地図を探偵する の商品レビュー
私は地図があっても道に迷うタイプだ。そのせいか地図を読める人に対しての憧れがある。この本は、地図を知り尽くした人物による地図の本当の楽しみ方が書かれている。地図とは目的の場所にたどり着くためのものだと思っていたが、本書を読むとそれだけではもったいないと思えてくる。
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鉄道の表記のしかたとは、一口で言えるが、これほど多様な方法があったとは! 標高線の書き方、土地の高低の表現も、さまざま。 銀座の地名の変遷。 古今東西の地図を猟渉してきた人ならではの、凄みを感じさせる。 面白かった。
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地図に対する思いが伝わってくる。 その改良提言の数々については、ぜひ実現させてもらいたいと思う。 利用者の声は何よりの改善対策になるだろう。 高校時代の山岳部で、まず先輩に地形図の折り方を教わったことを思い出した。
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地図に興味があるが、地図に関する本を読み通すのは苦手である。この本のあとがきを書いている堀淳一の本も途中で放り出した経験が有る。地図と本文を交互に読む必要が有るので、集中力を維持できないのだろう。ところが本書は、内容の面白さにつられて難なく読破できた。さすがに、同業者の堀さんが絶...
地図に興味があるが、地図に関する本を読み通すのは苦手である。この本のあとがきを書いている堀淳一の本も途中で放り出した経験が有る。地図と本文を交互に読む必要が有るので、集中力を維持できないのだろう。ところが本書は、内容の面白さにつられて難なく読破できた。さすがに、同業者の堀さんが絶賛するだけのことはある。今まで知らずにきて損をした気分である。
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