脇阪克二のデザイン の商品レビュー
「ザ・フィンランド・デザイン展」を見に行った時に物販コーナーで平積みされていて手に取った本。 最近お裁縫を始めて、「なにか素敵な素材はないかな〜」と探し回っていた私は、SOU-SOUの生地のサイトを見ていて、なんとなくSOU-SOUのテキスタイルデザインってマリメッコに雰囲気が...
「ザ・フィンランド・デザイン展」を見に行った時に物販コーナーで平積みされていて手に取った本。 最近お裁縫を始めて、「なにか素敵な素材はないかな〜」と探し回っていた私は、SOU-SOUの生地のサイトを見ていて、なんとなくSOU-SOUのテキスタイルデザインってマリメッコに雰囲気が似てるかも?って思っていた。 そうか、若い頃にマリメッコでデザイナーとして過ごした方がSOU-SOUのテキスタイルデザインをすべて手掛けていたのね。 作品の写真が中心だけど、このデザイナーさんの半生についての文章(長すぎず読みやすいボリューム)もあって、なるほどと思った。 作品を見ながら、「この生地があったら何を作りたいかな」なんて考えるのも楽しい。
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【動機】マリメッコのデザイナーだった著者のデザインに興味があったから。パターンをたくさん見たかったから マリメッコの「BO BOO」というパターンの作者ということくらいを知っている状態で、今回この本を手に取った。カラーの写真がふんだんに使われていて、視覚的におもしろい本書。著者...
【動機】マリメッコのデザイナーだった著者のデザインに興味があったから。パターンをたくさん見たかったから マリメッコの「BO BOO」というパターンの作者ということくらいを知っている状態で、今回この本を手に取った。カラーの写真がふんだんに使われていて、視覚的におもしろい本書。著者が歩んできた歴史を簡単に振り返れるのもよかった。妻に宛てて毎日描かれた葉書がとても素敵。sousouで出される和菓子とパターンの組み合わせも、実際目にしたらどれほどすばらしいだろうと思う。余白の取り方もさすがだと思う。
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帯文:”日本人で初めてマリメッコで活躍した人は、今、京都で、日々の創作を楽しんでいます。” ”三つの国で成功をおさめたデザイナーの、優しくあたたかい作品とそのお話。” CONTENTS:1968-1976 マリメッコ社 フィンランド、1976-1985 ジャック・レノア・ラーセ...
帯文:”日本人で初めてマリメッコで活躍した人は、今、京都で、日々の創作を楽しんでいます。” ”三つの国で成功をおさめたデザイナーの、優しくあたたかい作品とそのお話。” CONTENTS:1968-1976 マリメッコ社 フィンランド、1976-1985 ジャック・レノア・ラーセン社 ニューヨーク、1976-1996 ワコール インテリア ファブリック、2002- SOU-SOU 京都、日々の創作、デザインの話、妻へ宛てた一万枚のアイデア、お店紹介/プロフィール
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一日一信。 1968年にフィンランドに渡り、マリメッコ社初日本人デザイナーとして活躍した日本人テキスタイルデザイナーの脇阪克二さんが、妻へ宛てて描く一日一葉の絵はがき。それは、脇阪さんが24年前から一日も欠かさず続けている大切な習慣。 一日一度、まっすぐに自分自身と対峙できる...
一日一信。 1968年にフィンランドに渡り、マリメッコ社初日本人デザイナーとして活躍した日本人テキスタイルデザイナーの脇阪克二さんが、妻へ宛てて描く一日一葉の絵はがき。それは、脇阪さんが24年前から一日も欠かさず続けている大切な習慣。 一日一度、まっすぐに自分自身と対峙できるかけがえのない時間。 作り手が人である以上、つくりだすものは形は違えど、大切な人へ向けた思いの塊なのだと思う。いわば、間接的なラブレター。 ノルマやテーマの要求が一切ないマリメッコ社がデザイナーに求めるただひとつのことは、”BE YOURSELF” 私が私らしくあるために、今日も私はことばを紡ぐ。 ーーーーーーーーーーー いつもまっしろな紙を前にしてデザインを始めるとき、頭の中にはもやもやしたものがあるだけで、最終的に何が出来上がるのか、自分でもまったく見当がついていない。だからこそ、自分の内側から出てきた意外なものと出会う瞬間は毎回新鮮な驚きを感じるし、とてもわくわくする。その過程の体験こそが、僕のいちばん好きな時間なのかもしれない。
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気がついたら手にとっていたsousouのデザイン。柔らかくて暖かいのに洗練されてるものばかり。奥さんに何十年も送っている絵はがきとか素敵なエピソードものってる本。
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こんな人にオススメ ・テキスタイルが好き ・アイデア不足の方 日本人初のマリメッコデザイナーの作品、44年間分がぎゅっと詰まった一冊。オールカラーの200ページは読み応えがある。長く愛されるデザインには、作家のすべてが詰まっているとも言える。ただ、作品集として44年間を追うだけ...
こんな人にオススメ ・テキスタイルが好き ・アイデア不足の方 日本人初のマリメッコデザイナーの作品、44年間分がぎゅっと詰まった一冊。オールカラーの200ページは読み応えがある。長く愛されるデザインには、作家のすべてが詰まっているとも言える。ただ、作品集として44年間を追うだけではなく、脇阪氏の試行錯誤が見て取れる。なんとなく行き詰まったときに読むのがオススメ。
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みているだけで、いやされます。テキスタイルの模様のレピートは、生活のリズムの繰り返しにも通じる、というのは奥深いなーと思いました。
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ため息が出る素敵なデザイン。 刺激受けまくりです! でもやっぱりsou・souでのデザインが一番好きだなぁ。
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(memo) "「世の中にはすばらしいとかおもしろいとか価値のある仕事などは存在しない。あるのは真面目に喜びをもって、自信を持って個性的にする仕事のみ。」アルミ・ラティア(p15)" 誰かが決めた価値にとらわれず、己の価値を信じ高めよ。 というようなこの言葉...
(memo) "「世の中にはすばらしいとかおもしろいとか価値のある仕事などは存在しない。あるのは真面目に喜びをもって、自信を持って個性的にする仕事のみ。」アルミ・ラティア(p15)" 誰かが決めた価値にとらわれず、己の価値を信じ高めよ。 というようなこの言葉は、sou・sou若林さんの「誰にも求められていないものを作ったって、そんなもの、世の中ではゴミと同じだ。」(伝統の続き…、p157)と、どういった距離があるのかを考えてみてるところだ。 自分の過去の仕事を振り返ると、そのattitudeはまったくをもって後者に等しかっただろうと思うからだ。 ただ、理想としては前者だし、幾千もの駄作の屍のうえにまるでその血やエナジーを吸い取ったかのような神々しい作品ができあがったりするものだから。それは芸術活動のみならず、実際的なビジネスシーンにおいてもしかり。 あと、ラティアのことばで間違っちゃいけないのは、仕事、というのは狭義の職業倫理に支えられたものではなく、人々の営みというゆるやかでたおやかなものであるという点である。
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やっぱりテキスタイル好き! 脇坂さんは応援していきたいなー! マリメッコにもお勤めとは…というか、むしろ原点とは知らなかった! BE YOURSELF あなた自身でありなさい
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