転落自白 の商品レビュー
問題が顕著になってきている無実の調書でっち上げ問題。日本警察の調書は、あたかも供述者が実際にしゃべっているかのような独白スタイルをとっています。しかし、本人ではなくまさに取調官の作文。盗難被害で調書とられた経験ありますが、なんとも奇妙な文章でした。あれが証拠にあるのが恐ろしい。
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一般に向けられたものですが,「人は無実でも自白する」(つまり,ウソの自白をする),信用性判断の準則だけでは,ウソの自白を見抜くことは難しい(つまり,有罪認定する),ということを心理学的見地,刑事法学的見地から検証・解説しており,非常に勉強になります。刑事法の理念と刑事裁判実務との...
一般に向けられたものですが,「人は無実でも自白する」(つまり,ウソの自白をする),信用性判断の準則だけでは,ウソの自白を見抜くことは難しい(つまり,有罪認定する),ということを心理学的見地,刑事法学的見地から検証・解説しており,非常に勉強になります。刑事法の理念と刑事裁判実務とのギャップ,わが国における冤罪の歴史と原因を余すところなく描写しており,広く広く読まれるべき書です。
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