いとしい悪魔 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者の作品はたぶん6冊目くらいだけど、強引でシニカルな性格で裕福だけどちょっと粗野な褐色の肌をしたスペインやギリシャの男がよく出て来る印象。 あっ、この雇い主もヒロインに勝手にキスしましたよ! もしかして欧米では言い争いの締めとして、捨て台詞や脅迫のようにキスするのが普通なんですか? スペイン人って晩ご飯食べるの遅くない? 別に会社勤めしてるわけでもなくお屋敷に住んでる貴族の晩ご飯が8時半からとかなんだけど。あ、昼寝してるから夜遅いのかな。 読み終わったー。いつもシニカルなドン・シカトリスがついに自分の思いを吐露する結末にはきゅんとくるけど、この2人と残された家族はどこでどうやって暮らしていくんだ?と思ったり 舞台がスペインだからか、「ゴヤの絵のような」という比喩が出て来たんだけど、いちばん最初に思い浮かんだゴヤが『我が子を食らうサトゥルヌス』だったので、ちょっとわけわからんくなってしまった。
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