月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ! の商品レビュー
(No.12-76) 文庫・単行本に未収録だった「月の輝く夜に」が読めます!コバルト史上最も分厚い本ではないかと思う。 買ってすぐ「月の輝く夜に」を読み、「ざ・ちぇんじ」はとばして「少女小説家を殺せ!1」は読んだけどその先で挫折、そのままにしてあった本。 だって「ざ・ちぇんじ」...
(No.12-76) 文庫・単行本に未収録だった「月の輝く夜に」が読めます!コバルト史上最も分厚い本ではないかと思う。 買ってすぐ「月の輝く夜に」を読み、「ざ・ちぇんじ」はとばして「少女小説家を殺せ!1」は読んだけどその先で挫折、そのままにしてあった本。 だって「ざ・ちぇんじ」は持ってて、何度も読んだことがあったし、「少女小説家」や「クララ白書」はやっぱり好みじゃなかった。 ふと思い立って「ざ・ちぇんじ」を読む。だってせっかく買ったんだから。 おお~、やっぱり面白いよ!最後に落ち着くとこに落ち着くので気持ちが良いしね。 勢いで続けてまた「月の輝く夜に」を読む。 なんだか氷室さんがコバルトを離れちゃったのは分かる気がした。 この短い話の濃さといったら・・・・。 ここまでになったのに、もっともっと素晴らしい小説が書けたはずの人なのに。 この無念さはどうしようもない。改めて悲しくなってしまった。
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ホントに「コバルト文庫」だよ。厚さは2倍も3倍もあるけど! 月の輝く夜に、と、ざ・ちぇんじ!、少女小説家を殺せ!、クララ白書番外編が1冊にまとめて650頁!なんでまとめる必要があるの??
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ぶ、分厚かった…。 そりゃそうだよね、「ざ・ちぇんじ」が前後篇ともども収録されてるんだから。 「ざ・ちぇんじ」はいつ読んでも面白いわ。綺羅君(♀)の破天荒(?)ぶりにも、綺羅姫(♂)の頼りなさっぷりにも。 ま、それとえてして女の方が耳年増ですわ(笑) 表題作は…まぁ、それなりだ...
ぶ、分厚かった…。 そりゃそうだよね、「ざ・ちぇんじ」が前後篇ともども収録されてるんだから。 「ざ・ちぇんじ」はいつ読んでも面白いわ。綺羅君(♀)の破天荒(?)ぶりにも、綺羅姫(♂)の頼りなさっぷりにも。 ま、それとえてして女の方が耳年増ですわ(笑) 表題作は…まぁ、それなりだったかな。 「で?」という感じがしないでもなかった。 クララ白書関連のサイドストーリーは…クララ・アグネス白書を読んだのがはるか昔(図書館で)だからまったく主の話を忘れていたのでチンプンカンプン。 最後に収録されてる「少女小説家を殺せ!」(だったっけ?)は、私的にはまったく面白くなかった。 何が言いたいのやら…という。 表題作と「ざ・ちぇんじ」だけなら星4つ(4.5ぐらいをつけたい)なんだけど、最後の作品のせいで、私の評価はガタ落ち。 もし「少女小説家を~」だけの本だったら星1つ以下だったかも。
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シリアス系恋愛物からコメディに、時代背景から何から違うごちゃまぜ本。 どのお話も違う面白さがある良いものなだけに、もう少し、こうどうにか編集というか、まとまりのある出版ができなかったんだろうか?と 集英社コバルトがうらめしい気もします。 そう感じた文庫の中に少女小説家を殺せ!の...
シリアス系恋愛物からコメディに、時代背景から何から違うごちゃまぜ本。 どのお話も違う面白さがある良いものなだけに、もう少し、こうどうにか編集というか、まとまりのある出版ができなかったんだろうか?と 集英社コバルトがうらめしい気もします。 そう感じた文庫の中に少女小説家を殺せ!の続編が入っているっていうのもなんだか、うん。苦笑。 でも読めてよかった。 やっぱりいいなあ、氷室先生……。ほんと、いい。
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故・氷室冴子さんの文庫未収録の短編&絶版の本の再録。 中身は少女小説にコメディに平安モノとまぁごった煮(笑) タイトルの「月の輝く夜に」はマンガを先に読んだせいか、「ああ、原作に忠実に漫画化されていたんだね」と言う感想。あと小説のほうが少しだけ伏線が分かりやすく容赦ない。...
故・氷室冴子さんの文庫未収録の短編&絶版の本の再録。 中身は少女小説にコメディに平安モノとまぁごった煮(笑) タイトルの「月の輝く夜に」はマンガを先に読んだせいか、「ああ、原作に忠実に漫画化されていたんだね」と言う感想。あと小説のほうが少しだけ伏線が分かりやすく容赦ない。漫画の方がミステリの謎解きとしては面白いかなと思ったり。でも先に読んだ順で面白いのかもなぁ。 クララ白書は噴いた。すごい高校生たちである。 こんな感じで、過去の未収録作品とか、草案とか出るなら読みたいなぁ(でも出されたくないものは生前にきっちり片付けておられそうだよね)
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氷室冴子さんの単行本未収録本を含む4作をまとめた一冊。 どちらかというと、元気いっぱいの頭が切れる女の子が活躍する話が多かったけど、表題作『月の輝く夜に』は淡々とした静かな話だった。自分の思惑や政略の通りにするために妬み、貶めるループが凄かった。小説の方がその様子が色濃く出ていた...
氷室冴子さんの単行本未収録本を含む4作をまとめた一冊。 どちらかというと、元気いっぱいの頭が切れる女の子が活躍する話が多かったけど、表題作『月の輝く夜に』は淡々とした静かな話だった。自分の思惑や政略の通りにするために妬み、貶めるループが凄かった。小説の方がその様子が色濃く出ていたと思う。平安時代の恋愛のやり取りと言うよりも政略をメインにしていたところが残念。
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表題作の「月の輝く夜に」がいい。わずか数十頁の短編にどれだけ話を詰め込むのか。 そして有実に萌える。悶え死ぬ。 今市子のイラストも合ってる。涼しい顔して内心はドロドロ。ぴったり。
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久々に”ざ・ちぇんじ”を読みました。 やっぱり面白いなぁと思いながらも、さすが少女小説と・・・。 古典のとりかえばや物語は、子どもが何人も生まれてくるので・・・ あぁ、あっさりしてるとか思ってしまった。 けど、さすがは氷室先生。 他の作品もまとめて出版して欲しいな・・・
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・クララ白書 地味に高校一年から読みたかったものでした。クララ、アグネスを読み返したくなるのに、読んだのが高校図書室の本だったという罠。 ・少女小説家 (死なないの方は未読)作者、基本のなっていない少女小説に何か言ってやりたかったのかしら。 ・ざ・ちぇんじ これが文...
・クララ白書 地味に高校一年から読みたかったものでした。クララ、アグネスを読み返したくなるのに、読んだのが高校図書室の本だったという罠。 ・少女小説家 (死なないの方は未読)作者、基本のなっていない少女小説に何か言ってやりたかったのかしら。 ・ざ・ちぇんじ これが文庫買った目的なのです。とりかえばやは読んだことあったけれど、うまくコメディ調にアレンジされてるというのが初っ端の感想。母親の性格が…(笑) ・月の輝く ドタバタ以外も書くんだな、と。 最初てっきり二人でなにかやらかしてめでたしめでたし、ってストーリー想像していたから重い話に余計打ちのめされました。
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