あるロマ家族の遍歴 の商品レビュー
人は生き抜く術を磨きながらこの世を過ごすものなんだな。ジプシーとして生きる生活環境でなくとも、皆その環境で身近な人や世の中との関わり通してそうしているんだ。 著者は1941年(昭和16年)4月2日にセルビア(旧ユーゴスラビア)において、馬喰の父と占いを生業とする母を持ち、7人...
人は生き抜く術を磨きながらこの世を過ごすものなんだな。ジプシーとして生きる生活環境でなくとも、皆その環境で身近な人や世の中との関わり通してそうしているんだ。 著者は1941年(昭和16年)4月2日にセルビア(旧ユーゴスラビア)において、馬喰の父と占いを生業とする母を持ち、7人の姉とその後にようやく生まれた二人目の男子として生まれ育ったミショ・ニコリッチ氏。生誕の4日後に、ドイツ軍のユーゴスラヴィア進駐が始まった激動の時代の被差別民の暮らしが生き生きと記録されている。後年、妻ルージャの歌唱が認められ、音楽一家として活動をする傍ら本著作にあたったという。 訳者、金子マーティン氏の訳注とあとがきに至る最後まで、欧州を中心としたロマを知る好書となりました。
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非常に興味深い。 ロマには彼ら独自の世界観、習慣、文化があった。産後の女性は不浄だから料理をしてはいけないとか、耳飾りをしないと不運になるとか。そしてロマは差別されていたから職業につけなかったから盗みなどの軽犯罪を子供がするしかなかった。 ナチスドイツからもやはり徹底的に排斥され...
非常に興味深い。 ロマには彼ら独自の世界観、習慣、文化があった。産後の女性は不浄だから料理をしてはいけないとか、耳飾りをしないと不運になるとか。そしてロマは差別されていたから職業につけなかったから盗みなどの軽犯罪を子供がするしかなかった。 ナチスドイツからもやはり徹底的に排斥されたようだ。
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ロマ家族の名前がたくさん出てきて、最後の方には誰が誰やら混乱してしまった。日本人には馴染みが薄いロマ人の雰囲気はわかったが、もう少し濃い内容が欲しかった。
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