尾根のかなたに の商品レビュー
日航墜落は当時17才の私は衝撃だった。 事故を知ったのは、オレゴン州だった。 ホームステイ中だった。 ホストの父親さんから知らされた。 新聞にはJALとかかれた翼があった。 四半世紀もたつのに、関連図書を見つけると 気になるのは、やはり衝撃の強さの 影響だろう。
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『慎太郎、男はなくもんじゃない。でも、今日だけは••••••一緒に泣こう』本文引用 最愛の人を突然に失ったとき、人は泣きじゃくるのか? それとも、何かに苛立ちをぶつけるのか? ぼーぜんとし思考が遮られるのだろうか? そこから立ち上がるのにどれだけの時間がかかるのか? それともいつ...
『慎太郎、男はなくもんじゃない。でも、今日だけは••••••一緒に泣こう』本文引用 最愛の人を突然に失ったとき、人は泣きじゃくるのか? それとも、何かに苛立ちをぶつけるのか? ぼーぜんとし思考が遮られるのだろうか? そこから立ち上がるのにどれだけの時間がかかるのか? それともいつまでも引きずりつつ生きるのか? 最愛の人の思い出と共に前向きに生きるのか? 本作は最愛の人を失った人々がいかに乗り越えたのかを読み手に伝える。
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四半世紀も経ったのか… それだけの年月が父子関係を語るのに必要だったという事に一層の哀しみを感じる。
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たしかに壮絶。たしかに凄惨。 ただ、各被害者遺族の視点から見ると、全ての事件・事故で突然命を奪われることは等しく悲劇であり、唐突なものでもある。 その意味で、日航機墜落事故や大震災の悲惨さや当局の対応のまずさを指摘する目的で書かれた本はその事故・災害の特殊性を殊更に強調しようとす...
たしかに壮絶。たしかに凄惨。 ただ、各被害者遺族の視点から見ると、全ての事件・事故で突然命を奪われることは等しく悲劇であり、唐突なものでもある。 その意味で、日航機墜落事故や大震災の悲惨さや当局の対応のまずさを指摘する目的で書かれた本はその事故・災害の特殊性を殊更に強調しようとするものが多い中で、この本はそうではなく、被害者遺族に寄り添い、それぞれの家族の物語を掘り起こしていく点で大きな独自性があった。 著者の門田氏は他にもすばらしいノンフィクション作品があるが、遺族の物語を紡いでいくための取材力は相変わらず図抜けている。
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WOWOWでのドラマを見て買いました。 今でも生存者発見のニュースを思い出せるのに こういう視点でこの事故を見たのはじめてです 本当にすごい事故でした。 あれから27年経ったんですね。
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忘れもしない1985年8月12日。 単独機による事故としては、最大の犠牲者を出した 日本航空123便墜落事故の、遺族のその後を描いた本。 この事故の衝撃は大きく、「日航機墜落事故」と言えば、 この事故のことを指すほどになってしまいました。 その中でも特に本書では、数少ない男性遺族...
忘れもしない1985年8月12日。 単独機による事故としては、最大の犠牲者を出した 日本航空123便墜落事故の、遺族のその後を描いた本。 この事故の衝撃は大きく、「日航機墜落事故」と言えば、 この事故のことを指すほどになってしまいました。 その中でも特に本書では、数少ない男性遺族(息子)に 焦点をあてたものになっています。 本が書かれたのは、事故から丁度25年を経た2010年。 事故当時の少年は成長し、自分の家族を持ち、 人によっては、事故で失った父親と同い年になっている 人物も居ます。 いやぁ、涙なしには読めないですね。 外出の最中、電車の中や、カフェとかで読んだんですが、 うっかりすると泣きそうになるので、危険でした。 自然災害と事故の違いはあるものの、 どうしても2011年3月11日の事を思わずには居られませんでした。 東日本大震災では、このJAL123便の事故と同様、 一気に家族を失った少年・少女が多数居ます。 彼ら・彼女らの、将来が明るい物であることを 祈念してやみません。
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今年読んできた数々の本のなかで、最高ランク。 1日、1日の大切さを改めて思う。 涙が止まらなくなるという経験を久々にした。 ぜひ、お手にとってほしい一作だ。 そして、こんな仕事をしたいとも思った。 人により添い、社会問題を提起していくような。
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