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毒になるテクノロジー の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2018/10/28

"テレビ、コンピュータ(インターネット)、携帯電話、スマートフォン。テクノロジーの進化により我々の生活に登場してきた便利なもの。これらの製品の登場で、私たちは幸せになれたのだろうか? 便利で快適な製品を得ることで、家族や友人と過ごす時間が増えた?自然に触れる時間が増えた...

"テレビ、コンピュータ(インターネット)、携帯電話、スマートフォン。テクノロジーの進化により我々の生活に登場してきた便利なもの。これらの製品の登場で、私たちは幸せになれたのだろうか? 便利で快適な製品を得ることで、家族や友人と過ごす時間が増えた?自然に触れる時間が増えた? こんなことを考えさせられる。 本書は、SNSやメール、インターネットに過度に依存することで起こりえる様々な心的身体的な症状、症例を紹介している。 超ナルシスト、チェック魔、スマホ中毒、コミュニケーション障害、抑うつ症、摂食障害などなど。 本書には、家族や友人、自分自身が本書のような症状が垣間見られた場合の対処法も掲載されている。 このようなテクノロジーに関わることで起こりえる様々な症状についての研究も盛んに行われていることが本書で知ることができる。 いつの世でも同じことかもしれないが、自分とは何かを自己認識して、独立心を持ち、自分自身の判断基準を培うこと。時には世界的な視野で物を考えたりや長い歴史を振り返り時間軸を変えたものの見方を考えてみることの重要性が身にしみる。"

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2014/01/21

タイトルにもあるiDisorderとは、「テクノロジーが引き起こす精神疾患」のことである。 この本では、そのiDisorderについて、なぜそれが引き起こされるのか、具体的には躁うつ病やADHD、心気症などの一つひとつの精神疾患を見ていって、それが現代においてテクノロジーによって...

タイトルにもあるiDisorderとは、「テクノロジーが引き起こす精神疾患」のことである。 この本では、そのiDisorderについて、なぜそれが引き起こされるのか、具体的には躁うつ病やADHD、心気症などの一つひとつの精神疾患を見ていって、それが現代においてテクノロジーによってどう引き起こされるのか、テクノロジーがそれに関連して若者にどのような影響を与えているのかを、調査論文(研究)などを示しながら詳しく見ていっている。そしてそれに対する対処策について述べられている。 内容はPCやスマートフォン、SNSが人に対して精神疾患を引き起こす可能性があるという内容ではあるが、筆者は本にも書いてあるようにテクノロジー否定派ではない。 iDisorderを引き起こさないために、テクノロジーとどのようにうまく付き合っていくのが良いのかということを話している。 少し表現が誇張しているような部分もあると感じられたが、一度は見ていて損はないと思うし、勉強になった部分も多かった。特に小さい子供を持っている現在の人は、見たほうが良いと感じた。 自分も子供を持った時に、どのように子供とテクノロジーをうまく付きあわせていくのが良いのかを考えさせられる内容だった。 また、これを機に自分や周りの人のテクノロジーとの付き合い方を見直していってみようと思える内容であった。

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2013/03/01

テクノ中毒は精神疾患に似た症状を誘発する、ということを学術的に調査した論文。 ゲームを不当に貶めている部分はあるような気がしますが、海の向こうはゲーム=WoW、GTO、その他FPSゲーム系、ということでいやがおうにも攻撃性やら依存性を掻き立てられるものしかない、ということなので...

テクノ中毒は精神疾患に似た症状を誘発する、ということを学術的に調査した論文。 ゲームを不当に貶めている部分はあるような気がしますが、海の向こうはゲーム=WoW、GTO、その他FPSゲーム系、ということでいやがおうにも攻撃性やら依存性を掻き立てられるものしかない、ということなのでしょうか。 半分は当たり前のことしか書いてないので(ゲームは一日一時間!)、処方箋マニュアルとしてはいいのかもしれませんが、読み物としては少しさびしいところ。

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2013/02/18

本書は、「アメリカ人766人への大規模調査で、明らかになったソーシャルメディア、スマートフォン、マルチタスクなどのテクノロジー/メディアが脳や心に与える影響」 と奥付けにあるように専門家による、ソーシャルメディアやテクノロジーが脳や心に与える影響について述べた研究書である。 ...

本書は、「アメリカ人766人への大規模調査で、明らかになったソーシャルメディア、スマートフォン、マルチタスクなどのテクノロジー/メディアが脳や心に与える影響」 と奥付けにあるように専門家による、ソーシャルメディアやテクノロジーが脳や心に与える影響について述べた研究書である。 テクノロジーが、どのように人の心に影響を及ぼすのか?筆者は決して、反テクノロジー派ではない、と始めに述べている。 しかし、テクノロジー心理学者として Facebook、Twitter他SNSの過剰な利用によって生じる、様々な精神疾患が見受けられる問題があると考えた。 それらテクノロジー/メディアが原因とされる兆候や症例をiDisorderと名づけた。これを低減し、取り除くための方法を神経科学、生物学、心理、教育学など様々な分野の最新の研究成果から、症状の軽減・解消のためのシンプルな処方箋を示している。 第12章「印象操作2.0」では、 MITのソーシャル・キャピタル(社会資本形態)が「強い結びつき」ではなく「弱い結びつき」から成る、という有名な研究も紹介してある。 「すべてはあなたの心のなかに」 心身の不調を感じた時の対処法として ITダイエット、デジタル断食などによる脳のリセットが必要であると述べている。 そうは言っても、仕事で一日8時間PCとにらめっこの人も多いのが現代。 IT断食はムリという人も、携わる時間を減らすことは可能ではないか。 *まめに休息し睡眠をしっかり取る。 *自然に接する(美しい景色をネットで見るのも効果的と述べている) *ウォーキングやヨガ、などの簡単な運動。音楽を鑑賞することや熱い風呂に入ること、そして笑うことを挙げている。

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2013/02/07

Facebook躁鬱病かあー。SNS疲れなど、日本でも問題になっているが、本家本元のアメリカでは深刻らしい。スマートフォンというハードとの組み合わせで、便利さが凶器になり、病む人はとても多いそうだ。解決するには「良質な人間関係」を保つことが大事かなー。子供達にどう伝えていくか、本...

Facebook躁鬱病かあー。SNS疲れなど、日本でも問題になっているが、本家本元のアメリカでは深刻らしい。スマートフォンというハードとの組み合わせで、便利さが凶器になり、病む人はとても多いそうだ。解決するには「良質な人間関係」を保つことが大事かなー。子供達にどう伝えていくか、本気で取り組む必要があると感じた。

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2013/01/18

ナルシストは、多くの人と皮相的な人間関係を作りたがる。特に「トロフィーフレンド」と呼ばれる人に近づこうとする。トロフィーフレンドとは、その人と親しくなることで、自らの人気や地位も高められると感じさせてくれるような自慢の友人を指し、著名人などが対象になることが多い。 ミーフォーマ...

ナルシストは、多くの人と皮相的な人間関係を作りたがる。特に「トロフィーフレンド」と呼ばれる人に近づこうとする。トロフィーフレンドとは、その人と親しくなることで、自らの人気や地位も高められると感じさせてくれるような自慢の友人を指し、著名人などが対象になることが多い。 ミーフォーマー 自分について言及 インフォーマー 他者になにかを伝えることを主な目的 サイバー心気症 インタネット虚言癖 MBI 病気や疾患を装い、チャットやインターネット上で支援を求める減少

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2012/10/31

何事もやりすぎは良くない。 適度な休憩とオンラインではなく、オフラインでの活動を増やしましょう、ってことかな。

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