天下の茶道具、鑑定士・中島の眼 の商品レビュー

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2024/11/17

漫画へうげものの副読本。ただし、古田織部を知らずに漫画を読み始めたひとは、漫画を読了してから読んだ方が良い。 漫画に登場する名器が掲載されていて、戦国の世で愛でられた物が今も現存するということに感動する。 私が一番印象に残ったのは伊達政宗の千鳥だ。わび・さび過ぎず、まさに伊達とい...

漫画へうげものの副読本。ただし、古田織部を知らずに漫画を読み始めたひとは、漫画を読了してから読んだ方が良い。 漫画に登場する名器が掲載されていて、戦国の世で愛でられた物が今も現存するということに感動する。 私が一番印象に残ったのは伊達政宗の千鳥だ。わび・さび過ぎず、まさに伊達という風貌。さらに私は、道具は仕舞い込むより使ってこそ存在価値がある、と思っているので東日本大震災義援茶会に用いられたと知り、例えではなく涙が出た。

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2024/06/20

へうげものがアニメ化され、その時にやってた名品紹介を本にしたもの。なので名品ばかりで、写真とともに中島誠之助の感想や来歴についての解説などが書かれている。中島氏の感想も大袈裟なと思ったりもしたが、これだけの品を間近に手取って見たらそうなるのかなというのも今は納得。

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2023/09/03

今まで全く興味がなかった分野なので、読むこと全てが新たな発見で楽しい。マンガのほうも読んでみたくなった。

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2012/09/30

2012 9/29読了。代官山蔦屋書店で購入。 『へうげもの』アニメ化にあわせて、毎回5分で中島誠之助さんがへうげものにその名物が出てくる/もしくは登場人物にゆかりのある陶器を実際に見聞するコーナーを放送していた、それを書籍化したもの。 一部(おそらく写真掲載許可が出なかった?)...

2012 9/29読了。代官山蔦屋書店で購入。 『へうげもの』アニメ化にあわせて、毎回5分で中島誠之助さんがへうげものにその名物が出てくる/もしくは登場人物にゆかりのある陶器を実際に見聞するコーナーを放送していた、それを書籍化したもの。 一部(おそらく写真掲載許可が出なかった?)のものを除いて、1ページ使った写真+中島誠之助さんの文章、という形で名品がどんどん紹介されていく。 写真は一方の面から見たものしか載ってないんだけど、中島さんの解説はひっくり返したり中を覗いたりした見た目も書かれているので、できればこう・・・3Dモデルでぐりんぐりん回しながら見たりしたい。紙じゃ無理だけど。 『へうげもの』の漫画に出てきたものはもちろん、それ以外もゆかりのある人物がへうげもののビジュアルで頭に浮かぶせいもあってか、どの名品もすごくいいものに見える+面白い! そして中島誠之助の文章がまたすごい。 一歩引いた案内人として紹介したりはしない、陶芸の専門家として名品に対峙した感想がどばどば書かれる。 銘がまだないものにはつけたいといい、すごい一品に会えば同席者がいなければこの場から逃げ出したかも、なんて言ったりも。 中でも「破袋」という"化物"とまで評している陶器の章はすごい。 もともと壊れて破片になった状態で釜から出たものをつなぎ直したシロモノで、さてその破片を釜から出したとき、自分だったらその美を見いだせるか、という自問・・・というか、自分だったらきっと見いだせなかったんじゃないか、という懊悩が書かれる。 あの鑑定団の中島先生ですらそんな風に悩むもの、それを前に小躍りしたり身を乗り出して喜んだ人々がいたという桃山時代の凄みを思い知る話だった。

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