ぼくらのフンカ祭 の商品レビュー
なんて青春。なんて友情。 十代のころの友達同士って、大好きだからこそコンプレックスやひけめを感じちゃうことがある。しかも、それを感じている自分にまた後ろめたさを感じたり。 その割に相手はなんとも思ってなかったり、むしろ弱い子の強さが強い子の弱さを補完する関係が成立してたり。 ...
なんて青春。なんて友情。 十代のころの友達同士って、大好きだからこそコンプレックスやひけめを感じちゃうことがある。しかも、それを感じている自分にまた後ろめたさを感じたり。 その割に相手はなんとも思ってなかったり、むしろ弱い子の強さが強い子の弱さを補完する関係が成立してたり。 大人になると自分の価値観も社会の価値観も多様化するから、気にならなくなったり、忘れちゃったりするけど。その前の、微妙で、くすぐったくて、かわいい関係が、丁寧に、でも軽く描かれているのが素敵。
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すごく面白い。読み終えたときに青春の素晴らしさに感動しました。 でも何がそこまでいいのか、他人に伝えるのがなかなか難しい漫画です。 あえていえば、著者の前作「森山中教習所」の帯で評されていた「空間」の描き方が抜群に上手いのかも知れません。 コマ割りのアングルと演出そのままで実写映...
すごく面白い。読み終えたときに青春の素晴らしさに感動しました。 でも何がそこまでいいのか、他人に伝えるのがなかなか難しい漫画です。 あえていえば、著者の前作「森山中教習所」の帯で評されていた「空間」の描き方が抜群に上手いのかも知れません。 コマ割りのアングルと演出そのままで実写映画にできる作品だと思いました。映画でも観てみたいな
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この本を読んで以来、仲たがいをしてしまった友人に連絡すべきか迷ってしまいました。迷っているうちにまた、これを読んでの繰り返し(笑) 自分の中ではとても彼らと重なり、いろいろ思い出してしまう本でした。
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短期集中連載も少し読んでたんだけど、一気に読むとそのパワー、心の動きがとても見やすく、人はその大小は別にして、この狂気と閉塞感は持っていたはずなんだ。成人して働いて、って中で忘れがちなそれを、懐かしいと言う気持ちと自分の奥底に残ったそれを思い出させてくれる。 さくらの唄を思い出す...
短期集中連載も少し読んでたんだけど、一気に読むとそのパワー、心の動きがとても見やすく、人はその大小は別にして、この狂気と閉塞感は持っていたはずなんだ。成人して働いて、って中で忘れがちなそれを、懐かしいと言う気持ちと自分の奥底に残ったそれを思い出させてくれる。 さくらの唄を思い出す。青春だ。そして友。読んでるとグラグラするよ。
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