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ソニー失われた20年 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2026/01/09

ソニー内部の暴露本として貴重な情報がまとまっている。著者はおそらくかなり優秀な方で、ソニーの一時期の凋落を忸怩たる思いで悔しがっていたのだろう。 組織がいかにトップ・仕組み・文化が重要で、大半が優秀な社員であっても機能不全に陥ってしまう可能性を考えさせられる。 全体的に前の経営陣...

ソニー内部の暴露本として貴重な情報がまとまっている。著者はおそらくかなり優秀な方で、ソニーの一時期の凋落を忸怩たる思いで悔しがっていたのだろう。 組織がいかにトップ・仕組み・文化が重要で、大半が優秀な社員であっても機能不全に陥ってしまう可能性を考えさせられる。 全体的に前の経営陣への恨みが全開で、読んでいて決して気持ちの良い本ではない。最後に「残された希望への道」という章があるものの、そこでも不平不満が大半書かれていた。 平井吉田以降のソニーはこの頃とは違うので、過去のソニーの様子を知る上ではとても貴重な本だった。

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2017/05/07

著者は、FeliCaなどの国際標準化に貢献して、国家から表彰されたほどの有名人なので、ビジネス的視点でソニー凋落要因を分析してくれるものと期待していたのだが、なんと大賀、出井、ストリンガーの経営陣を徹底批判した内容で、ビックリ仰天しました。 技術系の仕事師達の排除と独裁を進めた大...

著者は、FeliCaなどの国際標準化に貢献して、国家から表彰されたほどの有名人なので、ビジネス的視点でソニー凋落要因を分析してくれるものと期待していたのだが、なんと大賀、出井、ストリンガーの経営陣を徹底批判した内容で、ビックリ仰天しました。 技術系の仕事師達の排除と独裁を進めた大賀さん、アメリカかぶれで技術イノベーションの芽を摘み執行役に押し込め、社外取締役の重用と高額報酬による背信経営の出井さん、さらに無知無策だったストリンガー、、、。 いずれも技術に対する無作為を嘆いてます。 いまの平井さんも文系であり、本書をまともに捉えると、もうソニー復活はないでしょう。 ただ個人的には、一読後は後味が悪かったです。 よほどソニー(会社)に個人的な怨念があるのかな…、、著者もソニー社員故に上述の成果を得ることができた面もあったと思うので、本書の大筋の内容については残念でした。 参考になった点は、内部でしかわからないソニーの人事制度の仕組みがわかったことです。

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2015/07/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルに惹かれて読んだが、一冊の本としての情報量が多すぎる。 ソニーの情報を書いたというよりは、著者個人の人生を書いたといった方が良い。 また経営陣への批判などは賛否あるだろうが、追求が中途半端なものとなっている。なぜそこで暴露をやめてしまうのか、一体著者はこの本を誰に読んでほしかったのかがわからない。ソニー内部の情報を一般読者にわかって欲しかったのか、それともソニーの現経営陣、社員らに読んでほしかったのか。 後者の場合は別の本を発行する意味が無いだろうに、彼らに配慮しているのかわからないがその追求が半端なものになってしまっている。 他の方も言っているが一体何を伝えたかったのか、ソニーの歴史を伝えたいのならもっと中身を凝縮してまとめた方がよかっただろうなと思った。 ソニーの歴史を書ききるでもない、内情を暴露しきるでもない、中途半端な内容であった。

Posted byブクログ

2014/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昨今のソニーの凋落ぶりを嘆き、この惨状を招いたとして出井、ストリンガーら歴代社長を激しく批判している。特に、委員会等設置会社、社内カンパニー制の導入、EVA、シックスシグマなどの方策をことごとく「愚策」と呼び切り捨てている。とはいえ、著者は当時社内に在籍していた当事者でもあり、歴代社長ら個人に対する批判は、結果が判明した今だから言えるという後出しじゃんけんの感がある。

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2013/12/07

長年勤め続けた中の人が、ソニー低迷の戦犯をこき下ろす暴露本。 技術を知らない経営陣が現場に目を向けず踊り続けた結果、残されたのはリストラの山と資産売却による見せかけの営業利益、という非常に切ないお話になっとります。 普通に読みやすい文章なのに、全編に漂う怨念と、まとまりのない...

長年勤め続けた中の人が、ソニー低迷の戦犯をこき下ろす暴露本。 技術を知らない経営陣が現場に目を向けず踊り続けた結果、残されたのはリストラの山と資産売却による見せかけの営業利益、という非常に切ないお話になっとります。 普通に読みやすい文章なのに、全編に漂う怨念と、まとまりのない散漫な内容で読み終えるのにエラい時間が。。。"俺の大好きやったソニーをよくも壊しやがったな!"と憤懣やるかたない思いを文章にしたためたら、本が一冊できました、って感じやろなあ、たぶん。 しかし、耳ざわりは良いけど何が言いたいのかサッパリ分からん抽象的なフレーズが経営目標になったりした時は要注意!ってのは以下自粛

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2013/04/25

ソニーの半内部告発本。SONYの話は知らんが電機産業一般の話としては同感。技術では勝てないが技術が無ければ勝てない。高学歴の文系社員が多くなって権力を握ったら駄目になる。理性的な技術者は権力欲の強い文系に社内政治で勝てない。はい、まったくその通りです。ついでに言うなら官僚は自己増...

ソニーの半内部告発本。SONYの話は知らんが電機産業一般の話としては同感。技術では勝てないが技術が無ければ勝てない。高学歴の文系社員が多くなって権力を握ったら駄目になる。理性的な技術者は権力欲の強い文系に社内政治で勝てない。はい、まったくその通りです。ついでに言うなら官僚は自己増殖をするので、本来不要なレベルまでオーバーヘッドの文系スタッフ/営業を増やして技術者を食い潰す、と。うちの会社もそうですよ。というか、どこの日の丸電機・家電メーカーも一緒じゃないかい?文系が偉くなって困らないメーカーって自動車くらいだと思うな。

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2013/04/22

著者の個人的な思いを強く感じますが、歴史を知るには良い本でしたし、一社員の見方という意味では興味深かったです。 CEO、取締役って何をしていて、どんな成果を出しているのかもっと色々な会社の本を読んでみたいと思いました。

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2013/03/21

ソニー低迷について元社員の著者が述べている。全体的に出井批判の内容が濃く感じた。記述内容以外のことが業績低迷のような気がしているのであまり共感できなかった。評価システムや社内制度についての批判もあるが、制度についての良し悪しはほかの多くの企業でもあることだと思う。

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2013/02/24

図書館で予約して読んでみました。評価保留。 これからのソニーを考えるとき、そのときの状況によって 人が陥りやすいリスクの実例はたくさん書かれていると思います。 しかし、あるべき姿を四方八方目指してやりすぎても会社経営は 成り立たないと思うので、その辺のメリハリをどうやって付けて...

図書館で予約して読んでみました。評価保留。 これからのソニーを考えるとき、そのときの状況によって 人が陥りやすいリスクの実例はたくさん書かれていると思います。 しかし、あるべき姿を四方八方目指してやりすぎても会社経営は 成り立たないと思うので、その辺のメリハリをどうやって付けていくか バランス感覚を優れた経営者はどうやって身に付けていくのか そういった本を読みたいな、と感じました。

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2012/10/07

ソニーに40年以上勤めた、内情を知る幹部社員が執筆した本。ソニーを通して、経営について書かれている本でもある。技術者、メーカーに勤めているなら読んで欲しい。 帯にもあるが「何が、誰がソニーをだめにしたのか」だ。ソニーが悪くなったのは、ソニー自信が悪いのではなく、そこで働く社員、特...

ソニーに40年以上勤めた、内情を知る幹部社員が執筆した本。ソニーを通して、経営について書かれている本でもある。技術者、メーカーに勤めているなら読んで欲しい。 帯にもあるが「何が、誰がソニーをだめにしたのか」だ。ソニーが悪くなったのは、ソニー自信が悪いのではなく、そこで働く社員、特には出井〜の社長に問題があると提起している。 全ては考察であるから、真偽は分からないが、会社は内側にいないと見えないものがあると思う。そういう意味で、かなり興味深い内容である。 また、自分の将来ビジョンにも役立った。メーカーであるなら、現場を知らないといけない。書類や、報告書、そこにある数字からだけでは何も判断できない。現場を知っているから、そこに書かれた意味、数字が本当に正しいのかも分かる。技術者としてもっと現場に出たい。 そして著者の想いである「ソニーで働く若者に限らず、日本の企業で働く心ある若者すべてに、かつての日本人ベンチャー魂を今一度、発揮して欲しい。」これも大事にしたいと思う。 ただし、こうすれば良いと言う内容に、どれだけ信頼性があるかは分からない。それらの内容は実行したわけでもないので、どうかなというところである。ただの理想であるだけかもしれない。 そういったことを踏まえると、☆3つかな。

Posted byブクログ