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ふくわらい の商品レビュー

3.7

297件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    108

  3. 3つ

    80

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

    3

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2024/02/12

最近毎日腹筋10回してますが、効果出るかな?(笑) ってな事で西加奈子の『ふくわらい』 マルキ・ド・サドに名前が似てる鳴木戸 定の神がかり的な純粋さを創り出す西加奈子先生は神w ホント西加奈子ワールドは好きじゃなぁ♪ 人の深層心理の奥底まで突き詰めると汚れよりも素直な...

最近毎日腹筋10回してますが、効果出るかな?(笑) ってな事で西加奈子の『ふくわらい』 マルキ・ド・サドに名前が似てる鳴木戸 定の神がかり的な純粋さを創り出す西加奈子先生は神w ホント西加奈子ワールドは好きじゃなぁ♪ 人の深層心理の奥底まで突き詰めると汚れよりも素直なピュアさに行き詰まるんかな? 登場人物もみんな好きw 特に守口廃尊(ばいそん)がええなぁ。絶対に高山善廣さんをイメージしとるじゃろなw 好き嫌いある内容じゃと思うけど、わしはギュッときたw マルキ・ド・サドの本も読みたいな 2016年40冊目

Posted byブクログ

2024/01/20

止まることなく読める。だけど何が何だかさっぱり。一面しか見せてないって言うけどほんとは先っちょの方が合ってるのかなと思った

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2023/12/08

一風変わった小説、自分の頭の中で他人の顔をふくわらいする特技を持つ主人公の鳴木戸定がいいですね。所々の描写も面白く「もう乳は出なかったが、そこから愛情という飲み物が出ているかのように・・・」など変わった描写がおおい文体ですね。最後はすがすがしい終わり方だと思いました。

Posted byブクログ

2023/11/16

私も全部を知らないくせに、と思うこと。それは当たり前なんだと思う。他人に見えているものが私の全てだしそれはどこまでいっても「先っちょ」でしかない。あなたを1番知っているのは私、だなんてことはなくて自分が1番の理解者である。 血とか肉とか自分を構成する1番身近なものに感動すること、...

私も全部を知らないくせに、と思うこと。それは当たり前なんだと思う。他人に見えているものが私の全てだしそれはどこまでいっても「先っちょ」でしかない。あなたを1番知っているのは私、だなんてことはなくて自分が1番の理解者である。 血とか肉とか自分を構成する1番身近なものに感動すること、愛を感じること。生の喜びが他人により見出せなくても美しいと思う。人に興味を持つことは定の愛着対象を広げた。定は人に愛されることはどういうことかに気づけたのかもしれない。

Posted byブクログ

2023/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても良かった。 守口が定に吐露するシーン、試合観戦、熱くなった。守口みたいな心境は誰にでもあり得て、それを認めて言葉にできた守口の弱さと強さに泣きそうになった。

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2023/09/25

面白かった 主人公の強烈な個性に惹かれた ふくわらいの話から始まった時はうーんと感じていたが、話が進み始めてから定さんの個性的なエピソードにぐんぐん惹き込まれて、他の登場人物もそれぞれ興味を引く個性で盛り上がっていく様がとても良いです 自分らしく生きるという事を強く感じる作品だっ...

面白かった 主人公の強烈な個性に惹かれた ふくわらいの話から始まった時はうーんと感じていたが、話が進み始めてから定さんの個性的なエピソードにぐんぐん惹き込まれて、他の登場人物もそれぞれ興味を引く個性で盛り上がっていく様がとても良いです 自分らしく生きるという事を強く感じる作品だったと思いました 特に廃尊がやっぱり好きです リアルのプロレスラーなら誰だろう

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2023/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鳴木戸定、嫌いではない。 友達になれるかなー…いややっぱり無理かな。 ヒトの見方をあまりにも濃いー登場人物たちからいろいろ感じたが、「わかんねぇ」。

Posted byブクログ

2023/06/13

鳴木戸定と守口廃尊、木暮しずく、武智次郎、悦子、不器用ながらも優しい人たちに癒される。 感情の顕し方がわからず周囲との間に壁を感じていた定が、しずくや廃尊との交流を通じて徐々に解放されていく。 先っちょが他人から見えている自分のすべて。生きていくうちにそれが深まっていく、深まった...

鳴木戸定と守口廃尊、木暮しずく、武智次郎、悦子、不器用ながらも優しい人たちに癒される。 感情の顕し方がわからず周囲との間に壁を感じていた定が、しずくや廃尊との交流を通じて徐々に解放されていく。 先っちょが他人から見えている自分のすべて。生きていくうちにそれが深まっていく、深まった部分を共有できる人がいることは幸せだと思った。 ラストシーンは賛否分かれると思うが、小説だからこそ、そして、定を表す方法としてこれがベストだったのだと思う。

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2023/05/21

休まずに一気に読んだ。人間になっていく女の子の物語。 残虐なのか、優しいのか。 価値観が違っている世界で何が正しいことなのかわからないけれど、自分のわき出てくる感情に素直に向き合える。人にたいしても、偏見などなくそのままの気持ちで、接することができる素直な女の子の小説でした。 自...

休まずに一気に読んだ。人間になっていく女の子の物語。 残虐なのか、優しいのか。 価値観が違っている世界で何が正しいことなのかわからないけれど、自分のわき出てくる感情に素直に向き合える。人にたいしても、偏見などなくそのままの気持ちで、接することができる素直な女の子の小説でした。 自分の凝り固まった価値観を壊したい人は、読むとよき。

Posted byブクログ

2022/09/10

主人公のさだは不思議な人生を歩んでいて自分とはかけ離れた女性だけど言うことや考えることに共感できて、読みながらクスッと笑ったりジーンとしたり心動かされ1日で読んでしまいました。

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