落語を聴かなくても人生は生きられる の商品レビュー
落語について方々で書かれた文章のアンソロジー。 どいつもこいつも、捻くれてそうだなぁという感じ。 読む価値があったのは、日比野啓の「金馬・志ん生はなぜセコと言われたか」くらい。 あとは私には全く馴染みのない上方落語の人たちを少し知れたことが収穫。 もう何年かしたらもしかした...
落語について方々で書かれた文章のアンソロジー。 どいつもこいつも、捻くれてそうだなぁという感じ。 読む価値があったのは、日比野啓の「金馬・志ん生はなぜセコと言われたか」くらい。 あとは私には全く馴染みのない上方落語の人たちを少し知れたことが収穫。 もう何年かしたらもしかしたら他のもちゃんと読めるのかもしれない。 昭和の名人や上方にも徐々に手を出していこうと思った。
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落語に関するアンソロジー。文庫オリジナル。 ブログ、ツイッターから論文まで収録されている。多くはエッセイ。 小林信彦が古今亭志ん朝の死を嘆き、都筑道夫が寄席に通った時代を思い出す。田村隆一が立川流一門会のパンフに書いた一文まで紹介されている。立川流の門をくぐった景山民夫の講座体験...
落語に関するアンソロジー。文庫オリジナル。 ブログ、ツイッターから論文まで収録されている。多くはエッセイ。 小林信彦が古今亭志ん朝の死を嘆き、都筑道夫が寄席に通った時代を思い出す。田村隆一が立川流一門会のパンフに書いた一文まで紹介されている。立川流の門をくぐった景山民夫の講座体験や小倉千加子の明石家さんま論、古谷野敦の、斜に構えているというかやっぱり素直と言うべきなのかの落語観ものぞけて、盛りだくさん。全体的な流れは、志ん朝から談志・枝雀まで。久保田万太郎の一文で締め。(あとがきはあるけど) ブログはともかく、ツイッターには違和感。現在の落語ファンの立ち位置がわかる気はするが、それだけ。(歳のせい?)
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