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どんどん沈む日本をそれでも愛せますか? の商品レビュー

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23件のお客様レビュー

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2015/02/07

ふたりの対談を読んでいるとアドレナリンが湧き出してくるのです。つまり興奮しているのです。「そうだそうだ!もっと言ってくれ!」って感じかな。今日の朝刊に「18歳から選挙権」の見出しが載っていました。これからの日本を考えていくには、まだ時間をたっぷり持った若者こそ、是非政治に関心をも...

ふたりの対談を読んでいるとアドレナリンが湧き出してくるのです。つまり興奮しているのです。「そうだそうだ!もっと言ってくれ!」って感じかな。今日の朝刊に「18歳から選挙権」の見出しが載っていました。これからの日本を考えていくには、まだ時間をたっぷり持った若者こそ、是非政治に関心をもってより望ましい国に変えていけば良いと思います。そのためには、このような本も読むとためになるでしょう。 例によって、気になったフレーズです。「今日本が考えてるのは、国境問題で騒ぐことで、排外主義的な感情をかき立てて、国内のさまざま な問題、矛盾を糊塗するというね、最低レベルの政治的果実だと思う。」「システムがクラッシュするのは、誰も責任を取らないからなんだよ。目の前に危険の兆候が見えても、「これは俺の仕事じゃないから」って放置したり、その場にいない誰かの責任に転嫁するやつばかりになったときにシステムはクラッシュするんだよ。」「貧しいっていうのはさ、お金がないことじゃない。お金の前でよろめいてしまうのが貧しいっていうことだと思うよ。」

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2014/04/17

チェックしてみよう 小熊英二 社会学者 大岡昇平 小説家、評論家、翻訳家 島尾敏雄 小説家 ベネディクト・アンダーソン 政治学者 関川夏央 作家、評論家 青い山脈 鶴見俊輔 評論家、哲学者 養老孟司 平田オリザ 劇作家、演出家 西尾幹二 ドイツ文学者、思想家 小出裕章 原子炉...

チェックしてみよう 小熊英二 社会学者 大岡昇平 小説家、評論家、翻訳家 島尾敏雄 小説家 ベネディクト・アンダーソン 政治学者 関川夏央 作家、評論家 青い山脈 鶴見俊輔 評論家、哲学者 養老孟司 平田オリザ 劇作家、演出家 西尾幹二 ドイツ文学者、思想家 小出裕章 原子炉実験助教授 開沼博 学際情報学博士課程 ジャック・アタリ フランスの経済学者 坂口安吾 作家 堕落論 映画「ミツバチの羽音と回転」「祝の島」 寺田寅彦 ナオミ・クライン カナダのジャーナリスト ジョセフ・スティグリッツ アメリカの経済学者 カズオ・イシグロ 日の名残 スタンダール 赤と黒 中沢新一さんのグリーンアクティブ

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2014/03/25

今回もお二人のルサンチマンが漏れ出ています。 内田先生は外交問題だと 「どこの国のリーダーも立場上言わなければいけないことを言っているだけで、自分の本音は口にできない。その切ない事情をお互いに理解し合う…」 なんて言っておきながら、国内の政治家には手厳しいですね。 でも橋下徹...

今回もお二人のルサンチマンが漏れ出ています。 内田先生は外交問題だと 「どこの国のリーダーも立場上言わなければいけないことを言っているだけで、自分の本音は口にできない。その切ない事情をお互いに理解し合う…」 なんて言っておきながら、国内の政治家には手厳しいですね。 でも橋下徹の言葉には身体性があるから、二人ともけっこう好きってところは面白いでですね。 毎回ですが、無責任な立場から好き放題言ってくださっているので、 そのお気楽さと横柄な語り口に苛立ちながらも、 オルタナティブとして提示される視点はさすがだなと思いました。

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2013/09/21

橋下さんの回がおもしろかったです。高橋さんが橋下さんの本読んでるうちに好きになってきた、という箇所が最高でした。

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2013/09/14

震災の前後の対談集。 「自分が認められている社会がいい社会」というホンネの言葉が印象的だった。 再読したい

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2012/12/19

震災後の日本、原発問題に揺れる日本についての記述が主体。 豊かさだったり、幸せというものを経済成長と同一視してしまうのは勿体ない、オルタナティブというか、国の形の選択肢はいろいろあるのに考えが画一化されてしまうのはこの国で最も不幸な事だ、とこの本を読んで強く感じた。

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2012/10/01

山口県の祝島の原発反対運動と島のお年寄りの暮らしがぶりがオモシロいです。源一郎さんの話を読んでいると橋下市長の著作も読んでみたくなりました。性悪説にたって、世界を罰したい、壊したいところから始まる政治のスタンスがあらわれているようなので。

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2012/09/22

雑誌SIGHT(出版ロッキング・オン)に連載された内田樹と高橋源一郎の対談集を書籍化したもの。 2010年9月尖閣諸島沖で海上保安庁巡視船と中国籍漁船の衝突事件あたりから、東日本大震災、原発事故、野田政権発足あたりまでの政治・社会的出来事を総括しながら、日本の将来について語って...

雑誌SIGHT(出版ロッキング・オン)に連載された内田樹と高橋源一郎の対談集を書籍化したもの。 2010年9月尖閣諸島沖で海上保安庁巡視船と中国籍漁船の衝突事件あたりから、東日本大震災、原発事故、野田政権発足あたりまでの政治・社会的出来事を総括しながら、日本の将来について語っている。 政治家や学者、マスコミが「日本の経済はまだ成長し続ける」「もし、成長しなければ大変なことになる」という幻想に囚われていることに非を唱えつつ、国のシステムのあり方と右肩下がりで沈みゆく日本を如何に生きるかについて、冷静で冗談を交えながらの楽しい会話で、二人の俯瞰した視点の高さや、オルタナティヴと提言の知力に改めて気づかされる。 拡大成長ではなく縮小均衡で何故悪いのか?経済成長し続けなければ、お金がなくなり、本当に不幸になってしまうのだろうか? 沈みゆく日本を愛するためには、社会に横たわる条理を疑い、リアリティのある身体性を持ち、金銭以外で精神的充足感を味わえる生き方を早く見つけることだと理解する。

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2012/08/30

http://staygold1979.blog.fc2.com/blog-entry-311.html

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2012/08/30

身体性が希薄になりイデオロギー中心で、記号的な欲望が渦巻いているということが興味深い。 この私の身体が難しいと感じている、出来るようになるというような実感を大切に生活してゆきたいと思う。 また、ワルモノを特定してつぶして、それでもだめならその陰に隠れてすべてを操っている真のワ...

身体性が希薄になりイデオロギー中心で、記号的な欲望が渦巻いているということが興味深い。 この私の身体が難しいと感じている、出来るようになるというような実感を大切に生活してゆきたいと思う。 また、ワルモノを特定してつぶして、それでもだめならその陰に隠れてすべてを操っている真のワルモノがいると次の標的を探すというサイクルに流れやすい現代の風潮は危険だと思った。

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