同期 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まだ若くて青いボンが、事件解決に向けて先輩と組み成長していく話。初めはホントに青かったけど、同期を思い体当たりでぶつかっていくところはその青さ、若さゆえ。年取ったら、できない。そうして少し成長して先輩に少し認められる。いいねえ。そういう職場でありたいと思う。 それでも、宇田川が八十島の所へ行くのは、ちょっと無理があると思う。
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友達が貸してくれた本。続きが気になって一気に読みました。 途中途中で、作者個人の意見と思われる主張がでてくるのには面食らった。二度も、男の嫉妬は女より怖い、と出てきた。そんなに強く言いたいんだなぁと小説を中断して感じてしまった。 August, 2013
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今野敏警察小説初読です。 内容紹介にもあるように、一人の刑事「宇田川」が同期の刑事「蘇我」に命を救われますが、その後蘇我は消息不明になります。彼の消息を尋ね、宇田川は、警察上層部や公安、組織犯罪対策部等々に挑みます。警察と反する日本の暗部の長「八十島」をマークするうちに宇田川は、...
今野敏警察小説初読です。 内容紹介にもあるように、一人の刑事「宇田川」が同期の刑事「蘇我」に命を救われますが、その後蘇我は消息不明になります。彼の消息を尋ね、宇田川は、警察上層部や公安、組織犯罪対策部等々に挑みます。警察と反する日本の暗部の長「八十島」をマークするうちに宇田川は、蘇我の存在を感じるようになりました。 警察を舞台に同期の絆を描いた小説です。 同級生でもなく、友人でもない、特殊な同期の関係をうまく取り入れ、警察の内部確執も見事に描かれていました。 心配事や楽しいことをわけあって新人時代を乗り越えてきた同期は、お互いに特別な思い入れがあります。知人よりもアツく、友人の中でも親友に近い存在なのですね。男性同士ならなおのこと。作家が男性のせいか、やはり「男同士の友情」のようなものを強く感じました。 警察内部での掟や規則など関係なく、ただ「同期を救いたい」という心意気だけで活動する宇田川に魅かれて、あっという間に読み終わりました。やっぱり同期っていいものだ、そんな読後感も残りました。 「宇田川」と「蘇我」。二人の同期の刑事の活躍を又見たいと思っているのは私だけでしょうか。今後の続編、期待したいです。
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一気読み必至。 ホントに面白い。 ただ、ちょっとご都合主義宜しく話が進んでいく部分があるので、★4つ。
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2012/8/11読了。レビュー書いたのに登録できてなかった…orz 面白くて一気に読みました。自分の知らない世界の話。
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同期との絆だったり、先輩や上司との信頼関係だったり、組織の中のしがらみだったりの普遍的なテーマに、先へ先へひっぱるような展開と読みやすい文章。面白くて、あっという間に読んでしまった。映像化しても(脚本がちゃんと書けていれば)面白いのではないかと思った。
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おもしろかった! ちょっと違うけど、よく見ると似た者同士のふたり。そしてよきライバルである同期。素敵な関係^^ GANTZコンビのニノ・マツケンで観たいかも。
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今野敏の新しい警察シリーズ読んでみた。刑事と公安の同期もの。ハラハラ感はあんまりなかったが、警察組織ものとしては面白かった。
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初めての今野敏作品、楽しませていただきました。 警察機構がどうのって所よりも、登場人物の会話が楽しいお話だから、推理しながらじっくり読むよりも、主人公が走って話を進めてくのを一緒になって追っかけていく、くらいでちょうどいい感じ。酒の肴みたいな本。つきだしが不味い店など二度と行か...
初めての今野敏作品、楽しませていただきました。 警察機構がどうのって所よりも、登場人物の会話が楽しいお話だから、推理しながらじっくり読むよりも、主人公が走って話を進めてくのを一緒になって追っかけていく、くらいでちょうどいい感じ。酒の肴みたいな本。つきだしが不味い店など二度と行かないが、このお店はリピートしそう。 難をひとつ挙げるなら、主人公に公安はムリじゃないかなーと思うところかな。
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刑事の宇田川は現場で発砲されるが、突然現れた公安所属で同期の蘇我に救われる。数日後、蘇我は懲戒免職となり消息不明になる。 宇田川は真相を探るが、2つの殺人事件と蘇我の消息不明が重なってゆく中、公安、組対、刑事の組織の壁に捜査が阻まれる。 組織の壁に無力感を感じながら、仲間の支援...
刑事の宇田川は現場で発砲されるが、突然現れた公安所属で同期の蘇我に救われる。数日後、蘇我は懲戒免職となり消息不明になる。 宇田川は真相を探るが、2つの殺人事件と蘇我の消息不明が重なってゆく中、公安、組対、刑事の組織の壁に捜査が阻まれる。 組織の壁に無力感を感じながら、仲間の支援を受け、行動することにより、それを乗り越え、同じ方向・目的に向かうことにより、その壁を取り払っていく。警察官の熱情と同期の絆を熱く描いている。
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