脇阪克二のデザイン の商品レビュー
1968年、フィンランド、マリメッコ社へ、単身自作の絵を携えて門を叩く。 日本人デザイナーとしての道を自ら切り拓き、その後ニューヨーク、 日本へと活動の場を移し、京都へと戻る。 この1冊、眺めているだけでも楽しい。 脇坂氏のデザインを、年代ごと活動の場ごとにずっとみることが出来る...
1968年、フィンランド、マリメッコ社へ、単身自作の絵を携えて門を叩く。 日本人デザイナーとしての道を自ら切り拓き、その後ニューヨーク、 日本へと活動の場を移し、京都へと戻る。 この1冊、眺めているだけでも楽しい。 脇坂氏のデザインを、年代ごと活動の場ごとにずっとみることが出来る。 奥様へ毎日はがきを送り続けているというのもすてき。 一日一信。 その日その日、デザインを描いてポストへ投函し続ける。 奥様には宝物に、氏にとってはアイデアソースに。 いいなぁ~すてきです。
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フィンランドのくらしとデザイン展を 見に行ってきました 雪のある景色の絵画、 神話の世界 サーリネンの椅子、ヘルシンキ駅… 地域の子供たちがわやわややってきて アアルトの椅子や、イッタラのタンブラーを 一緒に見ました 彼ら、意外ときちんと鑑賞してましたよ 自分の意見を言い合った...
フィンランドのくらしとデザイン展を 見に行ってきました 雪のある景色の絵画、 神話の世界 サーリネンの椅子、ヘルシンキ駅… 地域の子供たちがわやわややってきて アアルトの椅子や、イッタラのタンブラーを 一緒に見ました 彼ら、意外ときちんと鑑賞してましたよ 自分の意見を言い合ったりして(^-^) そして、マリメッコです ここのテキスタイルは、作者の名前が冠されるんです そこで、日本人の名前が! それが、脇坂氏でした この本を拝見して、彼のたどった道程を学びました SOU・SOUは、 以前から手拭い&地下足袋で 知っては、いましたが、 また、好きなブランドになりました
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京都で自身のブランドSOUSOUを立ち上げ活動中のテキスタイルデザイナーの脇坂さん。マリメッコ時代の話から始まり、SOUSOUを立ち上げるまでが豊富な写真や自身のテキスタイル、ドローイングとともに語られる。 妻へと宛てた1万枚の手紙にあふれだす脇坂さんのテキスタイルデザインが印...
京都で自身のブランドSOUSOUを立ち上げ活動中のテキスタイルデザイナーの脇坂さん。マリメッコ時代の話から始まり、SOUSOUを立ち上げるまでが豊富な写真や自身のテキスタイル、ドローイングとともに語られる。 妻へと宛てた1万枚の手紙にあふれだす脇坂さんのテキスタイルデザインが印象に残る。毎朝、一枚一枚丁寧にドローイングを書くとき、何を考えているのだろう…もっと脇坂さんの考えや作品に触れたくなるような一冊。
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脇阪克二というデザイナーについてだけでなく、デザインの生まれ方、 会社によってデザインを生むことに対する違いがわかりやすい。 生地のデザインだけでなく、陶器やポストカードにいたるまであり、生地のデザインから可能性が広がって行くのを感じた。
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「何かをつくって生きていければと願ってきた」冒頭にこんなことばがありました。以前読んだ草間彌生氏の本にも、同じような強い意志を感じることができることばがあったように思います。脇阪氏は、フィンランド、ニューヨーク、日本、そして現在は京都と、必ずしも自己的な信念でだけではなく、周りの...
「何かをつくって生きていければと願ってきた」冒頭にこんなことばがありました。以前読んだ草間彌生氏の本にも、同じような強い意志を感じることができることばがあったように思います。脇阪氏は、フィンランド、ニューヨーク、日本、そして現在は京都と、必ずしも自己的な信念でだけではなく、周りの人から受けた判断、決断を受け入れ、許容し、消化する気持ちがあったからこそ、新たな地での創作、発展につながってきたのだと思えます。本の最後には「わかる人にだけわかればいいやと格好つけていても駄目で、多くの人に愛され、実際に使われて、初めて意味を持つ。」との文があり、わたしは自分自身に関していえば、自分のことを好きな人だけ好きだし、嫌いな人は嫌い、でかまわない主義ですが、仕事に関していえば、できるだけ多くの人にわかってもらい、愛され、使われて、意味のあることを、提供したいなぁと、あらためて思い直しました。もちろん作品も多数掲載されていて、いいことばも拾え、自分にとって素直に、とても良い本でした。
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ある日。お気に入りのてぬぐいと同じデザインの表紙が、書店に。 なぬっと思って手にして、これは!!!と心奪われた。 人の心を奪うものを生み出す道のりには、たくさんの苦悩や解放や愛情や経験、そういうものがたくさん詰まっているのね。 それらが心に響くからかな、飽きもせずいつまでも眺め...
ある日。お気に入りのてぬぐいと同じデザインの表紙が、書店に。 なぬっと思って手にして、これは!!!と心奪われた。 人の心を奪うものを生み出す道のりには、たくさんの苦悩や解放や愛情や経験、そういうものがたくさん詰まっているのね。 それらが心に響くからかな、飽きもせずいつまでも眺めていたいと思うのは。
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ついつい買ってびっくり二千円越えだったのですが、 色とりどりのデザインの数々、 カラーがふんだんで納得のお品でした。 そして副題にもなっている奥様にあてた24年間の絵葉書。 ときめきます。 脇阪氏の挑戦の日々、そして深く根差した日本人としての感性が きらりきらりと輝いていま...
ついつい買ってびっくり二千円越えだったのですが、 色とりどりのデザインの数々、 カラーがふんだんで納得のお品でした。 そして副題にもなっている奥様にあてた24年間の絵葉書。 ときめきます。 脇阪氏の挑戦の日々、そして深く根差した日本人としての感性が きらりきらりと輝いています。 一度会ってみたい方です。
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何ていうことのない日々の中で、死ぬほど退屈でも自分と対峙しながらイメージを掴んでいく。それを読んで、そういうことから自分のリズムは生まれるんだなと思いました。
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久方ぶりに衝動買いの一冊。 日本にまだこんなに素晴しい人が いたのか、と、ただ驚きました。 現「SOU・SOU」テキスタイル デザイナー脇阪克二さんのこれまでを まとめた本。 マリメッコ時代から現在に至るまで とにかくめくるめく色彩情緒豊かな テキスタイルの世界が広がってい...
久方ぶりに衝動買いの一冊。 日本にまだこんなに素晴しい人が いたのか、と、ただ驚きました。 現「SOU・SOU」テキスタイル デザイナー脇阪克二さんのこれまでを まとめた本。 マリメッコ時代から現在に至るまで とにかくめくるめく色彩情緒豊かな テキスタイルの世界が広がっていて 生き方もさることながら、 ただひたすらに魅せられてしまいます。 中でも印象的で深く共感できたのが、 毎日欠かさずに奥様に1枚イラストを 描いた絵はがきを送りつづけたということ。 サブタイトルにもあるように その総数1万枚。 ディック・ブルーナもそうですが、 妻を大切にできる人はやっぱり 素晴らしいデザインをしますね。 とてつもなく見習いたいと おもいました。 いや、世界は広いです。 読むのにかかった時間:1時間 こんな方にオススメ:フィンランド好きの方は是非
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