byブクログ