かけら の商品レビュー
日頃私達が何気なく考えてそのまま通り過ぎていくような思考を、丁寧に拾い上げて言葉にしてくれる。青山さんの文章は丸すぎず、尖りすぎず、心地よい。
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『かけら』『欅の部屋』『山猫』、どれも良かったです。 生活というのは終わらない。どんな事が起こっても、逆に何も起こらなくても続いていく。青山さんの文章を読むと心が穏やかになって温かくなる。特別なことは何も起こらない自分の日常の中にも、きっとこういう出来事たちが存在しているのだろう...
『かけら』『欅の部屋』『山猫』、どれも良かったです。 生活というのは終わらない。どんな事が起こっても、逆に何も起こらなくても続いていく。青山さんの文章を読むと心が穏やかになって温かくなる。特別なことは何も起こらない自分の日常の中にも、きっとこういう出来事たちが存在しているのだろうなと思える。
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あぁそういう視線感じたことある、とか自分もこういう顔しちゃう時ある、とかなんか日常生活の「人間」的な部分が色んなところにサラッと描写されてて、結構すきだった。
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親子・恋人・親戚、近しい人同士の何気ない毎日を、ふと覗いてしまったような感じ。特別なことは起こっていないのに興味がかき立てられ興味が尽きずにそれぞれの人達のその後を思わず想像してしまう。
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自身を省みると、さまざまな人との出会いの中で、この人は好きだの嫌いだのはっきりと言えることって少なくて、この人はこういう人だと真に理解し合える関係だのって滅多に構築しないわけで(たとえ家族でも)。3作品いずれもなんとも言えない、微妙な人間関係の変化を描くのだけれど、こういう日々を...
自身を省みると、さまざまな人との出会いの中で、この人は好きだの嫌いだのはっきりと言えることって少なくて、この人はこういう人だと真に理解し合える関係だのって滅多に構築しないわけで(たとえ家族でも)。3作品いずれもなんとも言えない、微妙な人間関係の変化を描くのだけれど、こういう日々を掬い取る作家ってあんまり出会うことがないので新鮮。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
かけらと欅の部屋と山猫という3篇の小説がこの本には入っており、かけらは2009年の川端康成文学賞を最年少で受賞した作品。 どの小説もごくごく普通の日常を淡々と描かれたような作品で重くもなく軽くもなく、気がついたら読み終わっていたという作品でした。 ひとり日和という小説で芥川賞を2007年に受賞しているらしくその本も読んでみようかな。
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『私の家』がすごく良かったので青山七恵さん2作目。この方のごく普通の家族の描き方が好き。 物語よりもその描写を楽しむ感じ。丁寧な文体で読みやすい。 『山猫』が良かった。
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久々に青山七恵さんを読む。 文章は読みやすいし、情景描写が多くあって想像しやすいけれど、それがかえって人の心の良くわからなさを引き立ててる気がします。 なんとなく引っかかってモヤモヤする感じがしみじみわかります。そしてこちらもモヤモヤします。 ここで描かれた彼らの生活は変わらず続...
久々に青山七恵さんを読む。 文章は読みやすいし、情景描写が多くあって想像しやすいけれど、それがかえって人の心の良くわからなさを引き立ててる気がします。 なんとなく引っかかってモヤモヤする感じがしみじみわかります。そしてこちらもモヤモヤします。 ここで描かれた彼らの生活は変わらず続いていくけど、お話の始めと終わりでは確実に何かが変化してる…みたいな、柴崎友香さんの解説はすごく腑に落ちました。これに尽きます。
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時が経てば忘れてしまいそうな出来事だけど そういう小さいことに対する心の機微を描いて、おもしろいなぁってなるのが 小説だよなぁとしみじみしちゃいました! 登場人物の動きが生き生きと感じられる文章がとても好きです。
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2020.05.26 読了 父と娘、元カノを思い出す婚約者、若い夫婦、 可もなく不可もない日常を小説っぽくした感じ。
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