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四月は君の嘘(4) の商品レビュー

4.1

37件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

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2020/02/03

主人公のライバルであると同時に、主人公に心を動かされた人たちの話が描かれます。 この巻も、ここだけ読むとアツいライバルの登場かと思いますが、後になって読み返すと、また違った風にも読めます。 自分の何気ない行動が人に何かを伝えて、また回り回って自分に返ってくるような。 余談です...

主人公のライバルであると同時に、主人公に心を動かされた人たちの話が描かれます。 この巻も、ここだけ読むとアツいライバルの登場かと思いますが、後になって読み返すと、また違った風にも読めます。 自分の何気ない行動が人に何かを伝えて、また回り回って自分に返ってくるような。 余談ですが、比喩に花を使うところは情緒を感じていいなと思います。

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2019/02/21

初読。思春期・青年期におけるライバルの存在は、とても大きいものだという考えに同意。もっとも同士ではダメなのかと言われれば、そんなことは毛頭ないだろう。それに大人になっても、競争する相手がいることは自らのモチベーションたり得ると思う。何にせよ、目標に向かって仲間と共に進む姿は美しい...

初読。思春期・青年期におけるライバルの存在は、とても大きいものだという考えに同意。もっとも同士ではダメなのかと言われれば、そんなことは毛頭ないだろう。それに大人になっても、競争する相手がいることは自らのモチベーションたり得ると思う。何にせよ、目標に向かって仲間と共に進む姿は美しい。 ピアノを弾くことは、あの日から公生にとっての罰だった。愛していた者が、死してなお対象の心を縛りつける。 それはそうと、「作者がストーリーを構築したいがために、作者の意思をキャラクターに喋らせる」がところどころ前に出てくるようで、少し気にかかる。勿論物語はそういう面もあるのだろうが。ストーリーを読むスピードに影響はないので、気にかかる程度で。次巻も楽しみ。

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2018/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2018/6 コミック6冊目(通算23冊目)。コンクールに出場した公正。長年復帰を待ち望んだライバルたちも、その思いをそれぞれにピアノにぶつける。その様は鬼気迫るよう。公正の出番になり、最初は普段どおりに弾けていたがそのうちに母の存在が公正の演奏のリズムを乱していく。どう立て直すのか?。次。

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2018/05/27

有馬公生がコンクールの舞台に帰ってきた――。そして、そこには成長したかつてのライバル達が待ち構える。大本命と噂される相座武士は、圧巻のショパンを披露。井川絵見は力強い音色を奏で始める。「有馬公生を否定する」ために弾きつづける少女の旋律とは? そして、ブランクと音の聴こえぬハンデを...

有馬公生がコンクールの舞台に帰ってきた――。そして、そこには成長したかつてのライバル達が待ち構える。大本命と噂される相座武士は、圧巻のショパンを披露。井川絵見は力強い音色を奏で始める。「有馬公生を否定する」ために弾きつづける少女の旋律とは? そして、ブランクと音の聴こえぬハンデを背負う元天才少年の演奏は?(Amazon紹介より)

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2018/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

毎報コンクール後半。有馬公生だけを目標にピアノを弾いてきた武士と、有馬公生を倒すために否定するために弾き続けてきた絵見。今巻は絵見の演奏。多才で無限の可能性があった絵見は5歳で公生のピアノに感動しピアニストを目指した。同い年の子2人に大きな影響を与える公生はホントにすごかったんだろうなぁ。そして公生の演奏が始まる。他人に興味がなかった公生が他のピアニストたちに触発されて、止まっていた時間が動き出す。舞台に向かう公生の、音楽はこんなにも血が沸るものだったんだっていう言葉が印象的。でもピアノのすぐ真横に母親の影を見てしまう公生。このお母さんが表情ないし車椅子だし何回見ても慣れない。もはや怖い。弾き始めてからの公生の子どもの頃の思い出が辛すぎ。母親に喜んでほしかっただけなのにってやつ。そしてまた音が聴こえなくなったところで終わってしまった。コンクールなのにどうなるんだろう。

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2017/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 有馬公生(ありま・こうせい)がコンクールの舞台に帰ってきた――。そして、そこには成長したかつてのライバル達が待ち構える。大本命と噂される相座武士(あいざ・たけし)は、圧巻のショパンを披露。井川絵見(いがわ・えみ)は力強い音色を奏で始める。「有馬公生を否定する」ために弾きつづける少女の旋律とは? そして、ブランクと音の聴こえぬハンデを背負う元天才少年の演奏は? 【感想】

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2017/07/29

不安定な心ってほんとなにが起こるかわからなくて愛しい 爆発しないとコントロールできるようにはならないんだよね

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2017/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 前巻から引き続く、公生出場のピアノコンクール序章。ここで描かれるのは、武士と絵見の公生に対する屈折した感情だ。自分の夢を生み出した存在は憧れの対象でもある。とはいえ、彼のために数多くの挫折を味わされた。屈辱と憧憬とがない交ぜの二人を丁寧に描く本巻。ここでの二人の演奏は、公生の再生に繋がるはず。彼の演奏が成功するかしないかに関わらず、今の二人の存在と演奏は、かをりに出会った公生にはくっきりと刻印されるだろうから。

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2016/02/27

もともとクラシックは好きでよく聴いてました。有名ドコロメインですが。その中でもビゼーやチャイコフスキー、モーツアルト、ショパン等のCDは持ってました。ショパンは行進曲が好きです。でも「木枯らし」もいいですね。ようつべで聴いてたら涙出ました。絵見ちゃんの気持ちのこもった演奏描写に音...

もともとクラシックは好きでよく聴いてました。有名ドコロメインですが。その中でもビゼーやチャイコフスキー、モーツアルト、ショパン等のCDは持ってました。ショパンは行進曲が好きです。でも「木枯らし」もいいですね。ようつべで聴いてたら涙出ました。絵見ちゃんの気持ちのこもった演奏描写に音楽の相乗効果。やはりクラシックは素晴らしい♪

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2016/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

毎報コンクール。かつての公正に憧れた2人のライバル・相座武士と井川絵見の演奏が終わり順番がまわってきた有馬公正の前に母親の幻影が現れる。武士も絵見も公正という動機を持っているのは同じだが目的やスタイルが真逆で面白いな。自分は楽器を習った経験がなく音楽に関する知識もないのだが憧れだけはあって、公正・武士・絵見のような関係性が羨ましい。殴られようと蔑まれようと母親の味方をしてきた公正の唯一の反抗が最後の会話となってしまったのは酷な話だ。でも11歳には見えんな。

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