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最新定跡村山レポート の商品レビュー

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2013/05/08

研究家として知られる村山慈明六段による定跡最新形レポート。 発売が2012年7月ということがあって、2013年5月現在の最新形とは少し違う部分がありますが、だからといって価値が薄れているわけではありません。矢倉・ゴキゲン中飛車・角換わり・横歩取りという現代将棋の中心戦法を詳細に...

研究家として知られる村山慈明六段による定跡最新形レポート。 発売が2012年7月ということがあって、2013年5月現在の最新形とは少し違う部分がありますが、だからといって価値が薄れているわけではありません。矢倉・ゴキゲン中飛車・角換わり・横歩取りという現代将棋の中心戦法を詳細に解説してあります。 『矢倉』 相矢倉の先手4六銀・3七桂の形に絞って解説してあり、後手が△9五歩と指して穴熊を阻止してきた場合と、△8五歩と指して穴熊を許容してきた場合に、それぞれ先手はどう指すべきなのかがしっかりと書かれています。特に、△9五歩に対する仕掛け周辺の指し手争いが詳細です。相矢倉を指す方には欠かせない一冊となっているのではないでしょうか。 『ゴキゲン中飛車』 先手の超速▲3七銀から相穴熊に組む戦型と、菅井流4四歩型について解説してあります。ゴキゲン中飛車の定跡群の中から、今一番気になる形を選んだという感じですね。丸山ワクチンなんかも当然まだ有力なのでしょうが、超速▲3七銀にくらべると明快さにかけているかもしれません。 『角換わり』 角換わりの後手待機策がメインです。個人的には、初めに解説してある、角換わり同型は何故後手がダメなのか、という変化が面白かったです。これじゃあ、先後同型はしばらく現れないだろうなぁ……。 『横歩取り』 横歩取りの△8五飛に対する新山崎流や、後手の5二玉型・8四飛型での変化が載っています。細かな形の違いによるバリエーションが多数あり、このセクションが一番難しいと感じました。 総括すると、既に棋力が高く、定跡にも精通している有段者がさらにステップアップを目指す人のための一冊という感じです。私にはまだちょっと早かったかもしれません。

Posted byブクログ