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英語法助動詞の意味論 の商品レビュー

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2025/11/04
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テーマ:英語の助動詞がなぜ多くの意味を持つに至ったのかの解明 今までの研究が、助動詞それ自体に注目していたのに対して、むしろ、文を単位として、助動詞とそれ以外の関係から考察することの重要性を著者は主張する。 5助動詞の意味(法性)の変遷 ①主語の能力・意志(動的法性) S can do   ↓ ②文章が示す、事態が起こりうることの可能性 (認識的法性) S can be happened   ↓ ③文章の真実性についての判断、ないし話者の発話行為を表す意味(義務的法性) it must be true 10論理学における三様相 ①現実ーすでに現実の世界に存在する事 ②可能ーやがて起こり得ること ③必然ーやがて起こることが疑いえず、それ以外の存在の在り方が考えられないこと 伝統的な論理学は①の定言的命題(=categorical proposition)のみを扱っていた。 また、②、③のそれぞれに対して、真理論理学(alethic logic)、認識論理学(epistemic logic)、義務論理学(deontic logic)の区別がある。 それぞれ、論理的・必然的に真であるか、知識に基づいて真と言えるか、要請される道徳や規則の必要性や可能性の判断、という観点である 11 論理学において、「様相」とは、存在の仕方を言う 19 言語学における認識的法性の2種類 ① 主観的認識的法性(遂行的義務表現) 文章が真であるかどうかの話者の主観的判断 →法副詞の形をとる  perhaps possibly probably certainly ② 客観的認識的法性 →法名詞、法形容詞の形をとる  possible possibility likely likelihood presumption 30 助動詞mayの否定形のみ、文章の否定ではなく、法助動詞の否定が生じる 367 mustとhave toの違い must  話し手の「義務の源」(義務観)に対する共鳴がある have to 義務の存在をただ報告する the garage must be cleaned up before we can use it. -この場合、話し手も「綺麗にしなければならない」と感じている 383 意味の主観化(subjectification) Traugottの説 本来、言語の外にある外界の状況を表す語が、やがて話者の信念・心的態度ないしは発話行為それ自体に言及するメタ言語的用法を発達させる傾向のこと。 →いわゆる「連鎖的移行」もその一例である  意味 know be able be permitted be compelled 一時的移行 can may must shall 二次的移行 can may must 455 法助動詞以外の意味の「連鎖的移行」の例 foodなど

Posted byブクログ