痺れる の商品レビュー
ゾワゾワとページを捲る手が止まらない... ありそうでなさそうで、実は結構身近にありそうで怖。 一生考えを理解できなそうな人間から、ひょんなことから誰にでも起こり得てしまいそうなお話まで。 ユリゴコロも面白かったけど短編も面白い。
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Kindleでサクッと 初、沼田さんの作品。 読後のズーンやばい。ズーン。不快。 救いとか成長とか一切ない、人間たちのお話。 レイピストがめっちゃ嫌だった 普通に怖かった 林檎曼荼羅こわかった 井戸のある庭に住んでるおばさんのやつ怖かった タコ男のやつ意味わからん 庭に勝手に入...
Kindleでサクッと 初、沼田さんの作品。 読後のズーンやばい。ズーン。不快。 救いとか成長とか一切ない、人間たちのお話。 レイピストがめっちゃ嫌だった 普通に怖かった 林檎曼荼羅こわかった 井戸のある庭に住んでるおばさんのやつ怖かった タコ男のやつ意味わからん 庭に勝手に入ってくる山田さんの話も怖い すごい嫌なのにグイグイ読ませられた感じがする。 終わり方が予想外(悪い方に)のものがいっぱいあって嫌だった。(褒めている)
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※このレビューにはネタバレを含みます
沼田氏の作品を読むのも久しぶり。 はじめて氏の作品を読んだときはイヤミスという言葉すら知らず、ただただ読後の不快感に、こういうのは肌に合わないな、と感じたものです。 20年以上の時を経て、「そういうもの」と分かった上だと、それもまた一つのジャンルだと頭で理解して、心から味わうということが出来るようになった気がします。 改めて。沼田まほかる氏は、1948年大阪府生まれ。主婦、僧侶、建設コンサルタント会社経営などを経て、2004年に56歳で『九月が永遠に続けば』にて第5回ホラーサスペンス大賞を受賞し、遅咲きのデビューを果たした小説家。 その後、『ユリゴコロ』(2012)で第14回大藪春彦賞を受賞・本屋大賞ノミネートされ、「イヤミスの女王」と呼ばれたりすることも。 ・・・ さて、本作『痺れる』は2010年の作品の短篇集。計9篇の短篇からなります。 殺人、(ゆがんだ)親子愛、性欲など、人間の本源的な衝動が各作品に織り込まれると同時に、それを冷静に見返す理性もが同居する主人公、というのが作品に共通するところでしょうか。 一番印象に残ったのは冒頭の作品「林檎曼荼羅」。 亡くなった義母を懐かしく思う主人公。彼女のもとに、愛息とその嫁がやってくるという設定。この主人公の独白から、どうやら愛息(孫)がその義母(祖母)に致命傷を負わせてしまったことが語られる。ただし、愛息をかばうという義母と自身の無言の結託から、主人公が義母にとどめを刺し、その遺体を少しずつ処理をしたことが分かってくる。 しかもこの本人、どうやら痴呆症を発症しているのか、思い違い・勘違いをしているようにも読め、殺人も嘘か本当か読者にも分からない。このあたりの読ませる力は凄いと思います。 主人公の、正常とそうでない世界の境界を行ったり来たりする様がリアルに描かれています。そしてその奥底に愛息を溺愛しすぎるという狂気。突き抜けすぎず、ぎりぎり一瞬あるかも、と思わせるような狂気がまた怖いところです。 あとは、浮気した相手と結婚し、彼の元嫁と張り合う「エトワール」、これも結構衝撃的な結末だった。 見たこともない元嫁と張り合う主人公奈緒子。見た目も大したことないという旦那の元嫁の正体、これがまた冷や汗が出るような結末。 その他、 「レイピスト」、「ヤモリ」、「沼毛虫」、「テンガロンハット」、「TAKO」、「普通じゃない」、「クモキリソウ」、どれも良かったと思います。 主人公が冷静に狂気を秘めているような作風は、一瞬中村文則氏を思い浮かべるところもありますね。 ・・・ ということで、2カ月ぶりの沼田作品でした。 女性目線の静かなる狂気、みたいな感じで、結構好きなタイプ。でも筆致はあくまで繊細で静謐。 寡作であるのが非常に残念であります。
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沼田まほかるはじっとりドロドロした話を書くのでコワいものみたさでいつも読んでしまうのだけれど、今回の短編集もそれがただよった作品ばかり。世にも奇妙な物語のようにコワく終わるものが多かった。夏の暑い夜に背筋が寒くなるのでオススメ。
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9話からなる短編集…沼田先生の短編集ってこれしかないんでしょうか?まだまだ読みたい、文句無しに面白かった。全話甲乙つけがたい中であえて一番好きを上げるなら「沼毛虫」。人が持つ心の闇、抉られてできた隙間、失った常…物凄くいい後味ですね、イヤミス的に。
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私は何を読まされてるんだ…?て気持ちになる薄気味悪く官能的な短編集。結構好きだった!全部狂気を孕んでてじっとり怖い。作者は男性が嫌いなのかしら。キモい男がいっぱい出てくる。 ↓特に好きな話、印象に残った話 「林檎曼荼羅」 呆けたおばあちゃんの懐かしくも心温まる思い出話なのかと思いきや衝撃的な過去…風呂場のシーン怖すぎるて! 「テンガロンハット」 イケメンでも得体の知れない人って怖い。 「普通じゃない」 苦手な人をふいに殺そうと思う主人公(えぇ…)。最後その場にいた人たちには超ホラーなのに読者はクスッと笑える展開に。 「エトワール」 前に一回別のアンソロジーに収録されてて読んでたはずなのに、詳細を忘れてて二度目の驚き、戦慄。恋敵はイマジナリー奥さん…こわっ気持ち悪〜
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短編集。 すべての作品にどこか暗さと不気味さがあって なんとなく昔の古い家の怖さみたいなものを連想させられた。 出てくる人たちの奇妙さがなんとも言えない それと反して沼田さんの日本語の表現力が美しいと思った。 個人的には テンガロンハット の男性が怖かったです。
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ここ最近、しばらく韓ドラにハマってしまい全然読書できてなかった… 「ユリゴコロ」を楽しめたので今回も楽しめたやっぱり。 長編と違って短編の方が沼田さんの個性が光る気がする。 とにかく好きなやつ! 「好きな作家さんは」と聞かれれば答えたくなるひと。 『普通じゃない』が一番好き。沼田...
ここ最近、しばらく韓ドラにハマってしまい全然読書できてなかった… 「ユリゴコロ」を楽しめたので今回も楽しめたやっぱり。 長編と違って短編の方が沼田さんの個性が光る気がする。 とにかく好きなやつ! 「好きな作家さんは」と聞かれれば答えたくなるひと。 『普通じゃない』が一番好き。沼田まほかるワールドに引きずり込むも最後の最後でこんな最高の終わり方って‥‥。 どの作品も癖になる気持ちわるさでたまりません。
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あっちゃんオススメ沼田まほかるだけど あっちゃんが好きだと言っていたこの本。不思議な展開やオチのショートストーリー。そこまで重々しい話でもなく、でも本当にあったら気味悪い、そんな感じ。でも2回も読もうとは思わないなぁ。
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どのお話も暗いし、どのお話も気持ち悪い。 嫌悪感もあるし、目を背けたくなる気持ち悪さもあるけど、どんどん引き込まれて目を離せなくなるお話ばかりだった。
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