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夢売るふたり の商品レビュー

4.5

9件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

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2014/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「西川美和の好きな映画30」目当てで購入しましたが、他の内容もとても充実してて良かったです。 糸井さんとの対談にて、阿部サダヲの役は若い頃の役所広司なんてぴったり!なんて話していて、かなり妄想してしまいました。観たかった〜〜〜。

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2013/07/18

本屋で2日連続立ち読み。 もう最高。西川美和監督の魅力満載。 映画に対する考え方とか、いろんなことがわかる。質問コーナーとか、ユーモアもあって超おもしろい。今までよりもっと西川監督大好きになった。かわいいし! 買いたいけど、ちょっと高すぎやな(´・_・`) 『映画は妻 小説は...

本屋で2日連続立ち読み。 もう最高。西川美和監督の魅力満載。 映画に対する考え方とか、いろんなことがわかる。質問コーナーとか、ユーモアもあって超おもしろい。今までよりもっと西川監督大好きになった。かわいいし! 買いたいけど、ちょっと高すぎやな(´・_・`) 『映画は妻 小説は愛人』 はやく買って、もっとじっくり読みたい。

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2013/01/19

病院待ち時間に読了。本書タイトルの映画のみならず、まさに西川美和氏の世界が堪能できる本。これまでの出演者の何人かが、西川氏は女の中の男だ!というようなことを言っているのがおもしろいし納得尊敬。西川氏の作品はどれも好きだけど、女であること、男であることをとりたてて表現されている個所...

病院待ち時間に読了。本書タイトルの映画のみならず、まさに西川美和氏の世界が堪能できる本。これまでの出演者の何人かが、西川氏は女の中の男だ!というようなことを言っているのがおもしろいし納得尊敬。西川氏の作品はどれも好きだけど、女であること、男であることをとりたてて表現されている個所がないわけではなく、むしろ、ある。しかしそれがなんというか、人間が自分が自分であると「まわりに」思わせるために、奥底に隠し持っている何かだったりするので、観ているほうはなんだか見透かされたようで、ドキッとしてしまう、のだ。 本書併録の短編「みどりの春」も必読。西川氏は本書の中の100の質問内最後に、「映画は妻 小説は、愛人」と述べているが、愛人もなかなか味が濃いものです。 「結婚してくれ」なんて、冗談で良いんですよ。でもほんとになったら、どうしよう、なんて夢も膨らむでしょ。いいよね。それだけで。もうね、夢も現もだんだん境が無くなってゆくのね。こうやって人って死に近づいて行くのね。

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2013/01/17

2013.1.17 図書館 この本読んでもあの映画の理解度はあんまり変わらないんだけど、西川監督の小説は全て読んでみよう。DVDに収録された文章が全て面白い。

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2012/11/03

映画「ゆれる」を観た後、小説「ゆれる」を読んだ時の衝撃。才能という陳腐な言葉が自然に脳裏に浮かんだ。西川美和の世界。

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2012/10/28

西川美和好きにとって、西川美和の魅力に近づける、たまらない一冊。100の質問に対する西川美和の答えの面白さと言ったら。惚れてまうやないか!笑 本人が書いた文を読んでいても、謙虚というと、本人も違うと言うけれど、でも、いい意味での自分や作品への自信のなさ、というか、疑いを持つ(傲慢...

西川美和好きにとって、西川美和の魅力に近づける、たまらない一冊。100の質問に対する西川美和の答えの面白さと言ったら。惚れてまうやないか!笑 本人が書いた文を読んでいても、謙虚というと、本人も違うと言うけれど、でも、いい意味での自分や作品への自信のなさ、というか、疑いを持つ(傲慢にならない)、という姿勢があって、それは、作り手にとって大切なことだと思った。 西川美和の作品は、小さな疑問をすくいとって、なぜだろうと目をそらさずに突き詰めてつくっていて、答えも出さないところが面白くて、好き。そして、基本的に、世界の広さと深さ、人間の不可思議さ、複雑さを肯定しているのだろうなあ。本人も「ややこしいってすばらしい!」って言ってる。 でも、やっぱりわかりやすい方が楽だし、わからないことと向き合うのは居心地悪いから、逃げたくなると思うんだけど、そこをすごく真摯に向き合って、孤独から逃げずに、丁寧に表現している感じに、激しく憧れる。

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2012/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画を見てから一気に読了しました。映画のかなり内容の深いところまで書かれているので、映画の世界観を広げることができると思います。書き下ろしの「みどりの春」もとてもいいです。夢をみるって怖い。女ってやはり怖い。 夢売るふたりだけではなく、「蛇イチゴ」「ゆれる」「ディアドクター」とすべての作品に触れていたのもよかったです。西川美和さんへの100の質問も、西川さんおすすめの映画30本も興味深く読ませていただきました。 糸井重里さんと西川さんの対談のなかで、震災後の影響を受けて映画のラストの設定を変更したというエピソードが興味深かった。 作り手というのは、時代に翻弄されながら様々な考えを巡らせてものを作っていくのだと改めて感じさせられました。

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2012/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伏見ミリオン座で映画を見ました。 西川美和半端ない。それが正直な感想。ゆれる、ディア・ドクターとみてきて、実力がひしひしとつたわってきた。そしてさらなるジャンプを期待した。ブクログのディア・ドクターのレビューにも、西川美和はもっとできるはずで飛躍するはずだと書いた。そのとおりに西川美和は飛んだ。それもけっこうぶっ飛んだ。

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2012/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文芸春秋編 夢売るふたり 西川美和の世界 を読む。 「蛇イチゴ」で西川美和がデビューしたときに、多くの評論家が書いていたように、僕も、日常の中に潜む人間の善意と悪意のぶつかり合いを正面から、しかし柔らかく描くことができる作家であると思った。アニメのリメイク全盛期に「オリジナルの脚本で勝負できる、期待の女性映画監督」という声が聞かれるのにそう時間はかからなかった。  そして、「ゆれる」「ディアドクター」で、彼女は、その確かな実力を証明し、現代を代表する監督の一人に数えられるようになった。特に、「ミニシアター」と「シネコン」の中間を行く作品として、希有な存在となりつつあろう。  そんな彼女の新作、「夢売るふたり」の公開を前に、彼女の世界を過去の作品の論評、本人のインタビューや糸井重里との対談を交えて回顧する1冊。  このなかで、彼女自身が「恋愛や男女を描くのが苦手である」と述べるのは、おそらく本音ではないか。この監督の真骨頂は支配・被支配の関係性の揺さぶりにこそあるのであり、今回のテーマである結婚詐欺を通して、主人公の夫婦関係がどのようにゆれていくのか、はまた興味深い。それよりも、「ゆれる」のアイデアが彼女自身が見た夢から来ていることや、「ディアドクター」の前に、プレッシャーから心療内科を受診し、そのときに出会った「いい加減な」医師や、卵巣腫瘍の入院中に出会った点滴のヘタな研修医とのかかわりからディアドクターが生まれたことなど、作品というのはどこから生まれるのかわからないな、というエピソードがあって面白い。  そして、斉藤環による「ディアドクター」評が、目からウロコであった。 地方における偽医者システムを支える関係性が「恋愛」であるということ。 秘密の往診⇒食事⇒診療所での秘密の待ち合わせ⇒胃カメラを通して結ばれるふたり⇒事後の語らい の件は、恋愛に似た顔を赤らめたくなる初々しさが漂うという考察。なるほど、地方僻地にて「患者一人一人の役に立ちたい」というモチベーションは、恋愛に似ているのだ。モテたいんだ。偽医者の曰くつきの事情を知り、共犯関係を結ぶ看護師と薬剤師は、さしずめ、共同体を成り立たせる家族構成員ということになろうか?  家族に限らず、地域でも共同体でも「個人の事情と大人の事情」が介在する。  科学者として生きるのか、高度医療を提供する専門病院で先端医師として過ごすのか、共同体の中で疑似恋愛に似た関係を続けるのか、端的に言って医師の生きる道はそのいずれかということになろうか?  

Posted byブクログ