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君と一緒に生きよう の商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

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2023/02/27

自分は動物大好き 20代前半ペットショップでも働いてました。 よく【売れ残った犬ってどうするんですか?】と聞かれるが…別に仔犬じゃなくなっても値段さえ下げれば、仔犬から飼うのがつらい老夫婦が買ってくれたりするので、そういうのは一切無かった 個人的に思うのは 世の中【教養のない優...

自分は動物大好き 20代前半ペットショップでも働いてました。 よく【売れ残った犬ってどうするんですか?】と聞かれるが…別に仔犬じゃなくなっても値段さえ下げれば、仔犬から飼うのがつらい老夫婦が買ってくれたりするので、そういうのは一切無かった 個人的に思うのは 世の中【教養のない優しさを優しさと勘違いしてる】人が凄い多い 魚や小動物飼っても、水槽やカゴ…身の回りのものを買うのを嫌がる飼い主とか…(数百円~数千円の生き物にお金をかけたくないらしい…) この飼い主の家はダンボールなのか?… 基本どの動物も値段より価値があると俺は思います。 ※数千円のハムスターも懐いて飼い主に甘えたり ※数千円のインコでも懐いてずっと一緒に居てくれるし、会話も可能 ※爬虫類だってなつくし ※魚だって癒されるし、飼い主によっては水槽の中で別世界も、作れて【神になった気分】にもなれる 日本人は犬猫だけに好みが偏りがちだが…それもちゃんと飼えない… 【教養のない間違った優しさ】とは ※道端に鳥のヒナが落ちてたら、自然の摂理に従わず拾ってしまう。 拾っておいて自分で保護をしようとせず、店員の俺にヒナを押し付けてくる客が毎年数人いた… 自分は仕事の合間に外で世話をし、出勤も一緒、巣立ちまでやって放す すると1年から2年くらい店に会いに来るんですけどね(雀やメジロ) …とか ※あと売ってて外に展示してたオシドリの小屋前に発泡スチロールの箱があり開けたら子猫、さっきの鳥と同じで店内には販売してる子達がいるので、お互い病気をうつったりしても大変なので倉庫で1週間世話して…保健所の話が出たので、自分が連れて帰った(20年生きました) 捨てられた時の箱に【可哀想なので拾いました。世話が出来ないので宜しくお願いします。】 ん~…あなたも捨ててますよね… ※あと猫飼ってる方に多いのが 【拾って…】と言うかたが多いが…だいたい誘拐… ◯箱に入って捨てられたりしてない ◯近くに親猫いても連れ去る これが「拾う」ですか?… 今現在、職場の猫の飼い主は 聞くとやはり皆誘拐… 自分は今 猫を飼うのを我慢してますが…他の社員が【ベルゴ!猫欲しいんじゃない?子猫いるよ?】と言われて… 里親会とか、現場先などで飼い主募集とかしてるのか?とたずねると 【どこどこの寺に親子でいて可愛い子猫がいてさ】 …絶句… それ…寺の了解も得てないし…捨てられてもいないし…親猫いるし… とホントに人間が嫌になる… とりあえず自分は世界情勢が不安定なので特に大きな犬猫などの家族は、しばらく迎え入れないつもりですね…

Posted byブクログ

2021/11/29

命を繋いだ奇跡を体感。保護活動を始めた方々が、元々犬好きでないというのは意外だった。 こうした方々の活動により殺処分数も減り続けてはいるが、直近データでも3万頭以上の犬猫が殺処分されている。ズンと来ちゃう方は保健所のシーンは飛ばし読み推奨。

Posted byブクログ

2021/10/03

保護犬の実状のエッセイということは知っていたので、手元にはだいぶ前から持っていたが、読むのが後回しになっていた。あまり知りたくない過酷な実状ご描かれているかもと思っていたから。  しかし筆者が本書で何度も言っているように、たまたま奇跡的に新しい家族と知り合えた犬を取り上げている、...

保護犬の実状のエッセイということは知っていたので、手元にはだいぶ前から持っていたが、読むのが後回しになっていた。あまり知りたくない過酷な実状ご描かれているかもと思っていたから。  しかし筆者が本書で何度も言っているように、たまたま奇跡的に新しい家族と知り合えた犬を取り上げている、ということで、まだ読みやすかった。終わりがけに描かれていた保健所での出来事はやはり辛かった。  ずっと活動されているボランティアの方々にはほんと頭が下がる思いだ。

Posted byブクログ

2021/01/27

捨てられた犬猫たちのいる保健所を取材した最終回の衝撃は、それまでの犬と人間のハートフルエピソードが奇跡か幻想に近いものだと教えてくれる。 ガス室で処分される犬たち。 ナチスの強制収容所を思わせる惨さだった。 犬や猫に家族的な想いをもったことのない私だって、その場にいくのは憚れる。...

捨てられた犬猫たちのいる保健所を取材した最終回の衝撃は、それまでの犬と人間のハートフルエピソードが奇跡か幻想に近いものだと教えてくれる。 ガス室で処分される犬たち。 ナチスの強制収容所を思わせる惨さだった。 犬や猫に家族的な想いをもったことのない私だって、その場にいくのは憚れる。 その現場を見る恐ろしさや悲しさより、捨てられる命のない未来を願う著者の強い想いが伝わってきた。 

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2019/12/17

保健所、シェルター、動物愛護。 愛を失った、或は、愛を知らずに生かされてきた、哀しい保護犬という存在を包む第二の犬生を書き連ねた作品。

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2019/03/01

犬を 飼っている 人 犬を 飼おうと思っている 人 犬が 隣にいる 人 前世は 犬では なかろうか と 思っている 人 そして 犬を 保健所に と 思っている 人 ぜひぜひ 一読して欲しい 一冊です

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2018/09/10

保護犬の現実が描かれている。新しく良い飼い主に貰われて幸せになった話がメイン。保健所で殺される現実も描かれている。 確かに、大事な事ではあるのだけど、どうしても犬に対しての対応は行き過ぎ感もなくはない気がして、、。私自身は、動物がとても好きで、ペットも飼っている。ただ、例えば重...

保護犬の現実が描かれている。新しく良い飼い主に貰われて幸せになった話がメイン。保健所で殺される現実も描かれている。 確かに、大事な事ではあるのだけど、どうしても犬に対しての対応は行き過ぎ感もなくはない気がして、、。私自身は、動物がとても好きで、ペットも飼っている。ただ、例えば重症の子犬に手術を繰り返して生き延びさせようとしたりするのはどうなのかと思ってしまうところはある。あと、別の所で育った成犬を飼うことの大変さ、老犬の介護は本当に予想以上のものだと思う。老犬の介護の話も書かれていたけれど、本当に皆あんなに前向きに捉えられるのだろうか。犬の介護も目の当たりにした身としては、そんな訳ないと思うな、、。とはいえ、話題にしているだけ良いのかな。 この本を手に取っている時点で、きっと犬好きな人なんだろう。良い面ばかりでなく、様々な現実を知るきっかけとしては良いのかな。

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2015/07/14

「おいで、一緒に行こう」を読んで、本書も読まなければ…という義務感に駆られて購入。 事情はともあれ飼い主の手を離れ捨てられる犬たちは、信頼した飼い主に愛を求めつつ人間への不信を募らせ、ボランティアたちに吠え、牙をむける。 放棄された犬たちの心身共に病んだ姿に泪するとともに、無責...

「おいで、一緒に行こう」を読んで、本書も読まなければ…という義務感に駆られて購入。 事情はともあれ飼い主の手を離れ捨てられる犬たちは、信頼した飼い主に愛を求めつつ人間への不信を募らせ、ボランティアたちに吠え、牙をむける。 放棄された犬たちの心身共に病んだ姿に泪するとともに、無責任な人間に怒りさえ覚える。 挿絵の「さようなら~ 無責任な飼い主は不要です~!」は、著者やボランティアの皆さんの本心だろう。 私はボランティアに参加することはできないと思う。でも無責任にペットを飼うことは決してするまいと強く誓った。

Posted byブクログ

2014/12/23

捨て犬と、レスキューしている人々、家族として迎えた人々のレポート。人気作家だけに構成がうまく、読みやすい。 著者も大の犬好きで、保護犬を家族にしている。 それぞれの犬にそれぞれの事情があるが、なんといっても捨てた人間と、遅々として進まない行政の対応にも腸が煮えくりかえる。 儲けだ...

捨て犬と、レスキューしている人々、家族として迎えた人々のレポート。人気作家だけに構成がうまく、読みやすい。 著者も大の犬好きで、保護犬を家族にしている。 それぞれの犬にそれぞれの事情があるが、なんといっても捨てた人間と、遅々として進まない行政の対応にも腸が煮えくりかえる。 儲けだけ考えて動物を虐待するブリーダーには同じ思い(狭いケージに入れて一歩もださず、病気のケアもせず、一生生殖のためだけに存在させられる)を味わってほしい。 最後に殺処分される犬のレポートも載っていて、著者が若い読者に人気があることを考えると、大変効果があると思う。鉄は熱いうちに打ち、人間の手で変革できる悪は若者にちゃんと教えたい。 猫好きなもので、猫も同じように捨てられ、殺されていることにも触れてほしかった。 レスキューしている人たちは、犬猫どちらも扱っている人が多いし、犬猫どちらも家族にしている人もいっぱいいるんだから。著者が犬好きだから犬中心で構わないが、保護された犬と猫が同じ家庭でどうやって仲良くなったか知りたかった。 猫飼っている私も余裕ができたら保護犬を世話したいという気持ちがあるから。

Posted byブクログ

2014/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 捨て犬。 野良犬。 迷い犬。 この世は不幸な犬で一杯! どこかの一頭が飼い主にめぐり会えたかと思えば、どこかでまた五十頭が捨てられ、救われる犬は、ほんのひと握り。 毎日こんなにたくさんの犬が殺されている社会って、何なのだろう? はかない命を救うために奔走する人々を通じて、命の意味を考えるノンフィクション。 [ 目次 ] スウ 梅花姉妹 女王くるみ 北アルプスの麓で 犬猫里親会 ミスティとモモ イラストコラム 介護 マレアと七頭の子犬たち 猟犬ひめ オレオ イラストコラム ボランティア ブリーダー崩壊 二頭目のハク 土手に生きる犬たち シェルターリポート イラストコラム 定時定点回収 救われない命たち [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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