おひとり様物語(4) の商品レビュー
今回は仮面夫婦や素敵な人を招くために片づけたけど無理してしまった人などの話や前の巻から出ている人のその後を 描いています。 魔法使いの話とサボテンのその後が好きです。 表紙も素敵なので何度も読み返しています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編集。今までの中で、この4巻が一番、しっくりくる話が多かった。無理に「おひとり様」の幅を広げようとしているように見えた3巻に比べると、「おひとり様事情」が自然なものに感じられた。ほろ苦いおひとり様の話も、ちょっと希望が持てそうなおひとり様の話もどれもスッと心の中に入ってきた。やはり続きが読みたいな。
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一人時間の愛しさや、恋人と別れた後の喪失感や、実家を出る時の寂しさ、同じ職場で働く元恋人との微妙な関係…等々どこかしら自分とかぶるエピソードが満載で、「なんだ、おひとり様って全然特別じゃない、普通なんだ」って教えてくれるんです。 誰だってみんな悩みがあって、孤独を抱える時もあっ...
一人時間の愛しさや、恋人と別れた後の喪失感や、実家を出る時の寂しさ、同じ職場で働く元恋人との微妙な関係…等々どこかしら自分とかぶるエピソードが満載で、「なんだ、おひとり様って全然特別じゃない、普通なんだ」って教えてくれるんです。 誰だってみんな悩みがあって、孤独を抱える時もあって、生きているんだ。 「ちゃんとひとりになろう」 「このぬくもりも自分でひとつずつ選んできたものだから」 「いつかこれでよかったのだと思いたい その日のために今は声をあげて一晩中だって泣くんだ」 自分の行動に責任を持ち、最後はいつも現状を受け入れ、未来へむかって前向きに生きていこうとする。これが、谷川流「おひとり様」の強さです。
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おひとりさまシリーズも4巻に。これまで同様、さまざまなかたちの「おひとりさま」が登場。母娘の話が一番印象的。ほっこりした読後感はさすが谷川史子さま。
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1巻~3巻既読。4巻読了。 ひとりになる切なさにほろりとし、ひとりで過ごす毎日に親近感を抱き(笑)、絵に癒される。なかなか発刊されないのが惜しい・・・。
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1~3巻を読み直したくなるというか 忘れてる部分もあるというか。 大島弓子の宇さんオマージュかな?
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4巻までのおまとめレビュー。 1巻読んだ時は「そうなんだよーう!」と共感しまくりバイブルとなったものだけれど、この巻を読んで「初々しい・・・・」としか思えないのは加齢の証拠であろう。 残念だけど卒業時期が来たみたい。いろんな意味で泣ける・・・
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好きだぁ、としみじみ思う作品。 本当に谷川さんは短編の名手だと思う。 今回は切ない恋の終わりのイメージが強い。もちろんそういう話だけではないのだけれど。 疲れた頭にはもってこい。ただどことなく寂しい気分にもさせられる。 また思い出した頃に新刊がでると嬉しい。
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大好きなシリーズの第4巻。このシリーズを読むと、ひとりでも頑張ろう、ひとりを楽しもう!って思う。 4巻になり、過去に出てきたキャラクターがまた出てきたりして、それもまた面白い♪今回は第24話のお話に泣かされました。・゜・(ノД`)・゜・。私も早く家を出なきゃなぁ^^;
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