オモロマンティック・ボム! の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
週刊新潮で連載されていたコラムとのこと.装丁がとってもかわいいので文庫で買った. 日常で気になったことについてあれこれの考え事、という感じだけどその視点はなかった、と思うことも多くてこの人のエッセイはとても好き.今回一番残ってるのは「ピッコン!」という恋人の隠し事になぜだか気づいてしまう、妙な勘についての話.恋人に限らず妙に勘づいてしまうことってよくあるような.
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川上未映子さんのエッセイは初めて読んだけれど、面白く読めました。 時々ムツカシイ〜?こと書いているけれど、ほとんどは普通の日常について。笑えるものから、びっくりしちゃうものまで。 歳が近いこともあってか、すごく親近感を覚える話題も多かった。
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特徴ある文体で、毎度息継ぎを忘れながらその気流に身を任せてしまう。 エッセイでもそれは変わらず。 ただ、今回は独走感より、川上未映子もおんなじ感覚なんだ!と、身近な印象を受けた。
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友達の話を聞いている感覚で読めた。 タクシーの話、すき。 あと、甥っ子さんの言葉が忘れられん。
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川上未映子が週刊新潮に連載していたコラム集。残念ながら川上未映子色が薄い。『わたくし率…』や『乳と卵』に見られたあの過激さや瞬発力がないのだ。日常から非日常に突きぬけないのだ。33歳という年齢のせいなのか、あるいは大手週刊誌への連載が彼女を保守化させてしまったのだろうか。週刊新潮...
川上未映子が週刊新潮に連載していたコラム集。残念ながら川上未映子色が薄い。『わたくし率…』や『乳と卵』に見られたあの過激さや瞬発力がないのだ。日常から非日常に突きぬけないのだ。33歳という年齢のせいなのか、あるいは大手週刊誌への連載が彼女を保守化させてしまったのだろうか。週刊新潮の読者層はよく知らないが、想像するに50~60代男性といったところか。1年後にも継続しているところをみると彼女の連載は好評だったようなのだが、オジサンの読者たちは彼女のコラムをどんなふうに楽しんでいたのだろう。私には不可解である。
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小説もエッセイも、捉えどころのない文体がおもしろい!日本語表現の新たな可能性を感じてわくわくします。内容は大いに共感できるものもあれば、やっぱこの人変わってる…と思うものも。
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サラサラサラと。(カタカナ) 久しぶりのエッセイ、好きだね。 だれかのついったーとかぶろぐとか読むの好きなのと似てるかなあ
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面白いなあ。 そら頭はでかいです、の時のような自閉感は削ぎ落ちて(もっとも、そら頭は人に読ませるために書かれたわけじゃないというし)すっきりとした印象。ちょっと物足りなくはあるが。スピード感は健在、笑った。
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週刊誌に掲載されていた文章。そのためか以前読んだものよりは上澄みな感じがする。まさに瞬間流れている感情。記憶に残ったものは、バレンタインの下りとハムスターイン冷凍庫。
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生きている最中の、あるかどうかもわからないすべての入り口と出口に、面白くてロマンティックがうっかり爆発してしまうような、そんなひとときがあればいいなぁ。
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