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大正艶異聞 なりかわり の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2014/09/28
  • ネタバレ

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ヒーローは庭師だし、ヒロインは黒髪+和服だし 蝶毒のバッドのノベライズかと思った。 男装の麗人もの好きじゃないけどぐいぐい読ませてくれた。 ただこれティアラじゃなくソフィア向けじゃないかな。 絵師の笠井あゆみさんという方、和物が映える画風な気がします。 鏡、D、鈴

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2013/04/24
  • ネタバレ

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しっとりねちねちいやらしいやつ。 笠井あゆみさんのイラストも素晴らしい。 男役がオラオラ系かとおもいきや、ヤンデレМ属性持ちだなんていいぞもっとやれ。 最後、もしかしてこれハッピーエンドあるんちゃうか?ワンチャンあるでと思わせておいての安心のブンゲ先生クオリティ! めでたしかと思った?いつもの鬱エンドだよ!

Posted byブクログ

2012/12/05
  • ネタバレ

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丸木さんの作品ってことで、予想はしていましたが、やっぱりバッドエンドでした。でも、今までの中ではまだマシな方かなあ。やっぱり死体のそばでってのがないだけ、私的にはよかったのだと思います。 毎回登場人物の歪みっぷりは半端ないですけど、最初の頃の文子はまだ同情しちゃいます。あととりとして男としてずっと育てられてきたのに、隠し子が名乗りをあげたとたん、女性に戻され、しかも父親の死に目にも会えずじまい。なんともいえません。 一方、正章は見た目はワイルドな感じで、嫌いじゃない風貌ですけど、性格的にはやっぱダメでした。あの風貌で殴られたり女性に犯されたり、どうにも共感できません。しかも文子には執着してて、文子が不憫でなりません。これでエドが戻って来たら、エドも殺されてしまうんでしょうね。 笠井さんのイラストがまた、雰囲気に合ってて、大正時代って感じのエロい感じが出てます。こういう話のあとは、軽めのお話が読みたいです。

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2012/09/17

もう少し男装の麗人描写が多いと嬉しかったなぁ。女性に戻ってから又一度男装で何かしてみたり、とかそういうエピソードが欲しかった。男言葉をもっと最後までなおさないで、こう事件があった時にやっと、とか、そういう切り替わりとか。 ちょっと残念。 しかし、登場人物のどこか歪な内面はとても...

もう少し男装の麗人描写が多いと嬉しかったなぁ。女性に戻ってから又一度男装で何かしてみたり、とかそういうエピソードが欲しかった。男言葉をもっと最後までなおさないで、こう事件があった時にやっと、とか、そういう切り替わりとか。 ちょっと残念。 しかし、登場人物のどこか歪な内面はとても面白かったです。書いてて楽しいだろうなあ。文章もまさに時代にあった、エログロな退廃した感じで、かつ読みやすい。 エログロバッドエンド、だけれど、こういう路線があってもいいんじゃないかなぁと丸木さんの話を読む度に思います。エログロは多いけれど、バッドエンドって、あまりないので(女性向けの小説ですと。ゲームなどなら幾つもルートが描けるから多いでしょうが)

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2012/09/13

華族家の当主・文子と使用人・正章の主従関係は、正章が伯爵家の血を引くと判明し逆転した。当主になりかわった彼は文子を蹂躙する。底知れぬ執着愛の果てとは。 やっぱり、私はハッピーエンドが好きなようです。 大正、ほの暗い雰囲気、男装の麗人と好きなキーワードが並んでいて、しかも丸木さん...

華族家の当主・文子と使用人・正章の主従関係は、正章が伯爵家の血を引くと判明し逆転した。当主になりかわった彼は文子を蹂躙する。底知れぬ執着愛の果てとは。 やっぱり、私はハッピーエンドが好きなようです。 大正、ほの暗い雰囲気、男装の麗人と好きなキーワードが並んでいて、しかも丸木さんのひと味違った描写力も好きなのに、どうして受け付けないのだろうと毎回不思議に思っている作家さんです。 正章のキャラクターも好きですし、文子の女王様気質も好みなのに、どうしてなんだろう。 読むのは苦でなかったのに、もやもやしてしまいました。

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2012/10/01
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乙女小説、なのに相変わらずヤンデレでどろどろ。 前作よりも歪んでる執着愛が容赦なくて、手折られ感が半端ない。 ハッピーエンドの欠片もないラストに、 元男装の麗人がものすごっく気の毒になった (これはこれでハッピーエンドなのかなという気もするが)。 アテ馬がアテ馬にもならないなんてー。 愛されてはいるんだろうけどねえ(ちょっと嵐が丘ぽい)。 下克上の下克上というか、めくるめく被虐の陶酔感がイっちゃって素敵。 憎しみながら何よりも強い愛で結ばれてる2人。 こーいうの、BLでも書いて欲しいw

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2012/09/09
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前作ほど良かったとは感じなかったな。こんな設定のわりには女として男に抱かれることにわりとすぐに順応してしまったのが残念。まあいつまでも男性的な言動のままだったらBL臭くなってしまいかねないけどさ。

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2012/10/13
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丸木先生の新作~というわけで購入しました。 ティアラ文庫の作品をあまり読まないので、丸木先生の作風?描写する雰囲気がどう「違う」のかはわかりかねるのですが… さすが、丸木先生といったお話で!! 生々しく、艶めいた行為。 力強さ、脆さを見て、そんでもって嬉しそうに笑われた瞬間には読んでいるこちらがつい絆されてしまう正章のキャラクター。 義兄でもそうでしたが、ハッキリとしたエンディングをつけないで後の展開を匂わせる。ハッピーエンドに転がって欲しくもありながら、でもバッドなフラグも立てつつ、一体どうなるのが文子にとって幸せなのか…。 余韻の残る感じがとても好きです。

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2012/09/05

まさしく公式が病気。 ティアラ文庫にしては珍しく相手男性が美青年じゃない!(男前や偉丈夫の類でしょうが) 描写される正章がたまに嬉しそうに笑う様子には「ああ、男ってやつは可愛いなぁ」とちょっとほだされそうになりました。 ですが、全体的にティアラ文庫の相手男性のわりには描写や言葉選...

まさしく公式が病気。 ティアラ文庫にしては珍しく相手男性が美青年じゃない!(男前や偉丈夫の類でしょうが) 描写される正章がたまに嬉しそうに笑う様子には「ああ、男ってやつは可愛いなぁ」とちょっとほだされそうになりました。 ですが、全体的にティアラ文庫の相手男性のわりには描写や言葉選びも相成って雄々しく生々しく、「夢!」「恋!」「幻想!」というような少女小説ではないですね。

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