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素数夜曲 の商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2014/06/28

素数の話からフィボナッチ数列、フェルマーの最終定理と、神秘的で気になっていた理論が分かりやすく読みやすく書かれています。高校生の頃読みたかったな。

Posted byブクログ

2017/03/24

数学の女王たる数論についての教科書である。同著者による「素数夜曲・女王の誘惑」の改訂版となっているが、LISPの方言であるSchemeのプログラムによって数論を表現するという話題が大幅に加筆されており、情報系の学生にも興味深い内容となっている。(電子情報学専攻) 配架場所:工2...

数学の女王たる数論についての教科書である。同著者による「素数夜曲・女王の誘惑」の改訂版となっているが、LISPの方言であるSchemeのプログラムによって数論を表現するという話題が大幅に加筆されており、情報系の学生にも興味深い内容となっている。(電子情報学専攻) 配架場所:工2・図書室 請求記号:412:Y86 ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003069649&opkey=B149033358712615&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0

Posted byブクログ

2012/08/23

前半は初等整数論の解説,後半は前半で学んだことを計算機で確認するという趣向. Scheme を使ってプログラムを書くために,Scheme の設計思想や文法についての解説が250ページもある.あまりわかりやすくもなくて,LISP 系の言語が初めての私はここでげんなりしてしまった....

前半は初等整数論の解説,後半は前半で学んだことを計算機で確認するという趣向. Scheme を使ってプログラムを書くために,Scheme の設計思想や文法についての解説が250ページもある.あまりわかりやすくもなくて,LISP 系の言語が初めての私はここでげんなりしてしまった.上手に飛ばし読みをすれば良いのだろう.その苦労の結果できたプログラムでやれることがちょっとしょぼい. 書き方もくせがあって,読み手を選ぶと思う. 私は苦手だ. p.247 の黄金比の連分数展開は間違い.単純連分数の連分数展開は一意的だからこういうことはありえない.右辺の数の正体は Knuth たちの Concrete Mathematics のp.307あたりにのっている.

Posted byブクログ

2012/08/10

数学の棚を見ていたら「(LISPは数学へと再帰する)」だなんて帯に書かれた本があって、思わず手にとった. 「素数夜曲―女王の誘惑 」の改訂版 実際には「素数夜曲」と「女王陛下のLISP」の合作である、みたいなことが 「404 Blog Not Found」 (http://bl...

数学の棚を見ていたら「(LISPは数学へと再帰する)」だなんて帯に書かれた本があって、思わず手にとった. 「素数夜曲―女王の誘惑 」の改訂版 実際には「素数夜曲」と「女王陛下のLISP」の合作である、みたいなことが 「404 Blog Not Found」 (http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51810854.html)で言われていたけど実際そのとおりだった. 前半が「素数夜曲」、整数論について9章からなる講演という形の文章. 後半、ページ数としては半分以上が「女王陛下のLISP」で、Schemeをゼロから学ぶことができる. 前半の整数論は、第4夜(章)くらいまでは中学生でも分かるレベルでナメていたらフェルマーの小定理の辺りから理系大学生のはずの自分でも難しく感じた.丁寧に書かれているので根気よく、というよりも一気に読み通すような気合を見せずにのんびり読むつもりでいればきっと小中学生でも理解はできるんだろう. 後半のSchemeは帯にも書いてあったが「関数型言語の入門書としても最適」だそうで、関数型の理念がたしかに勉強できる.ただSchemeかぁ.Schemeは自分は丁度一年くらい前に学校で習って、たしかにその時は良い言語だと思ったけれど、デフォルトでカリー化してくれるOCamlやらHaskellを知ってしまって、改めてSchemeに触ると(lambda ...)が入れ子になって面倒だなあ.Scheme自体へのディスりになってしまったけど、 付録という形を取った後半「女王陛下のLISP」は付録AからDまでの4つに分割されており、A~Cは所詮Schemeの勉強の為の文章である.最後のDは、 これまた分厚くページ数はA~Cを合わせたのと同等ではなかろうか、内容はSchemeによる数学実験である.これも一気に読むものではないと思う.少しずつ、今日はこれ、明日はこれを試してみよう、と.そういう読み方がいいのではなかろうか.たぶんすぐに飽きてしまう. それと、この本の中で定義された関数があとになって再利用したりするので一度写経したものは保存しておくとよい. これはネタバレだが、タイトルもサブタイトルもパロディだったのですね.元ネタはおそらくコレだろう、と見つけたけれど聞いたこともないものだった. 驚いたのは、Schemeの組み込みにfilterが無かったということ.

Posted byブクログ

2012/08/04

本書の本質とは全く関係ないないが、本文に登場するプログラムはEmacs + Gauche で検証されたものとのこと。タイトルはLISPだがSchemeが使われている。

Posted byブクログ

2019/06/02

[関連リンク] 吉田武先生の『素数夜曲: 女王陛下のLISP』が出ていました - 結城浩のはてな日記: http://d.hatena.ne.jp/hyuki/20120628/book

Posted byブクログ