餓鬼道巡行 の商品レビュー
うーん、真理。 作者特有のふざけた文体だけど、ところどころいいとこつくんだよな。 町田康、またしばらく読んでみよう。
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読み進めるのが苦痛だった。筒井康隆の劣化版と書いたらファンに怒られるか。★は後半の詩に対してのもの、前半のエッセイ風小節?だけなら無星。
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これだけの単純な内容をこれだけひっぱる、これだけに展開する作者の思考は、自由にみえて実はすごい論理的なのだろうなと感じた。面白くて、よみながらニヤニヤしてしまいます。
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詩人であり作家の町田康氏が誘ってくれる『外食』の世界。やはり『言葉の荒法師』の異名を取る町田氏がこういったテーマを扱うと日常的な風景ががらりと変わって見えることは請け合いで、面白かったです。 作家、町田康氏による『食』をテーマにした作品です。町田氏独特の文体である『町田節』に触...
詩人であり作家の町田康氏が誘ってくれる『外食』の世界。やはり『言葉の荒法師』の異名を取る町田氏がこういったテーマを扱うと日常的な風景ががらりと変わって見えることは請け合いで、面白かったです。 作家、町田康氏による『食』をテーマにした作品です。町田氏独特の文体である『町田節』に触れたのは本当に久しぶりのことでしたが、今回もガツンと打ちのめしてくれるものでございました。 物語はというと主人公の『私』は長年辛酸をなめてきて、ことに生活のこととなると、異様なだわりを求める男です。そんな彼が一念発起して自宅を大幅にリフォームします。しかし、それによって台所が使えなくなってしまい、ポットやレンジを使って何とか抗うものの、餓え、飢え、渇きは高まるばかりです。そんな『私』は『外食ちゃん』となって『美味なるもの』を求めて巡業の旅へ…。というのが大まかなところです。 合間合間にはさまれている写真に読みながら郷愁めいたものを刺激されつつ、『私』とこの世界を旅することになった読者としての僕は町田氏が日常的な食材を表現すると、『ここまでになるのか!』という驚きを感じつつも、彼にしかできない表現で綴られており、それに引きずられつつ、有名シェフの裏切り、大衆居酒屋に在る差別。とろろ定食というアート、ラーメン丼に浮かぶ禅…と、普段の生活で仮にそういったことを感じたとしても、決して口にしないであろうな、ということが記されていて、時に口を大きく開けて笑い、時に彼のみに降りかかった居酒屋での理不尽なまでの待遇に 『そうそう、俺もかつてこういう扱いを受けたことがあったっけなぁ』 とある種の共感を覚えてしまいました。 そして、併録されている『美食放埓』は町田氏が『食材』をテーマにした詩集で、彼の奥底からほとばしる『言葉』は日常にありふれているものをここまで昇華させてしまうものなのかというある種の驚きをもちながら読みました。まさにパンクです。
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「東京カレンダー」連載。もうむっちゃくちゃなのだが、それがおもしろい。いま日本でこれだけ自由な文章を書いている人がいるのだろうか。
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台所リフォームのため調理できなくなった作家が、居酒屋、定食屋にラーメン屋と、外食産業に挑む。グルメレポート風の詳細な描写に果てしない妄想を加え、要はいつもの町田節な文章であります。 毎度のことながら、語に対する感性の素晴らしさに参る。その妙を味わえるのは巻末の詩集かな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
素敵で快適な生活をするために思案し、生活感の揮発を根絶するという案に至る。そこで最も生活感を揮発してしまう台所と居間のリフォームをすることにする。 結果、家で食事ができなくなり、レトルト食品なども試したうえで、最終的には外食をすることとなる。 ただ、普通に店に入って食事をすればいいものを、あれこれと思考をこねくりまわし、独特の理論で妄想を爆発させ、わけのわからない世界をダラダラと・・・というとっても町田さんらしい本。 最初は楽しいんだけど、後半はもうどうでもよくなってしまった。 「美食放埒」も自由で突飛すぎる発想力は素晴らしいが、間違っている気がするポエムです。
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「生活」を俗なものときめつけ、適当にやりすごしてきた結果 極度の偏屈に成り果ててひとり 外食をすることもままならなくなってしまった 世間一般ではそういう状態を鬱というのかもしれん しかし町田氏は臆することなく、外食産業へ果敢にアタックしていくのだ
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嘘なのか本当なのか。 たったこれだけのことを、 どれだけ引っ張るのか。 全体に漂う不思議な感じ。 しかしながら、 ちょいちょい笑ってしまう私。 なんだかんだ、 独特の言葉遣いや リズムにのまれて、 ずんずんと 読み進めてしまいました。
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外食すると決めたとき、名店とか有名シェフとか行列ができるとかそういううたい文句に躍らされることも多く、食事を提供してもらうこと以上に、食べる本人が店への極度の気づかいと緊張の中で、メニューを選びとり、味わっているのだなと思いました。必要以上におのれを客観的に見ることを強要されるお...
外食すると決めたとき、名店とか有名シェフとか行列ができるとかそういううたい文句に躍らされることも多く、食事を提供してもらうこと以上に、食べる本人が店への極度の気づかいと緊張の中で、メニューを選びとり、味わっているのだなと思いました。必要以上におのれを客観的に見ることを強要されるお話でした。
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