竹島 の商品レビュー

門井慶喜【著】

2023/05/07

面白い!まぁ大体、この著者の書く本で面白くないのに当たったことはないのだけどね。1日で読了。ラストにニヤッとさせられるのが堪らん！

2021/10/14

竹島問題を外交問題として取り上げる。

確かに日本と韓国は仲がいいのかもしれない。

日本と韓国の歴史をもっと学ぶ必要があると感じた

2020/08/25

日本と韓国との間で、両国が領有権を主張する日本海に浮かぶあの竹島。タイトルが気になって読んでみたが、思ったよりもフィクション色が強く、あまりハマらなかった。なんだか扱いが軽い感じがして緊張感がなかった。また登場人物に魅力的な人もいなかった。

2017/03/13

弁が立ち、交渉力抜群の土居健哉は、竹島に関しての記述がある古文書「たけしま一けん」の存在を知る。彼は外務省、そして韓国大使館と交渉し、本を買い取らせようとする。大臣、官僚、韓国そして中国と、それぞれの思惑が交錯する中、本は誰の手に・・・
当初、もう少しシリアスな小説家と思っていたら、完全にエンタメ路線。賭けとか予算委員会とか、それはいくらなんでもと思うようなことが、テンポよく描かれていた。

2014/06/06

　竹島帰属に関する決定的な証拠となる重要な古文書を託された主人公が、外務省、韓国大使館と古文書の引渡しをめぐり交渉する。
　非常に政治的な内容を軽い書き物で、すらすらと読みやすいし、テンポもなかなかいい。終わり方が？？だけど。

2014/03/21

最初から落語を読んでいるかのような感覚に陥った。途中から多少は小説な読み物テイストに変わってはきたが。表現が難しい。つまるかつまらんかと言われれば、つまるんだろうが、次を読みたいか？と言われたら多分、読まないんだろう。

2013/07/02

フィクションなのだが、フィクションに感じられないようなリアルな描写と引き込まれる世界観に圧倒された。ものすごく熱中して読まさったので読む際には十分時間があるときに読んだ方がいいのかもしれなかった。笑

2013/04/16

2013/4 やられた、って感じ。題名から想像した内容とはまったく違っていて、でもエンタメ小説としてとても楽しませてくれました。

2012/11/24

終い弘法の骨董屋で見つけた獅子頭を使って、正月に獅子舞でのひと稼ぎを思いついた２８歳の土居健哉は、坪山という表札のかかった一人住まいの老人と出会う。その坪山老人から、江戸時代に抜け荷の罪で処刑された水主（かこ）の善作が記録した『たけしま一けん』が領土問題を解決する鍵を握ることを知らされた健哉は、外務省・韓国にその資料を売却する代理人を任される。そこに同級生の東大法学部入省六年目のエリート滝井ことみ、外務大臣日下部重吾が絡み物語が展開する。主人公も魅力的だが、脇役たちの人となりもしっかり描写されていて、天才シリーズに匹敵する非常に面白い作品に仕上がっている。

2012/10/02

大変面白かった。
見た目分厚いんだけど、面白くてするするっと読めます。
最初は竹島問題について書かれた本かと思って手にとりましたが、まったくのフィクション。でも現実味がすごくて本当に面白い。まるで和本が本当に存在するかのよう。
結局は竹島問題よりも、和本をめぐっての日(中)韓の争い＋食えない土居健哉のキャラで進んだような話でした。