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日記堂ファンタジー の商品レビュー

2.8

20件のお客様レビュー

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2023/05/08

不思議なお話だった。 悩みを持っている人がやってくると、その人の悩みに寄り添った日記を紹介する店主。でも、読み終わっても、劇的に何かが起きたわけでもなく、解決したわけでもない。登場人物たちの悩みは解決したんだろうけど、キーパーソンであろう店主についても明かされることは少なくて、も...

不思議なお話だった。 悩みを持っている人がやってくると、その人の悩みに寄り添った日記を紹介する店主。でも、読み終わっても、劇的に何かが起きたわけでもなく、解決したわけでもない。登場人物たちの悩みは解決したんだろうけど、キーパーソンであろう店主についても明かされることは少なくて、もやもや。 と思ったら、この店主のお話が幻想シリーズであることを知り、慌てて図書館で借りました笑 急いで読まなくては!! 人の日記を読むって、背徳感あるけど、すごく興味がある。実際にそういうお店があるらしいし、共感できることも多いのかもしれない。日記ってその人の内面を映し出すし、とてもとても繊細なその人の極々プライベートな部分が記されてるわけだから、その分共感も強いだろうし、同じ悩みなら背中を押されたり、勇気をもらったりするのかも。相手が見えないからこそ、嘘偽りない同情とかもない素直な言葉が沁みるだろうし、新たな閃きがあったりするのかもしれないな。

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2018/11/28

日記堂という日記を売買するお店の女主人は着物で軽トラも運転しちゃう。 日記を買い受け、そしてまた必要な人に日記を売る。 今の自分の状況や知りたい事に合わせて絶妙な内容の日記を売られる。 日記を通しての不思議な繋がりと問題解決。 その辺のビジネス書や自己啓発書よりも断然オススメ...

日記堂という日記を売買するお店の女主人は着物で軽トラも運転しちゃう。 日記を買い受け、そしてまた必要な人に日記を売る。 今の自分の状況や知りたい事に合わせて絶妙な内容の日記を売られる。 日記を通しての不思議な繋がりと問題解決。 その辺のビジネス書や自己啓発書よりも断然オススメな日記達。 私だったらどんな日記が売られるのだろうと思いながら読んだ。

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2017/12/18

大学一年生の友哉は雑木林の茶畑で新芽を摘んでいた。しかし、そこは私有地だった。突如あらわれた美女に、お茶泥棒を見逃す代わりに、日記堂で働くよう言われる。翌週、友哉は大学で弟の彼女・真美に、一緒に日記堂に行きたいと頼まれた。真美に片思いをしていた友哉は、一も二もなくうなずいた。恋煩...

大学一年生の友哉は雑木林の茶畑で新芽を摘んでいた。しかし、そこは私有地だった。突如あらわれた美女に、お茶泥棒を見逃す代わりに、日記堂で働くよう言われる。翌週、友哉は大学で弟の彼女・真美に、一緒に日記堂に行きたいと頼まれた。真美に片思いをしていた友哉は、一も二もなくうなずいた。恋煩う大学生、有名な怪盗花泥棒、浮気者の准教授…日記は今日も誰かを救う。美人店主と個性あふれるお客たちが繰り広げる、ひと夏の物語。

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2017/05/06

他人の日記を読むことで、自分の悩みが救われたり、一歩を踏み出せることもある。 日記を売り物にしている美人店主と、その店主の小間使いにされる大学生の元へ、今日も日記を求める人々が集まってくる。 ところどころで視点が変わったり、唐突な場面転換に読みにくさを感じながらも、日本昔話のよ...

他人の日記を読むことで、自分の悩みが救われたり、一歩を踏み出せることもある。 日記を売り物にしている美人店主と、その店主の小間使いにされる大学生の元へ、今日も日記を求める人々が集まってくる。 ところどころで視点が変わったり、唐突な場面転換に読みにくさを感じながらも、日本昔話のような神秘的な雰囲気は伝わってくる。 書かれた日記を売る、というアイデアは、今まで思いもつかなかったけど、もし本当にそんな店が実在するのなら、私の日記も売りたいな。

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2016/02/10

〈幻想〉シリーズと話の流れが似てるけど、シリーズと関係あるのかな?それとも堀川さんの話はこんな感じ? “日記堂”の設定や“カフェ《ラプンツェル》”,それに装幀も好みなんだけど、何か物足りない感じ…。(題名の“ファンタジー”も合わないような。) 色んな謎がそのままで終わっちゃった...

〈幻想〉シリーズと話の流れが似てるけど、シリーズと関係あるのかな?それとも堀川さんの話はこんな感じ? “日記堂”の設定や“カフェ《ラプンツェル》”,それに装幀も好みなんだけど、何か物足りない感じ…。(題名の“ファンタジー”も合わないような。) 色んな謎がそのままで終わっちゃったからかな。続くんだろうか。 猩子さんが友哉を雇ったのは代金だからってだけ? (似) 『×××HoLic』CLAMP

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2014/08/24

大学生の鹿野友哉は私有地の茶畑で新芽を摘み取ったことから、その代償として日記堂でアルバイトをすることに。日記堂は日記だけを売っている変わったお店。悩みを抱えた人達は、その悩みを解決しようとお店を訪れます。 日記を読むことで本当に悩みは解決するのでしょうか・・・。

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2014/02/17

きっとワクワクさせてくれるに違いない。と思った割にはまとまりなく終わった感じ。 やっぱり幻想シリーズに戻りましょう。

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2013/10/04

その人に合った、その人の求めている日記を売る日記堂。 設定は面白いが、なーんか全体的にどっちつかず。 やはりこの人の作風は苦手かも。 【図書館・初読・10/4読了】

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2013/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幻想シリーズの堀川アサコさんのひと夏のファンタジー物語。大学一年生の友哉は父親に頼まれて幻の茶葉を探しに行き道に迷い、雑木林で見つけた茶畑で新芽を摘んでいた。しかし、そこは私有地だった。世にも美しい女性店主猩子さんにお茶泥棒を見逃す代わりに、日記ばかりを扱う日記堂で働くよう言われアルバイトをするようになるが……。他人の日記を手にいれることのできる日記堂とそれを求める客という設定が面白かったが、それを生かしきれずに、尻切れトンボに終わったように感じた。2013.08.13 読了。

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2014/06/02

 日記堂を営む美人店主の元で働くことになってしまった友哉。猩子の見立てによって日記を得た人々は人生が変わる。  店主と友哉の関係等も含めホリック的な感じを受けました。店主の猩子さんがミステリアス過ぎて結局謎。友哉と弟拓海と拓海の彼女真美との三角関係はどうなったの?後半全然触れら...

 日記堂を営む美人店主の元で働くことになってしまった友哉。猩子の見立てによって日記を得た人々は人生が変わる。  店主と友哉の関係等も含めホリック的な感じを受けました。店主の猩子さんがミステリアス過ぎて結局謎。友哉と弟拓海と拓海の彼女真美との三角関係はどうなったの?後半全然触れられてない気がするのですが気のせい…?いろいろ中途半端なお話でした。結局、猩子さんが何を求めてるのかよくわからないから読んでてもやもやします。  装丁は好きです。

Posted byブクログ