流血のサファリ(上) の商品レビュー
南アフリカが舞台の小説はロジャー・スミスの「血のケープタウン」を読んでいたので、苛烈な土地の様子は知っていた。しかし、これはすごい。 主人公レマーは、都会に住むとトラブルを起こしてしまうので、ロクストンといういなかに住んでいる。ときどき入ってくるボディガードの仕事をしている。 ...
南アフリカが舞台の小説はロジャー・スミスの「血のケープタウン」を読んでいたので、苛烈な土地の様子は知っていた。しかし、これはすごい。 主人公レマーは、都会に住むとトラブルを起こしてしまうので、ロクストンといういなかに住んでいる。ときどき入ってくるボディガードの仕事をしている。 今回は、エマ・ルルーというブランド・コンサルタントの護衛を引き受けることになる。上巻を読んだところでは、何か不気味な団体に狙われているという感じで、まったく見当が付かない状態で終わる。 しかもエマは撃たれて、列車から転落して意識不明の重体になってしまう。 それとは別に、環境保全というか、動物保護についてかなりページが割かれている。いろいろと考えさせられる。
Posted by
思った以上にいい。 最初、蛇が出てきた時は放り出そうと思ったけれど。 先の読めない展開もいいが、途中で語られるハゲワシの話とか動物保護、密猟の話が興味深い。
Posted by
- 1