空飛ぶ広報室 の商品レビュー
広報室と記者のやり取りから自衛隊を描く。爽やか青春恋愛物かと思いきや、等身大の自衛隊をありのままに描いていた。有川浩、硬派。
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テレビトラマはだいぶ以前に観たことがあり、小説読んでてもそのイメージで脳内再生されちゃいます。ドラマ好きなので、それもむしろ楽しかったです。 お仕事を通してのヒューマンドラマでありテレビであった恋愛ワチャワチャ感はない。そこは期待しないほうがいいです。 一方的な偏見はよろしくない...
テレビトラマはだいぶ以前に観たことがあり、小説読んでてもそのイメージで脳内再生されちゃいます。ドラマ好きなので、それもむしろ楽しかったです。 お仕事を通してのヒューマンドラマでありテレビであった恋愛ワチャワチャ感はない。そこは期待しないほうがいいです。 一方的な偏見はよろしくないです。 一方で自衛隊のあり方には建設的に肯定・否定の立場はあって良いと思います。建設的であることが大事。 また、組織と個人は別の格であるということだと思いました。
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ブルーインパルスに着目した作品好きだったので これも面白かった。 あの日の松山のことを知らなかったので この本を読んで良かった。
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作品自体はテンポもよく面白かったと思います。後書きも作品の背景が伺え良かったと思います。 登場人物の人となりが素晴らしいと思いましたが新聞等での自衛官の事件などをみているので、フィクションだよねと感じてしまいました(笑)
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飾らない、偉ぶらない、素敵な話を書く作家さんです。しかし、今回は登場人物たちの気持ちが強く出過ぎていて、くどく感じました。それだけ、真剣で重たい内容だったのかもしれませんが…。
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あとがきがめちゃくちゃいい 有川さんに「航空自衛隊をネタに小説をお書きになりませんか」って売り込む鷺坂一佐(仮)...! いなぴょんが航空自衛隊を取材してたのと同じように有川浩さんも同じような経験したんだろうなって思えた
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航空自衛隊の戦闘機パイロットだったが、自動車での交通事故で足を怪我してしまいパイロットの免許剥奪となった主人公。その主人公が、防衛省航空自衛隊航空幕僚監部広報室(自衛隊などについて一般の人にPRする広報係)に転勤になった。 個性が強すぎる上司や外部の人達と出会い、関わりながら主人公が成長していく物語だった。 全部で462ページ(片手でやっと持てる厚さ)と とても分厚く、読んでも読んでもページが進まない気がして少し嫌だった。 また、主人公が新たな仕事を任されたというのになかなか結果に辿り着かないなど展開が遅く、読んでいる途中で飽きてしまったため、これ以上読まなかった。
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良かった。 読みやすかった。 東日本大震災のことに触れていたことがビックリ。 自衛隊のことを知ってたけど、確かに自分が決めたんじゃなくても批判される対象になってるよね。 残念なことに。 仕事柄仕方ないって割り切れないよね。 気持ち、わかります。
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有川ひろさんの作品、ブクログ登録は3冊目になります。 著者、有川ひろさん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 有川 ひろ(ありかわ ひろ、1972年6月9日 - )は、日本の小説家、ライトノベル作家。高知県出身、関西在住。...
有川ひろさんの作品、ブクログ登録は3冊目になります。 著者、有川ひろさん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 有川 ひろ(ありかわ ひろ、1972年6月9日 - )は、日本の小説家、ライトノベル作家。高知県出身、関西在住。園田学園女子大学卒。女性。既婚者(作家デビュー前に結婚)。 2019年2月、ペンネームの表記を有川 浩から有川 ひろ(読みはそのまま)へ改めることを発表。既に一部で「ひろ」に表記が改められている。 SFと軍事的要素の強いライトノベルで人気を博し、次第に現実的な一般文芸作品も手がけ多くの読者を獲得する。作品に『図書館戦争』(2006~07年)『三匹のおっさん』(2008~09年)シリーズや、『阪急電車』(2008年)、『空飛ぶ広報室』(2012年)など。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 戦闘機パイロットになる道を、突如絶たれた空井大祐28歳が転勤した先は、東京市ヶ谷に聳え立つ防衛省--航空自衛隊幕僚監部広報室であった。アクが強い先輩たちに囲まれて、一人前の広報官としてテイクオフできるか!? ---引用終了 また、本作は、テレビドラマ化されたとのこと。 ウィキペディアによると、 2013年4月14日から6月23日まで毎週日曜日21時 - 21時54分に、TBS系『日曜劇場』で全11回で放送。 キャストは、 ・稲葉リカ(新垣結衣 1988~) ・空井大祐(綾野剛 1982~) など。
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幼い頃からパイロットに憧れ、プルーインパルスに乗るのが夢だった。 自衛隊に入隊後、戦闘機パイロットとして研鑽を積み、5年。前途洋々、有望な未来の道を歩んでいる、はずだった。 ───────突然の事故だった。 右足に重傷を負った彼は、パイロットではなくなった。防衛省で広報官として働き始めた彼は、異様なほど、“普通”だった。 そんな折、帝都テレビの問題児の担当になることが決まり……。 *************************** 再読。 私も空井くんのように夢半ばで職を手放すことになり、前回読んだ時はかなり自分とダブるものがあり、泣いた記憶があります。 今回は、何事もなく、ようやく彼のように吹っ切ることができたのかな、と。 自衛官も、人間なんです。 我々が、忘れそうになること。少しでも、心の端に置いておければいいなと思った。
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