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ソーシャルリスク の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2018/10/08

SNSが普及し誰もが利用するようにになる中で、企業はこれに対してどのように接するべきかが問われている。広報やマーケティング活動においては、無視する事ができないメディアにまでなりつつあり、上手に使えば、今までには不可能であった顧客とのコミュニケーションツールとなり得る。しかし、使い...

SNSが普及し誰もが利用するようにになる中で、企業はこれに対してどのように接するべきかが問われている。広報やマーケティング活動においては、無視する事ができないメディアにまでなりつつあり、上手に使えば、今までには不可能であった顧客とのコミュニケーションツールとなり得る。しかし、使い方を少しでも誤れば、炎上し企業の評判を落とし、業績にまで影響を及ぼしかねない。書中では、ワタミの社長の失言、日清食品によるステマ疑惑、長万部町のゆるキャラアカウントによる暴言・暴走・・・など、多数の知られた事例が解説されており、一瞬身が引き締まる思いをする。しかし、だからと言ってSNSへの取り組みに尻込みするのは、その可能性の大きさを考えると勿体ない事であるし、そもそもSNSは避けられない現実として否応にも取り組まざるをえない時代は遅からず来ると考えるべきである。 企業によるSNSの取り組みにはリスクが付きまとうが、リスクはマネージするべきもので、いたずらに恐れるべきものではない。本書でリスクの”火元”として挙げられているのは下の3つだ。 1. 企業の公式アカウントによる不適切な言動 2. 社員や取引先による不適切な言動 3. ユーザー発の企業やその製品、サービスに関する批判 何れにしても、求められるのは検挙かつ誠実であることだ。SNSというバーチャルな場でありながらも、それは実社会と同様の常識が求められているという当たり前の事なのである。

Posted byブクログ

2013/05/06

「ソーシャルメディア炎上事件簿」の続編的な本。こちらも多くの炎上事例が載ってるが事件ファイルというよりは企業及び個人がソーシャルメディア上で失敗をし無いように事例からリスクと運用方法を学ぶという内容。 炎上には至らかった失敗事例も数多く紹介されていて興味深い。

Posted byブクログ

2013/04/13

SNSを利用しているビジネスマン(とも限らないか)であれば読んで損はない書籍だと思います。 GPS機能をONにしているスマホで写した写真にはメタデータとして位置情報が組み込まれており、どこで撮影した写真かがわかる。たとえば、自宅で写した写真をSNSに掲載しただけで、個人の住所がお...

SNSを利用しているビジネスマン(とも限らないか)であれば読んで損はない書籍だと思います。 GPS機能をONにしているスマホで写した写真にはメタデータとして位置情報が組み込まれており、どこで撮影した写真かがわかる。たとえば、自宅で写した写真をSNSに掲載しただけで、個人の住所がおおよそ特定される可能性がある。 改めてSNSとは何かを知り、自身の使い方にリスクは無いかを確認できます。

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2013/01/20

ネットでの有名な炎上事件をまとめた、ただそれだけの本 ネイバーやtogetterに無料でこういうの転がってそうだけど

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2013/01/01

002 「私たちは24時間、スリーエマー(3Mの一員)であるという自覚が求められます」p.22 ブランドの取り扱いp.23

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2012/10/02

管理者の立場から参考になる。SNSを使ったマーケティングは初期投資は少ないがリソースを伴う。丸投げはブランド価値の毀損を招きかねないリスクがある

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2012/09/15

ソーシャルメディアを活用しようとする際に懸念すべきポイントを、過去の実例と共に紹介。 個人の場合は似たような本はあるものの、企業が使用する場合も含めてあるのは新鮮だった。 深い内容ではないものの、マーケティング利用や広報手段としてソーシャルメディアと接触しようとする場合は、一...

ソーシャルメディアを活用しようとする際に懸念すべきポイントを、過去の実例と共に紹介。 個人の場合は似たような本はあるものの、企業が使用する場合も含めてあるのは新鮮だった。 深い内容ではないものの、マーケティング利用や広報手段としてソーシャルメディアと接触しようとする場合は、一度目を通しておくと良いと思う。

Posted byブクログ

2012/08/27

内容が若干ツイッターよりになっている。 リアルタイムに発信する際に特に注意が必要。 この1年でFacebook使う人が増えたなぁと思ったらほんとにすごい増えてた。 2011年3月 13.9% → 2012年4月 34.9%(21ポイント増) そしてmixiの利用率は少し下がって...

内容が若干ツイッターよりになっている。 リアルタイムに発信する際に特に注意が必要。 この1年でFacebook使う人が増えたなぁと思ったらほんとにすごい増えてた。 2011年3月 13.9% → 2012年4月 34.9%(21ポイント増) そしてmixiの利用率は少し下がっている。 ツイッターで登校した内容は、鍵付き設定にしていない限り、またダイレクトメッセージ機能を使わない限り、 フォロワー以外のユーザも見ることができる ツイッターで実名を公開していなくても、アカウント名などから類推されて、 実名登録しているフェイスブックを見つけられる可能性がある 勤務先や出身校など明らかにしていなくても、友人が社名や学校名のリストを作ってそこに分類されれば 所属が判明してしまう 撮影画像には、撮影したカメラの機種や、撮影時刻、設定によっては 撮影した場所の位置情報までが埋め込まれている 企業を巡るソーシャルメディアリスクの”火元”は大きく次の3つに分類できる。 1.企業公式アカウントの不適切な言動 2.アルバイトを含む社員や取引先など関係者発の不適切な言動 3.ネットユーザ発の企業・製品などへの批判 公式アカウントを開設しないで防げるのは1のみ。 1が一番低リスク。2・3は何もしなくても発生しうる。 2.は教育研修で対策。 ツイッターでの批判はツイッターで対応することが一番早く広がり、対応できる。 火消は早く=謝罪用ページの準備をしておく(地味なデザイン、派手な宣伝が映り込まない) 沈黙は対応としてダメ→謝罪にはならない、自粛としては不適切 中の人は代打が聞くように、または複数人で対応し、異動などの影響を受けないようにする。 個性がありすぎると、引き継げない。 ステマと言われないように →関連性の明示を怠らない(例;企業から商品の提供を受けているなら明示する)

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2012/07/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

急速に広がるSNS文化。一昨年くらいまでは、そこそこソーシャルメディアについて理解をしていた人のみが使っていたツールが、あたかも電話のように、誰でも使えることになってしまったことで増大するリスクを、実例をあげて解説。社名や学校名も赤裸々に掲載されているのでかなりドキドキするが、ここで伏せたとしても、検索すればすぐに判明するというネットの怖さ。今一度理解する必要があるとあらためて感じた。

Posted byブクログ

2012/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ソーシャルメディアルール、ソーシャルリスクを、実際の事例とともにうまくまとめてある良書。まだまだtwitterやfacebookにこれから参加してみよう、とか上からなんかやれ、といわれて困っている方々はあまたいるはずで、読みやすいのでオススメです。しかし、ヤラセ行為・ステマに意図する・しないにかかわらず、手を染めちゃってる企業が多いのには、驚きました。確かに成果が欲しいとき、というのはあって手を出したい気持ちは理解できなくもないんですが…。SNSは衆人環視社会なので、必ずバレる、ということを忘れてはいけないんですよね。

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