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ビブリア古書堂の事件手帖(3) の商品レビュー

3.9

955件のお客様レビュー

  1. 5つ

    186

  2. 4つ

    429

  3. 3つ

    236

  4. 2つ

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2025/02/07

主人公と栞子の距離が近付くにつれ、栞子の母の過去が少しずつ明らかになっていくのだけれど、妹の文香も母の秘密を握っている。今後の展開が楽しみで早く続きを読みたい。エピローグの「王さまのみみはロバのみみ」がとても意味深。

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2025/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

栞子さんのシリーズ3冊目。相変わらずキャラの掘り下げ方が丁寧で、しかもきちんと本にまつわるエピソードになっている。まさかチェブラーシカが出てくるとは思わなくてびっくりした。結構古い作品だったのか。それから宮沢賢治の春と修羅にまつわる話も面白かった。何度も推敲して色んなバージョンがあるのは知っていたけれど、まさか初版本に自ら手を加えていることは初めて知った。母親に近況を伝えている存在は何となく察しはついたけれど、それがどう今後の展開に絡むのか楽しみである。

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2025/01/29

栞子さんと五浦さんの関係も気になるところですが お母さんのゆくへや お母さんがどんな人なのかが 少しずつわかってきて なんだか怖いような気がしますね。

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2025/01/20

2012年出版。シリーズ第3作。シリーズの本の間で設定が展開されていくのを楽しめるってのは、ある意味で贅沢で有難いことだなぁ。

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2024/12/16

ビブリア古書堂3巻目。 読めないのに本の話を聞きたい五浦と、本の話をする時だけ饒舌な栞子さんの何とも言えない関係性が良いのであって、少しでも恋愛方向に傾こうもんなら続き読むのやめちゃうかもなと思っている私^^; 五浦が栞子さんのことを気になる異性として見ている描写があるとどうして...

ビブリア古書堂3巻目。 読めないのに本の話を聞きたい五浦と、本の話をする時だけ饒舌な栞子さんの何とも言えない関係性が良いのであって、少しでも恋愛方向に傾こうもんなら続き読むのやめちゃうかもなと思っている私^^; 五浦が栞子さんのことを気になる異性として見ている描写があるとどうしてもオイオイヤメロと思わずにはいられないけど、今作は前作よりもそういう描写が気にならないくらい「本」の話が面白くて惹き込まれた✨ そしてやっぱり栞子さんは本の話が流石に上手い。今作に限らずこれまで作中に登場した本で、個人的に興味がなくてまず読まないだろうなって本も栞子さんの説明だと不思議とすんなり入ってきて興味深く感じられたから、私も本を人に薦める時こんな風に伝えられたらいいのになって思う。 特に「チェブラーシュカとなかまたち」が気になった。 機会があったら読んでみたいな^^

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2024/12/16

'24年12月16日、AmazonAudibleで、聴き終えました。シリーズ三作目。 ①と②は、以前に何度か読んでいましたが…本作からは、初めてになります。で… とても、楽しめました! 「プロローグ」、「たんぽぽ娘」、「タヌキとワニと犬~」、「春と修羅」、そして「エ...

'24年12月16日、AmazonAudibleで、聴き終えました。シリーズ三作目。 ①と②は、以前に何度か読んでいましたが…本作からは、初めてになります。で… とても、楽しめました! 「プロローグ」、「たんぽぽ娘」、「タヌキとワニと犬~」、「春と修羅」、そして「エピローグ」…どれも、素晴らしかったಥ⁠‿⁠ಥ でも…中でも一番好きなのは…実は「プロ&エピ」だったりして⟵⁠(⁠๑⁠¯⁠◡⁠¯⁠๑⁠)ハハハ&トホホ! 主人公達が、少しずつ、お母さんに迫っていく…なんかドキドキします。④も、楽しみ♪⁠ヽ⁠(⁠・⁠ˇ⁠∀⁠ˇ⁠・⁠ゞ⁠)

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2024/12/10

「たんぽぽ娘」は読んでみたくなり、図書館に予約してしまった。宮沢賢治のくだりは難しかったな…。 ここまで来たら、全話読破しようと思う。

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2024/11/15

三上延の連作ミステリ作品集『ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~』を読みました。 『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』、『ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~』に続き、三上延の作品です。 -----story--------...

三上延の連作ミステリ作品集『ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~』を読みました。 『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』、『ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~』に続き、三上延の作品です。 -----story------------- ミリオンセラー達成の大人気ビブリオミステリ! 鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連となった賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。 人々は懐かしい本に想いを込める。それらは思いもせぬ人と人の絆を表出させることも。 美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読み取っていき ──。  彼女と無骨な青年店員が、妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない。 あるいはこの二人にも。これは“古書と絆”の物語。 ----------------------- 2012年(平成24年)に刊行された作品……古書に関して並外れた知識を持つが、極度の人見知りである美貌の古本屋店主・篠川栞子が、客が持ち込む古書にまつわる謎を解いていくシリーズ『ビブリア古書堂の事件手帖』の第4作です。  ■プロローグ  『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・Ⅰ  ■第一話 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)  ■第二話  『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』  ■第三話 宮澤賢治『春と修羅』(關根書店)  ■エピローグ  『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・Ⅱ 五浦大輔と篠川栞子の、お互いに不器用で、どこかギクシャクした感じの距離感に好感を持ちながら読みました……ちょっとずつですが、お互いの気持ちが近付いてきた印象ですね。 大輔と栞子は古本業者による交換会に出向き、滝野ブックスの滝野が出品していた絶版文庫に入札するが、僅差でヒトリ書房の井上に落札されてしまう……翌日、絶版文庫から『たんぽぽ娘』がなくなっていることが分かり、ビブリア古書堂に来店した井上は、栞子の私物の『たんぽぽ娘』を盗んだものだと決めつけ、事件が解決するまで預かると本を持ち去るが、栞子は滝野に交換会での出来事を説明し、盗まれた本を取り戻す『第一話 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)』、 大輔と栞子は、坂口しのぶから、子どもの頃に読んだ題名も著者も出版社も分からないがタヌキとワニと犬が出てくる西洋を舞台にした絵本のようなものを探して欲しいと依頼される……その本は栞子にも見当がつかなかったが、ひょうんなことから本が特定され、栞子はしのぶがなぜこの時に子どもの頃の本を求めたかを言い当てる『第二話  『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』』、 栞子は、母・智恵子と同級生だった玉岡聡子から、亡父が所有していた宮沢賢治『春と修羅』の初版本2冊のうち後から入手した状態の悪い本が盗まれので取り返してほしいと依頼される……聡子は、遺言通りに蔵書を父親の母校に寄贈しようしたが、兄夫婦が売却を要求したことから口論となり、2人が去った後に本が無くなっており、栞子は兄夫婦とその息子に会って話し、穏便に本を取り戻す『第三話 宮澤賢治『春と修羅』(關根書店)』、 全篇を通じて、栞子の母・智恵子の影がちらつく展開なのですが、その母に関する『クラクラ日記』に隠された秘密や妹・文香の意外な行動が明らかになる『プロローグ  『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・Ⅰ』と『エピローグ  『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・Ⅱ』、 この先、どうなるんだろう? 気になるところで終わっちゃいました……この続き、気になりますねー 機会があれば続篇を読んでみたいですね。

Posted byブクログ

2024/11/02

今回はそれぞれの親子の絆がテーマでした。 栞子さんのお母さんのことが少しずつ分かるようになってきます。 それにしても、あっという間に読み終わってしまいます。このまま一気に最後まで読めてしまいそうです。

Posted byブクログ

2024/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 第1巻で登場した坂口しのぶが、再びビブリア古書堂に依頼する。しのぶが幼少期に読んだ本を読みたいのだが、タイトルを覚えておらず、栞子たちはキャラクターの特徴をもとにその本を探していく。最終的にチェブラーシカだと判明したが、チェブラーシカの姿は、本とアニメ版で全く異なることがわかる。

Posted byブクログ