文化の場所 新装版 の商品レビュー
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[ 内容 ] 周縁化された「他者」や、抑圧されたマイノリティの声を歴史からすくい取る作業としてのポストコロニアリズムに必須の戦略と指針を示す。 [ 目次 ] 文化の場所 理論へのこだわり アイデンティティを問う―フランツ・ファノンとポストコロニアルの特権 他者の問題―ステレオタイプ・差別・植民地主義言説 擬態と人間について―植民地言説のアンビヴァレンス ずらされた礼節/こずるい市民たち まじないになった記号 アンビヴァレンスと権威について―一八一七年五月、デリー郊外の木陰にて 古層の表現―文化的差異と植民地的無意味 国民の散種―時間、語り、近代国民国家の周縁 ポストコロニアルとポストモダン―行為媒体の問題 パンのみにて―一九世紀中葉における暴力の記号 新しさはいかに世界に登場するか―ポストモダン空間、ポストコロニアルな時間、文化翻訳の試練 結論―「人種」、時間、近代の書き直し [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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